Jimmy Smith - The Cat (Album Playlist on Youtube)
あ!?この曲ジミー・スミスのだったの!?とラジオ名盤アワーを聴いててなって。
ジミー・スミスと言えばオルガン・ジャズの第一人者で大学時代にクラブジャズから掘ってった時に
『Root Down』とかに嵌ったなぁと想うのですが、このTVなんかでもよくSEやBGMに使われるこの曲がジミー・スミスだったとはなぁ。
と、想ったら元々のオリジナルは
アラン・ドロン主演映画 『危険がいっぱい』のテーマ曲だったそうで、これはその"The Cat"のカヴァー。確かにオルガンがバリバリ効いたよりパワフルにマッシヴな音像になってますね。このアルバムは『危険がいっぱい』のコンポーザーのLalo Schifrinもアレンジと指揮をしているそう。
このラロ・シフリンのビッグバンドアレンジがアルバム全編に効いており、この金管隊
Bernie Glow, Ernie Royal, Snooky Young, Jimmy Maxwell, Marky Markowitz, Thad Jones – Trumpet
Bill Correa, Earl Chapin, Jim Buffington, Ray Alonge – French Horn
Jimmy Cleveland, Urbie Green – Trombone
Tony Studd – Bass Trombone
Don Butterfield – Tuba
の存在も大変なる華をこの盤に与えていますね!
クラシックなんかを聴くときの楽しみの一つに”あ!この曲ってこういうタイトルだったのか”というのがあるのですが、TVのジングルなんかのDigも愉しいですね。それもDigろうと意気込んで探すというより、ラジオを聴いててふらっと出会うこの感じがまたプライスレスですね。