Cimarrón - Millennium Stage (July 23, 2019)
コロンビアの国民的人気楽団Cimarrón,彼らは去年民音の招きでジャパンツアーを行って。その音源が赤道きらきら音楽便で流れたのですが大変に素晴らしくて!
Apple Musicでも音源を聴いてみたのですが、この情熱あふるる演奏はライヴ音源の方がより熱が伝わるなと。このライヴでも中盤から後半にかけてが物凄くて!
Cimarrón、「野性の牛」という意味を冠するこのバンドは2000年にアルパ奏者のCarlos Rojas Hernández氏が中心となり結成したグループで、Joropoという音楽を演奏して。カルロス氏は2020年の1月10日心臓の病のため65歳で逝去されましたが、現在もバンドは続いていて。上に載せたライヴは2019年のものなので、恐らくこのアルパを弾いているのがCarlosさんですね。
ライヴ序盤、Ana Veydóさんの歌が入るとぐっと魅力が増しますね。さらにCimarrónはホローポの伝統的なスタイルにカホン等に加え更にタップ・パフォーマンスが組み合わさることによりキメとなるリズムがバシバシ決まる形に仕上げることでよりダンサブルな妙味を増して。歌がまたフラメンコのカンタみたいな熱情があって。
このCarlosさんのアルパのキレッキレの演奏!素晴らしいなぁ!Carlosさんが逝ってしまわれた後も、残りの腕っこきのメンバーがしっかりとこの楽団に息吹を与えているのは素晴らしい。以前民音主催で
ジョージア国立民族合唱舞踊団「ルスタビ」を観たことがあるのですがあそこは少なくとも音楽の趣味に関してはまっこと素晴らしいですね◎!