「今年の時代の音楽の潮流・激熱なところを挙げる」と大上段にぶちあげた本年、どうなることやら
次のテーマは
2. Global Rap
いまや若者の全球的な共通言語となっているHIP HOP。個人的なグローバル音楽好きの立場としては、いわゆるオーセンティックなU.S.のHIPHOP本流というよりも、それよりも世界の国の言葉、地域言語が持つ言語自体のフロウの面白さが、逆にトライブのコミュニケーションとしてのラップの面白さを感じさせられて。音楽として聴いたときに物凄い化学反応を生んでいる気がするんですよね。
そして、リリックという点で最も、ラップに限らずに本年聴いた音楽の中で最も食らったのはDAOKOのFTSでした。SNSとか電子的なふわつきの中で実社会で地に足をつけるというか、実際に意味ある事って何?という問いかけは今の時代に最もカウンターを浴びせるコトバなのではないかなと想いました。