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マオリの宇多田やマオリメタル、マオリインディーロック、ハカ・ゴスペル的なニュージーランドの音楽4撰

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私は旅先でレコ屋を探して旅Digすることも多いのですが、近年はサブスクの影響かCDショップがめっきりみなくなったりして。

そんな時に旅で音楽Digするときの水脈が、飛行機の機内システムの音楽コーナー。

今回、NZ旅行をした際に利用したエアニュージーランドでは音楽が非常に充実していて、南太平洋の島嶼の音楽なんかも聴けたのですが、ニュージーランドの音楽としてマオリ語で歌われる音楽なんかも大変沢山あって楽しくて。

NZのホテルではMTVはみれなかったのですが、深夜に音楽コーナーなんかもあって、さらに色々と聴くことが出来て。

自分の辺境音楽趣味も南米や中東、アフリカ、南アジア、欧州なんかは聴いていたけれど、南太平洋の音楽シーン、さらにはNZの音楽はすっごく新鮮で面白くて。真新しい鉱脈をみつけたFRESHさがありました。

今日はそんな中から4枚をシェア。


Huia - Āio (bandcamp)
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Huiaはマオリ語と英語のバイリンガルミュージシャンで、この 『Āio』というEPではマオリ・アヴァンポップとでもいうような音像を鳴らしていて。さらに別のシングルの「Marama La Luna」なんか声質もあって宇多田ヒカル的にも聴こえたり。こんな歌手がいるとはレベル高い!


Alien Weaponry - Tū (bandcamp)
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Alien Weaponryは3ピースメタルバンドで、この『Tū』ではマオリメタルとでもいうような音塊をぶちかましてくれてます。BloodywoodThe Huに次いで民族系メタルバンドとしてFujirockが招聘しそう◎ Bandcampでは数曲しか聞けず、Youtubeでもなんか聴けなかったのですがApple Musicにはアルバムがあったので聴くことが出来ました。


SoccerPractise - Te Pō (bandcamp)
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オークランドのバンドSoccerpractiseによるこのマオリ語と英語が入り混じって歌われる盤は良質なインディーロックという感じで、こんなんサマソニのソニックステージとかでみたい感じ。

NZでは完全に米国や豪州の白人的な音楽シーンの中に在って、オークランドで普通にTHE NATIONALやPEARL JAMのライヴなんかもあって、向こうの音楽的な感性が育まれててレベル高い感じしました。


Te Matatini - Herenga Waka Herenga Tangata (Youtube)
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Te Matatini Finals 2023 | Eden Park, Auckland, New Zealand

Chat GPT4によると

Te Matatiniは、ニュージーランド全土からカパハカ(伝統的なマオリ文化の演芸)のパフォーマーが集まる全国的なイベントであり、競技会です。Te Mataは「顔」を意味し、tiniは「多くの」を意味するため、Te Matatiniの意味は「多くの顔」です

この祭りはニュージーランドのさまざまな地域で2年ごとに開催されており、マオリ文化とカパハカのティカンガ(慣習)を促進する上で非常に重要な役割を果たしており、最大で約30,000人の参加者と観客を魅了しています

カパハカのパフォーマンスはさまざまなディシプリンから成り立っており、各チームは25分間のパフォーマンスで以下の6つのディシプリンを完璧にこなす必要があります:

1.ワカエケ(振り付け入場)
2. モテアテア(伝統的な詠唱)
3. ポイ(ロープの先に軽いボールを振る)
4. ワイアタアリンガ(アクションソング)
5. ハカ
6. ワカワテア(退場)

とのこと。この動画は音が小さめなので、その上のアルバム音源が音としてはオススメ。

ライヴ動画ではワカエケなのかな?冒頭はちょっとそんなでもないのですが、序盤が終わるとハカ・ゴスペルとでもいうような、民族舞台、少し演劇的な感じもする素晴らしい強度のあるステージが展開されて!こーれヤバかったなぁ!

南太平洋やオセアニアにこんなにも素晴らしく面白い音楽の大鉱脈があったとは。完全に予想外で、すっごく嬉しいサプライズでした。

by wavesll | 2024-02-23 12:00 | Sound Gem | Comments(0)
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