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ジャン=リュック・ゴダール『イメージの本』(2018)インスタのストーリーのように過去の様々なイメージの細切れをゴダールの美意識で編んだ映画

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ゴダールの『イメージの本』をみました。

パゾリーニの映画や、様々な絵画、音楽、文章がサンプリングされて次々と切り替わり流れていく様は、みていて感覚がまるでインスタのストーリーをタップしていくような速度感で。

と同時に全体を統べるのはゴダールの美意識。非常にVIVIDに明度彩度を増した劇的な映像にナレーションが入って。わけがわからないけれどかっこいい。でもこれが許されるのはゴダールだからだろうなと。これを何のネームバリューも無い人が出して来たら『イグジットスルーザギフトショップ』の彼みたいにボロクソに貶されそうw

深夜の環境映像が本当に上質になった感もあって。突き抜けたクールさは、ちょっと20sのモードからはまた違う感も出てきていますが、めちゃくちゃかっこいい映画でしたね。

by wavesll | 2023-09-12 05:43 | 映画 | Comments(0)
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