Masicka – Generation of Kings DancehallのスーパースターがDef Jamから放つクールな昏さのあるBlack Music from Jamaica

Masicka – Generation of Kings (Full Album)

Mighty Crownが2023年末で番組リタイアするBayside Reggae LoungeでこのMasickaの楽曲をかけて。これはクールですね。

いわゆるレゲエをがっつり出した音は、それこそボブ・マーリーくらいしかよくわからないのですが、こういうクールな昏さのある音はかなり好きですね。Chronixx以来の大好きになったアーティストかも。それこそMasickaはこのアルバムでボブ・マーリー＆ザ・ウェイラーズの『レジェンド』コンピレーションを抜き米国のiTunesとアップル・ミュージックの両方のレゲエ・アルバム・チャートで1位を獲得したそう。

三十路も終わりに近づく年齢ですが、近年齢を重ねるごとにReggae的な音、ダンスホールであったりダブであったりに惹かれる感覚があって。どちらかというとがっつりレゲエというよりもこの『Generation of Kings』のように50centのバイブスやR&BやAflobeatを抱合したマージナルな音がスウィートスポットですが、躰がこういう波動が浸透するようになってきたのかなぁなんて思ったり、或いは近年の米国のラテンブームと共にこういう音に今の時代性ってあったりするものかななんて思いますね。