Nekfeu - Nekketsu (feat. Crystal Kay)
先日世界サブカルチャー史シーズン4HIP HOP回を観た際に「もっとラップフランセとか取り上げて欲しかった」と呟いたところ小林雅明さんから氏のSpotifyの「Rap Bandit - R」のラップ・フランセの歴史特集回(
前編・
後編)と物議をかもしつつ耳目を集めるラッパー、
フリーズ・コルレオンを扱った回をお教えいただき”なるほどこういう大きな潮流があったのか”と膝を打って。
で、その中で紹介されていた音源で、フランスのイケメンなラッパー、Nekfeuがなぜかクリスタル・ケイとコラボした楽曲を知って。
これがね、結構面白くてw
「交差するエキゾな視線」とでもいうか、私のような日本人側から聴くとラップフランセ独特の聲の発音質感やフロウが面白い一方でクリスタル・ケイの日本語のコーラスはそこまででもなかったり。でもApple MuiscだとNekfeuの全楽曲の中で2番目にこの「Nekketsu」は聴かれていて。これはフランスのリスナーたちにとっては日本語の歌がエキゾに魅力的に感じたのではないかと。
この双方向からのエキゾへの視線が、日仏の間にジャポニズムの昔からあるよなぁと色々と感じさせられて。
あとアルバムを通して聴いてもやっぱりラップ部分に関してもこのラス曲である「Nekketsu」が面白かったですね。
Wargasm - Circle Pitもそうですが、アニメ・マンガの影響もあってか、「日本語の歌」ってイマちょっとした鉱脈に海外の方でなっているのかもしれませんね。昔はJ-POPとかにいやに英語の歌詞が入るのが気恥ずかしい気もしたものですが、なんか隔世の感覚があるなぁと想いました。