特に17分超の長曲である1曲目の「Festival Rock / Use the Bridge」はかなりいかしてる。こういうのが客入れBGMとかでかかってたらそのアクトの音楽性に期待しちゃう感じ。
2曲目「Catalyst」も南米っぽい謡が入りながら独特な渋みというかこれが欧州大陸ぽさ?な風合いがあるジャズロックが展開されて、この後に狂乱が起きるのを期待してしまうラウンジ・ミュージックとでもいうか。そして3曲目「Fog in Rossert」も極渋な欧州南米ジャズが爪弾き吹かれて。心地を高めてくれる好きな感じの盤でした。