











片平ゆふ子さんの京橋のギャラリイKでの個展を観てきました
片平さんはSNSなどで拝見して注目している画家さんで、油絵なのですが、樹脂?を使うことでまるで
鏡の様に映りこみが起きる画を描かれていて。これは実際に現地で体験すると凄くわかります
在廊されていた片平さんとお話をさせていただけて。この人間の顔がいくつも繋がっている、まるで夢の中のダークな景色のような絵画は、受精卵から身体が発生していく時に眼の後に鼻が出来たりする過程をその連続する映像を一枚の絵として落とし込んだものだそうで。そういうお話を聞くとヤギの画もクローン羊なんかも想起したりしましたね。六角形の画は灰色の縞々にみえるところも黒く塗っていて、錯視なのだそうです。
この展覧会では白い壁に黒い背景の画がかけられていて、まるで宇宙船の中のような風合いにも感じたりこの鏡な油絵のマチエールがちょっと三次元的な、あるいは七宝のような感覚も味わったり。8/2(土)まで開催なので是非生でご覧になっていただきたいです◎