
横浜、そして日本を代表するサウンド、Mighty Crownがフェアウェルに大花火として打ち上げたFar East Reggae Cruiseという超デカイクルーズによるスペシャルなレゲエ船旅、これは今年のライヴ企画の中でも突き抜けたイベントで、超気になっていたのですが、Abemaで特番が放送されて。何と6h!M-1の裏に於いて”これは見逃せない”とがっつりみました。
世界最大級の豪華客船MSCベリッシマを舞台に横浜から韓国・済州島、そして熊本に寄りながら過ごす5泊6日のレゲエクルーズ。船内では毎日そこかしこでLIVEが開かれ、音楽パーティー三昧の日々を過ごせる上に飲食はオールインクルーシヴだし船内にはジムやカジノ、プールになんでもありという夢のような企画!
Abemaでは前半2hがこのクルーズのドキュメンタリーで、後半4hがこの船旅で演ったライヴ映像。
今年の夏に開かれた此のFar East Reggae Cruise、参加者のTweetやFM Yokohama Bayside Reggae Loungeのトークでその素晴らしさが語られてたのは聴いていたのですが、実際にこうして映像をみると、”こっの船がまずはスゲーし、ただでさえ海外旅行ってテンション上がるのにこんな至れり尽くせり音楽の楽園な5泊6日って楽しいことしか起きないよな!”とDREAMを感じて。
中では日本やジャマイカのアーティストがライヴして、さらにはMighty Crown率いるチーム日本とチームワールドによるサウンドクラッシュバトル、さらには白い衣服のドレスコードによるDJパーティーに、船内のBGMは全部Mighty CrownファミリーによるMixともう最高っしたね!
ドキュメンタリーで語られる裏舞台では、ジャマイカンアーティストで来れないバンドがあったり、雨で野外ステージが使えない日があったり、Mighty Crownは鉄火場な日々を過ごして。この夢のような日々をつくるにはそりゃ大変だよなぁと。
LIVEではCHINOやT.O.K、FREDDIE MCGREGOR、RUFF KUTT BANDにRORY STONE LOVEなどのジャマイカ本場の音が鳴って。「Money 2 Burn」なんかにも食らったし、まさかの君が代とジャマイカのナショナルアンセムとさらには上を向いて歩こうが回されたり!
そしてJ-REXXXやPAPA BやDOZAN11にFIRE BALLなど日本のレゲエアーティストたちに、さらにはANARCHYがかましたりRHYMESTERとZEEBRAが「Once Again」やったりモンパチのKIYOSAKUが「あなたに」や「小さな恋の歌」をレゲエヴァージョンで披露したり、横山剣さんがMighty Crown仕様の「タイガーアンドドラゴン」を謳い上げたり、HAN-KUNの曲も沁みたり。
想えばMighty Crownを始めてみたのは彼らがChronixxを招聘した時、”え!?レゲエのDeeJayってこんなに喋って煽ってくるのか!?”と衝撃を受けて。
サウンドクラッシュでは相手を音楽でKILLするけど、本当の意味でピースが在るからこそのカルチャー、このポジティヴな攻撃性、最高なんだよなぁ!
このミュージッククルーズ、クルーズ業界にとっては客層がありえない程若い層を惹きつけて、2023年のクルーズオブザイヤーにもなったとか。ほんと素晴らしい扉が開きましたね。Mighty Crown、またふらっと満を持してカムバックしてこのドリームタイムを鳴らしてくれよ!ブチアゲようぜ!ヤーマン!