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シン・ウルトラマン 最高の同人映画なSF浪漫

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シン・ウルトラマンをみました。もう公開からひと月経っているということでネタバレ満載の感想をば。




最高の同人映画って感じ★ゼットンの處の変身シーンとかグヮッときました!

長澤まさみが巨大化するのはそれ自体面白かったしオマージュに裏打ちされてるのも流石だなと感じたし、全体的に長澤まさみは好く撮られていたけれども尻ガッ!演出はヲタ臭くていらなかったかな。

ヲタ臭いといえば早見あかりと物理学者の坊ちゃんの演技がイマイチというか何か下手な作りものなわざとらしさが目に付きました。序盤は人間パートが特につまらなくて”もっと怪獣プロレスみせろ!”と不満たまったというか、なんかテンポ自体が悪かった感じ。

だけど怪獣プロレスと外星人(ザラブ・メフィスト)の登場シーンは人間社会が描かれつつも特大ミームもあって非常に面白くて好かった。特にメフィスト戦は実質クライマックスだったなと。

シン・ウルトラマンはカラータイマーがない代わりにボディカラーが変わっていくのだけれどもあれはエネルギー充填状態の演出なのかな?とても好かった。「銀色の巨人」な登場シーンといい、カラーリングも過去作へのオマージュが感じられたし、 ゾフィー(ゾーフィ)のくだりも面白かったけど、ヲタ的な情報量の洪水に呑まれたというか、シン・ゴジラほどの衝撃・神話性はなかったかなぁ。

庵野さんの作品は全体的に「オタク・ユニヴァース」からの引用・オマージュを積み重ねることで作品に歴史性というかヲタ的リアリズムを積み増していく方法論があって、怪獣スーツの使いまわしネタだとか小ネタには事欠かないけれど、そのオタクユニヴァース内のリアティとしての歴史性な粋さと作品単独で単純に面白いかはまた別の話にも感じて。

とはいえ冒頭のシンゴジラをウルトラQと位置付けるなんてのは神々の遊びw また序盤の禍威獣の吼えが映画館に轟いたときに”これは劇場で観れて好かった”と想えました。予告を観て心配していたCGのクオリティに関しては劇場のスクリーンでみると驚くほど気にならなかったというか「虚構VS現実」とも感じたし。また戦費の話はウクライナ侵攻ともリンクして興味が持てたり。

禍特対は物凄い凝縮された早口台詞劇で全部は聞き取れなかったけど、プランク長さの「プランク」とか理系ワードが鏤められて、外星人とのファーストコンタクトモノでもあるし、これが入口となってSFの扉を開く少年がいたら樋口さん・庵野さんの勝利でしょう。(今回シンウルトラマンが「ジュワッ!」と言わないのはウルトラマン(リピア)自身も外星人である知的生命体なことを打ち出しているのだと想)。

個人的に想ったのがシンゴジでも「この国は愛されている」みたいな台詞があって、今回シンウルトラマンもウルトラマンが人間を愛する話だし、庵野さんの中で「愛される」ってのはシン・シリーズを通しての一つの大きな要素なのかもなと。ここはバランスを崩すとナルシズムに陥る危険性もあるけど。その上で石ノ森原作だと日本政府が悪の黒幕である仮面ライダーはどう仕上げてくるのかは今までの個々の官僚については礼賛な描写からも気になるところでした。シン・仮面ライダーも出来ることなら劇場で観たい!コロナ禍、退治されてくれ!

※おまけ ムービルでたところにあるEVAパチ屋店頭のアダムバルーン
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by wavesll | 2022-06-16 00:03 | 映画 | Comments(0)
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