Trailer: Onegin
シュッツトガルト・バレエの看板作品でもある『オネーギン』を観ました。
19世紀前半のロシアを舞台に、恋に恋する少女であったタチアーナと、占いで未来の恋人だと出たオネーギンとの愛憎模様を描いたバレエ。
タチアーナの夢にオネーギンが出てくる際の鏡的なダンス演出が面白かったのと、結局はクズ男に幻想的に熱を上げても、現実的に幸せにしてくれる男の方がいいんだよという教育的な効果のある物語が、まるで2hドラマをみるような安定感でヘヴィでなくさらりとみれて好かったです。
私自身は少女漫画とか全然読まないのですが、少女漫画的な恋に恋する感じとかをこうして楽しめるのはなかなか好かった観劇体験でした。