
いま急速にその存在感を増しているインドネシアの音楽シーンからまた凄いのがやってきた!
SSWでありコンポーザーであるPeni Candra Riniはジャワの音楽スタイルと西洋の音楽スタイルを昇華した独自の音世界を鳴らしていて。
この記事のタイトルには便宜上「インディーロック」と記しましたが、実際はガムランなども大きくフィーチャーされて伝統的な歌唱流儀なんかが見事に現代的なポピュラーミュージックとしてハイブリッドしていて正直これは全く新しい音楽ジャンルが爆誕しているのではという感じ
日本の地にいる者からすると非常にアヴァンにも聴こえたりしつつ、この大きな奔流から生まれた感のある音楽性は、ある意味で王道の横綱相撲にも感じて
2.76億人の人口を擁し、ASEANの盟主でもあるインドネシア。ヌサンタラという遷都計画が進んでいる昇り龍の国、面白い音楽が生まれないワケないですね。そんな彼女のアルバムの冒頭が
「Urashima Taro」でアジアのシーンの中で日本文化がプレゼンスを示せるのは嬉しく想ったり
と、同時にまさにイマ勃興しつつあるアジアの音楽シーンをさらにさらに追いかけたくなりました。