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Pink Floyd - Live at Pompeii 1972年に創られたProg Long Season

Pink Floyd - - Live at Pompeii - -1972 - - Full Concert
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Pink Floyd、とてつもないビッグネームながら実は『狂気』とか、あまりピンとこないところがあったのですが、この『Live at Pompeii 1972』はガツンときて!

私の躰がピンクフロイドを愉しめるフェーズに来たということかもしれませんが、この音を聴いて”これってまるでアンビエントみたいだ”と感じて。アンビエントや電子音楽の感覚がジャズロック的な文法で鳴らされていて。「プログレ」と思って聴くより「Ambient Rock」として聴いた方がより楽しめる心構えになるというか。

ただ”歌が入るとどうしてもフォークソングな音楽になるなぁ”なんて想いつつ聴いていたのですが、1h超のステージは、ポンペイの遺跡と双肩となるスケールの大きな音で。そしてその最終盤に冒頭と同じく鍵盤な透明な音がリフレインされたときに”あれ此の感覚ってフィッシュマンズの『Long Season』じゃないか?”と想って。

フィッシュマンズのロングシーズンもDream Popを予見するような先見的な音楽で、海外でも突出した人気がありますが、1976年リリースのRC Succession「甲州街道はもう秋なのさ」に「僕半分夢の中」という一節がありますが同じく70年代にPink Floydが鳴らしたポンペイでのライヴは、その先祖というか、隔世大遺伝的なロマンを感じた次第でした。





by wavesll | 2025-01-24 12:00 | Sound Gem | Comments(0)
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