Haruomi Hosono - Cochin Moon (Complete album)
細野さんのラジオDaisy Holisayにアニメ監督の渡辺信一郎氏がゲスト出演して誌上対談が放送されたのですが、そこで渡辺監督が「最近みんな『HOSONO HOUSE』ばっかり言うけどもっと『COCHIN MOON』とか注目されなきゃだめだ」という発言をされて。
”ちょっと聞いてみようかな”とApple Musicで開くと、うぉおおおおお!こっれすっご!!!
ジャケを手掛けた横尾忠則さんと訪れたインドにて、酷い下痢に悩まされた細野さんが、その苦境からなにか快方へ向かう様が電子音楽として描かれて。
この中には横尾さんの「(下痢をしても)出るものはどんどん出した方がいい」というアドバイスもサンプリングされて。このアルバム、リリースはYMO前の1978年、こんな時期にこんなセンスを細野さんはキラメかせていたのか!?この電子音の粒立ちとか当時からしたらオーパーツ的ではないか…!?
実際、このアルバムのデトックス作用というか、アセンションというか、ネガティヴなものが解毒されてポジティヴな気持ちに聴いていてなります。
個人的には細野さんのソロ作って実はそこまでド嵌りは今までしてなかったのですが、これは大好き、一番好きだなぁ!
実は私もインド旅行をしたことがあって。旅の間は全く問題なかったのですが、日本に帰国してから酷い下痢が発生して10日間くらい苦しんだのですが、個人的な特効薬になってくれたのがヤクルト的な腸内環境を整える系のドリンク。あれ飲んでから快復へ向かいました。もし同じ羽目になってしまったかたがおられたらご参考に◎