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JUDE HIGH JACK TOUR (2002.07.21 赤坂ブリッツ)がアラフォーのイマ聴くと凄い好い

JUDE 【LIVE】 HIGH JACK TOUR (FULL)(2002.07.21 赤坂ブリッツ)
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JUDE、ベンジーがBlankey Jet City解散後にSherbetsと同時並行で演っていたバンド。彼らのライヴ映像がYoutubeにあって、これがとてもいい!

正直リアルタイムの時はやっぱり”ブランキーとは違う…”という思いや、ブランキーの楽曲も演奏することに対する靄りがあったのですが、あれから20年以上が経ち、いい意味でBJCが風化したイマに聴くと"JUDE滅茶苦茶いいじゃないか!"となって。

これはもしかすると私の年齢もあるかもしれません。
個人的な持論で、「そのミュージシャンの当時の年齢と同じ年頃になった時、バイオリズムが合うというか、とても好く聴こえる」というものがあって。
それはこれまでMiles Davis「Kind of Blue」椎名林檎『平成風俗』でも感じたことで。

このライヴは2002年で、ベンジーは当時38才、今私は39才で、今の自分の躰でこの音を聴くと、アラフォーのベンジーが何を鳴らしたかったのかというテイストが少し理解できるというか、当時はブランキーの幻影を追ってこのサウンドの価値を十二分には聴けていなかったけど、今聞くと池畑さんのドラムとか、この連続打なラッシュな感覚とかがスゲーいいというか。一種ハードさと軽やかさが同居している感じが凄く體に馴染むんですよね。

先を生きる人として、これからの人生の時々に於いて、ベンジーがこの20年間に発表してきた音源が並走してくれる感覚もあるかもと想うと、とても愉しく快い心地をベンジーが呉れた気がしました。

by wavesll | 2024-01-31 22:09 | Sound Gem | Comments(0)
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