Hania Rani - Nostalgia ポーランドのポストクラシカルの才媛

Hania Rani - Nostalgia (Youtube)

Hania Rani live at Invalides in Paris, France for Cercle

ハニャ・ラニさんはポーランドのポストクラシカルなど領域を横断する音楽家で、彼女の『Nostalgia』というワルシャワとロンドンでのライヴを収めたライヴ盤は私が聴いているラジオ番組各所でこぞって紹介されて。

彼女のスタイルはジャズというにも違うし、アンビエントよりもより熱を感じつつもやっぱりクラシカルな感じがあり、ポストクラシカルというのが適切な表現かなと思いつつも、アンビエントやニューエイジ的なジャズとして聴けないことも無かったり、「Don't Break My Heart (Live at Studio 1, Warsaw)」のような歌モノもあったりして、そのマージナルなところが魅力ですね。

ふわりとしているようで、心に芯ある音で、そのミステリアスな雰囲気が”より理解したい”と惹きつけるところがあるし、やっぱり総体として聴きやすく聴き心地が好いところも魅力ですね。

個人的には私が聴いてるラジオでのヘビロテぶりでは、今年の二大巨頭がHania Raniさんとパキスタンのシンガー・Arooj Aftabさんでした。いまは全球的に才人がどんどんフィーチャーされるいい時代になりましたね。