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伝説巨神イデオン 接触編/発動編 エヴァってシン・イデオンじゃないか…!

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イマYoutubeでイデオンの映画が1/5まで公開されていて。

イデオン、そもそもの出会いは『GTO』の中でオタ知識ネタとして取り上げられてたセリフからかな?相当なカルトみを当時から感じ、いつかみてみたいと思っていたのですが今回初めてみることが出来て。

いや、どんなヤク食ったらこんなイカレたのつくれんだよw

物語はソロ星に入植した地球人とバッフ・クラン軍との戦争であり、ソロ星に入植していた人々が探査していた「第6文明人の遺跡」であるイデオンと「イデ」のチカラが発動して…というものなのですが、この映画、多分アニメの総集編なのだと想いますが、特に前編の接触編、そして後編発動編の序盤なんかはかなりざっくざくに話が飛びまくるというか、省略しすぎで話の筋もようわからんw

ただ見ているうちに青髪に金髪のヒロインに、赤木リツコみたいな女性のキャラ造形とか、宇宙戦艦遺跡ソロ・シップに白兵戦が来るところとか、ゲンドウと冬月みたいな2ショットとか、ラストのチルドレンな描写とか、”これモロにエヴァがサンプリングしてるな”というのが如実にあって。

エヴァの方がより人間ドラマとしてセンチメンタルさがあるというか、トミノさんが描くのは戦争の不毛さ、特にイデという宗教的なものをキーとした民族間の対立や戦争というものがもたらす悲劇と縦社会というか、こういう軍的なものの描写は宮崎駿のナウシカ漫画版とも共鳴するものがあったり、宇宙戦争という点でメカの感じとかはスターウォーズが基になってるんだろうなとか、ヤマトの波動砲も感じたりオタク・コンテンツの連綿とした流れを感じて。トミノさんの人間観のスゴさは赤ん坊のくだりに感じて。

『シン・ゴジラ』が岡本喜八『日本のいちばん長い日』であったり金田一少年の事件簿『電脳山荘殺人事件』が綾辻行人『十角館の殺人』であったり、庵野さんが「我々はサンプリング世代」というのも得心がいきますね。

その上で、俵屋宗達≪風神雷神図≫を尾形光琳が≪紅白梅図≫にしたり尾形光琳≪燕子花図≫や≪八ツ橋図≫を鈴木其一が≪朝顔図≫にしたような琳派のようなクリエイションが少なくとも庵野さん以降であったりHIPHOPの世代ではあるのだろうなぁと。もしかするとこれからは生成AIも込みになったクリエイションの哲学が提示されていく世代になるかもしれませんね。

by wavesll | 2025-01-04 15:50 | 映画 | Comments(0)
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