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令和6年の愛聴音楽暦 6. 欧州 移民と電子そして伝統の織り成す多文化な現代の最先端






この年ベス(といえるのかw?)もいよいよ佳境、遂に欧州。

グローバルジャズ・ファンクに於いて「音楽のジャンルは融解している」と書きましたが、今や国境ももうあってないようなものという状態が音楽の世界では起きていて。

東南アジアなんかでも国境を越えたコラボレーションはありましたが、ヨーロッパにおいてはそもそも移民を大量に入れたことによって地場の音楽自体がかなりミクスチャーな状況になっているというか、治安とか色々な問題は抱えつつも、こと音楽に関しては多文化主義は大変な果実を生んでいて。

もう音楽家の視野からして全然違うというか、アフリカとの繋がりも勿論欧州はありますし、音楽を聴いているだけですが、彼の地の一般的な感覚って、この日本の島国根性とは全然違う地点にあるのだろうなと推察させられる気持ちになります。

と、同時にグローバル化が進むと、民俗的なオリジナリティにも目線が向けられて、そちらでも大いなる全球的なトレンドを欧州の音楽感性が生んでいる気がしますね。

そしてAna Lua Caianoなどが顕著なんですが、エレクトロニクスな民俗ポップというのが多分イマの音楽の最先端の辺りなんじゃないかなぁと想いますね。















このラインナップ、聴いていただけたら、上に書いた私の感想も得心していただけるのではないかなと想います。



by wavesll | 2024-12-31 12:58 | Sound Gem | Comments(0)
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