小袋成彬, Stefan Ringer「Frontline」「Nagasame」小袋成彬, Aru-2「Borderline」DanceでSoulな傑作3Singles

Nariaki, Stefan Ringer - Frontline

Nariaki, Stefan Ringer - Nagasame

Nariaki, Aru-2 - Borderline

「小袋成彬の、今回のニューアルバム『Zatto』とは別にリリースしているシングルがいいぞ」とTLで見掛けていたのですが、今回Flip Side Planetで「Nagasame」がかかって”うぉっ！この液体的なドラム最高じゃん”となって。

で、Apple Musicをみてみると今回3枚のシングルがあって。

Blue In Greenでのインタビューで、「当初はハウスのアルバムをつくっていたがBLMなどがありモードが変わりソウルなどへ行った」とあり、今回シングルとしてリリースされたのはその当初のダンスミュージックなサウンドって感じで。

小袋さんはロンドンへ移住していて、Flip Side PlanetでもLDNの空気を伝えてくれるというかUKだけでなくヨーロッパの多文化主義な風を伝えてくれて有難い存在なのですが、個人的なモードとしては『Zatto』よりこのシングル3作の方がより刺さる感覚はありましたね。というか、ダンスなのだけれども、『Zatto』の志向もあってソウルな深さを感じる歌がとてもいい。

Youtubeにも動画が上がっているのですが、特に「Nagasame」の液体的なビートなんかは音が好くないと明らかに伝わり方が違うので、Apple Musicなどを御薦めします。

あと、Flip Side Planetで知ったものもそうなのですが、欧州の風、電子音×民俗×多文化な音で2024年に聴いたものを下に纏めてあるので、そちらも一聴していただければ幸いです。