
ビートルズを聴いてきた2022上半期、遂に『Let it be』を聴きました。
実際のレコーディングは『Abbey Road』の前の、『Get Back』に収められたセッションのもの。これが一旦お蔵入りとなり、後にフィル・スペクターの編集で『Let it be』として世に出たのでした。
故にあれだけレコーディングの際に繰り返しやっていた「Don't let me down」は収録されず、セッション後に出たシングル「Get Back」のB面になったりしています。
ただ、よくこのアルバムはフィル・スペクターのオーヴァープロデュースだとDisられますが、一聴してみるとSession素材からつくったからか非常に生々しい音像で。こうした彼らの果てやセッションの様子を知ると、終わりの風が吹いている詫び錆びと心打つメロディのケミストリーが心を打ち今更ながらも”ビートルズスゲェ”と心震えました。
またDisc2はモロにGet Back SessionなTakeたちが素の味付けで収められていて、『Let it be Naked』が好きな人もかなり満足かも。「Let it be」の時に「Please Please Me」の一節が入ったりファンにはたまらない内容が収められていて。またこの50周年記念盤シリーズで毎回言っているのですが、これくらいラフな音像の方が逆に時代を超えてもフレッシュに聴こえたりもしますね。いやー、えがったなぁ。