
もう一つ買ってきたのがタージマハルの写真集。こういうの物乞いの人が売ってて、内容は好かったり済んだけど一つ買うとわらわら集まってきてしまうのだがガイドさんが公認の人をバス車内に招いて売ってくれて。100ルピー。

で、期待していたのが満月のタージマハルで。タージマハルに限らずインドの観光施設は大体日没で閉場になるのだが、タージマハルは満月の夜は営業していて。
これ、みたかった。

インドを回遊する中で、頭の中に鳴り響いていたのはソウル・フラワー・ユニオンの「満月の夕」だった。
「飼い主をなくした柴が同胞とじゃれながら車道をゆく」というのがキーになって野良が多いインドの光景から想起して。
インドは実質6日もいなかったしベタ中のベタをさらっただけだから表面しか知らないし、かぶれるには余りにも強烈で特に交通事情のカオスとゴミの散乱と貧困を目の当たりにすると“日本よりインドがいい”と言うのは難しいが、なんつか莫大なエナジーは間違いなくある。
逆に横浜に帰ってきて、朝の通勤時に”まるでガンジス川の様に閑かじゃないか”と想ったり。インドはクラクションの嵐だったからなぁ。日本の瞑想的情景にインドに行くことで気づいたり。
解き放て命で笑え、満月の夕 ー Soul Flower Union