
Festival de FRUE 2025 Day1へ行ってきました!
9:15新横発のこだまで掛川へ。3連休初日だけあって自由席でギリで座れて。
掛川駅南口でてすぐでシャトルバスの列に並ぶ。一台目は乗れなかったけどすぐに次の便が来て

茶畑を車窓からみつつ15分で会場であるつま恋リゾートへ着

会場ではQRコードの電子チケットのチェックで列が。ただDocomoは電波が十分あって。列はサクサク進んだ


会場MAP

トップバッターのDOGOのリハの音が聞こえて。ここが噂に聴く体育館か。

野外のGrass Stageではもうテント張ってる人たちもいて、YOUFORGOTがDJ流してて。いやーフェス来たね


FRUEオリジナルのガラナサワーIPAで景気づけ
缶の他、生?もあった。他にもみかんエールだとか、珈琲だとか色々サーヴされていた


さて、メインのTHE HALLという体育館エリアは開場が12:00らしく、チケットチェックのそばのMercadoという屋台街をぶらつく

お!バラフォン!ヒョウタン屋かwいいね!

開場!

お昼時もあり、みんなが屋台へ行列をつくる!
”折角来たし”ということで一番人気のLA CASA DI Tetsuo Otaに並ぶ。年間の営業はごくわずかで、先の予定まで埋まってしまうことから“幻のレストラン”と呼ばれるそう


とにかく人気が凄くて、支払い列と受け取り列に並んでいる間にDOGOをサクリファイスする羽目になってしまった。が屋台はモロ体育館の真ん前なので、音漏れで楽しんだ!
さーて喰うぜ~!アマゾンカカオバターチキン!カカオで鶏肉とは初めて!うま!まぁ2000円したから美味くないと困るw満足!
THE HALL、客席後ろとステージ向って右が開けた半野外の体育館で、換気も出来ていいな。アリーナにはバーもあって、麦焼酎 青鹿毛を一献。美味いね~

そして本日のお目当ての一つ、Enji!
凄くいい!エアリーでフェアリーなジャズで始まって。モンゴル語の唄が中韓というか東アジアに連なっていく世界観というか。モンゴル民謡な曲もいい◎
最前付近でみたあと、アリーナを後ろに下がってPA前あたりでも音が違わないか聴いてみた。気持ち最前より音がいい気もしたんだけど、これはFruezinhoでもそうなんだけど、後ろの方だとべしゃりをする連中がいるから、やっぱ前目の方がいいなと

そして一人になって披露したのがオルティンドーの謳いあげ!こっれが度肝抜かれるほど凄かった!もう写真なんか撮らないね、この瞬間を十二分に見入った聴き入った!
さらにエクスクルーシヴなことに翌日出演予定のJoana Queirozが登場!

本当に平和な、愛情の波動がある音楽
そしてバンドメンバー2人も再登場して

アルバム聴いてた時は端正なJAZZなイメージだったから、ライヴを生で観て”こんなにもモンゴルなんだ”と。モンゴル語の可愛らしさと清涼さ、今ほんとうに世界の音楽は自国のアイデンティティをグローバルな音楽として歌い響かせる潮があるなぁ。素晴らしかった
さて、外へ出てBarでFRUEセレクトのナチュールワインを。美味しい


で、ここも行列が出来てたSimplesという屋台へ。ここがウガンダをイメージしたスペシャル皿があるとのことで並んで


ところが俺の会計の大分前に「ヤギの煮込みのお客様~」と呼ぶも誰も出てこず、一皿が宙ぶらりんになって。で、嫌な予感がしてたんだけど俺の番で「ヤギ煮込みで」といったらその皿を出されて。「冷たいのはいやだな~」と言ったらレジのお姉さんに「温かいです」と押し切られて

ヤギ肉は温かくて味付けは良かったけど、付け合わせが冷めてたな~、正直2400円も取って作り置きを出すなよ、とは思ったが、オリジナル缶ビールも1300円だったし、そういうのを気に留めない富裕な客層というか40, 50台な年齢のオーディエンスがほとんどのフェスだしな
まぁ俺も悪い予感がしてたら列を一回抜けるとか、”お姉さんの顔立てちゃる”って感じにすりゃよかったけど、なんかヴァイブス合わないわ~
となっていたのだが、次のActのanaiis & Grupo Cosmoがすっごく好くて◎

ロンドンベースのセネガル系フランス人シンガーとブラジルの楽器隊のバンドなんだけど、今までradikoやApple Musicで聴いてた時はピンと来てなかったんだけど、こりゃライヴバンドだ!音がいいとここまで違うとは!Viviっと来た。さっきはあぁ言ったけどFRUEが推してくるムジカは間違いないは
二階の椅子席にも座って音を聞いてみた。二階も音好いじゃないか。座って、モバイルバッテリーで充電。ちなみに屋外は電波好かったけどThe Hall内は電波状況は渋かった

そしてanaiis終わりでフロアに降り、目をつけていた50度のメスカルをちびちびやってその豊かな香りに精神をくゆらせながら、個人的な目玉の演目を待機!
Nakibembe Embaire Group
ウガンダのブソガ王国の小さな村ナキベンベの巨大な木琴「エンベール」を東部バントゥー系民族のバソガ族が鳴らす。こーれみたかったんすよ。リハではラフな格好でバンドメンバーが出てきて。
まずは巨大木琴エンベールをぱしゃり

そして演奏開始!

凄すぎるナチュール・トランス!これは、生で体験しないといかん!
ナキベンベのこのエンベールが、まるで龍の背を叩くような、ウガンダにも北欧のヨルムンガンドのような大蛇のカミがいるのかもだが、大地が、天が、うねり躍動する!また謡があるのだけどこのブソガの民謡的な謳いあげがバリバリキマってくるいうか、超越的!
いやまじでこの木琴がコモドオオトカゲの背のようじゃないか!時空が養老天命反転地のようになっとる!
リズムと謡に神をみたというか、アヘ顔に。写真だとかそんなのはどうでもよくなって、この低音のグルーヴや中高音のポリリズムに集中し”いま此の瞬間”を生きた。ほぼ最前だったから他メンバーの歌声も聴こえたし、曲によっては内田直之の電子的なエフェクトが加味され、まさしく宇宙の法則が乱れた


最上の体験、これは”魂が震える”は
そしてFRUEのライヴ自体は27時ごろまで続くのだけど連休に別の野暮用もあり、ナキベンベ終わりで会場を抜け20時のシャトルバスで掛川駅へ。日帰りできるのはありがたいというか神タイテ。夜の寒さもあるし、けぇります(ちなみに日中はジャケットいらない程温かく、ユニクロのウルトラライトダウンがバッグに入れられ役立った)