Arema Aregaはエチオピア人の父とキューバ人の母の元ソヴィエトで生まれたというマルチカルチュラルなコンポーザー/ヴィジュアルアーティスト。
この「El Dinero」はSon, Changüí, Pilón, Bolero, Rumba, Cha cha cha, Mambo, Mozambique, Danzónといったキューバ音楽と Reggae, Hip hop, KizombaそしてCumbiaという中南米音楽ををジャイルス・ピーターソンとの仕事で非常に現代的なビート感のある音楽として表現していて、Tokyo Moonで聴いてひと聴き惚れしました。
10s、20sの潮流として伝統音楽に対してビートミュージック的なアプローチでプレゼンテーションする作品が増えていますが、ホントに面白いものが出現してきますね。そういう感性の最中にジャイルスの名は本当によく見かけて、良質な音楽を届けてくれて嬉しいです。