前々から気になっていたポルトガルのジャズシンガーの、アントニオ・ロウレイロがプロデュースした盤の一曲がTokyo Moonでかかって、”あぁやっぱりこれは素晴らしい”となって。この涼感が蒸し暑い時季には快い調べと成りますね。
アントニオ・ロウレイロは自身でも素晴らしいドラマー/シンガー/マルチプレイヤーですが近年はプロデュースでも名盤を続出させていて。ウルグアイのNair Mirabratをプロデュースした作品も素晴らしかったですね
本作はさらにアントニオ・ロウレイロに加えてアレシャンドリ・アンドレスなどのミナス勢が参加して、現在進行形のブラジル音楽が好きな方には間違いない奴。そして勿論Manuel Lihares自身のシンガーでありソングライターとしての能力も非常に高くて。”あぁ、イマのポルトの街ではこんなポルトガル・ジャズが鳴っているのか”と心に浸透していく深度のある歌と楽器たちの響き。
現在の世は騒がしい、深いな怨嗟や喧しいノイズにあふれていて、そんな所にこうした、優しい光が射してくるような音は心に心地よい凪をもたらしてくれる刺激となりますね。