橋の下世界音楽祭 2012 ドキュメンタリー タートルアイランド soulbeatasia
今年蔵王で遊睦民祭という新しいフェスティバルが開かれて。これは橋の下世界音楽祭のプレゼンツということで。
橋の下音楽祭といえば豊田市の豊田大橋の下で行われる憧れのフリーフェス、この遊睦民祭のラインナップをみても日本の伝統と革新が坩堝になっていて、また面白いものが始まったなと。
で、改めて”そういえば橋の下音楽祭ってどういうものなのだろう?"と想った時に、Youtubeに橋の下音楽祭の初回、2012年のフェス立ち上げを追った地元ケーブルテレビの番組がULされていて。
Turtle Islandの永山愛樹さんが企画書や防災対策を夜なべして資料作成し、行政に掛け合い、この日本の民話でも重要なトポスとして取り上げられる「橋の下」を舞台にしたフェスをつくりあげたのか。かなりその裏の折衝なんかも撮影されていて、フェスづくりドキュメンタリーとしても見ごたえがありました。
さらに20分くらいから始まるTurtle Islandのライヴが篠笛なんかも入った祭囃子ファンクロックといった感じでめっちゃくちゃな盛り上がりをみせていて。Apple Musicにも『LIVE IN TURTLE ISLAND』というライヴ盤があってこれも物凄く良くて、ソウルフラワーユニオンとか渋さ知らずオーケストラとか好きな人にはどんぴしゃな感じ。これはコロナ禍明けにはライヴでもみくちゃになりながら楽しみたいなぁと想いました。
近年はNueva民謡シーンとでもいうような盛り上がりがありますが、その中でもずっと前からこうしてタートルアイランドが素地を作っていたのだなぁと。このバイタリティは爪の垢を煎じて飲みたいです。