ルーマニア生まれロンドン在住のアーティスト、Tereza Catarovによる、幼少期を過ごしたブルガリア人コミュニティからの記憶である現在ではほとんど耳にすることのない絶滅危惧のPalkenski方言からインスピレーションを得て制作された現代ジャズと伝統的なバルカンおよび東欧の要素を融合させたデビューアルバム『Koren』からの楽曲「Racka (feat. Yiorgos Bereris, Erdoğan Cem Evin, Thodoris Ziarkas, Billy Pod & Christos Stylianides)」が音楽遊覧飛行でかかり、非常に心ときめかされて。
Apple MusicにてこのALを聴くと、Yiorgos Bereris (piano, Greece), Cem Evin (guitar, Turkey), Thodoris Ziarkas (double bass, Greece), and Billy Pod (drums, Greece)という欧州の東端の多国籍な音楽家たちによって弾かれる現代的な音がTerezaの神々しさと土の馨りが同居する素晴らしい歌声と共に何ともうつくしい音楽世界を紡いでいると感じて。ちょっとセルゲイ・パラジャーノフの映画『ざくろの色』を想起させるところもありましたね。