フシミミノル - 斎太郎ファンク (Youtube)
KASAI - 〽 (bandcamp)
民謡をたずねて Mixed by 俚謡山脈でかかったMinoru Fushimi「Saitara Funk」とKasai「ゴモク積み唄 (feat. 地元有志)」がヤバくて!
このフシミミノルさん、様々な表記がありつつ活動されているようですが、
ユニオンによると日本における宅録ファンクのパイオニアにして異端、フードゥー・フシミ(Minoru 'Hoodoo' Fushimi)。自身の第1作「ハコダテ・レディー / 骨まで愛して」('83年)が演歌のカヴァーであり、発表から40年を迎える2023年に向けて、同じく日本の民謡や古い曲のカヴァーに取り組んだ本作。もはやシンセのような趣のボーカルはヴォコーダーでコブシの限界に挑んだという、オートチューンが蔓延する現代の音楽シーンへの批判的アプローチ。正式に師事した琵琶とウード、そしてそれを活かした自身の創作新楽器”琵琶ウード”も取り入れ、飽くなき音楽への探求心と日本古来の豊かな音楽的土壌へのリスペクトに溢れた衝撃の1枚!とのこと
斎太郎節が現行の音楽にきっちり適合されているというか、俚謡山脈のDigってくる
Nueva民謡は、民謡のグルーヴや精神性を深い所で理解した上でアジャストしている感覚があって、表面的な取り入れというよりもヴァイブズとして民謡的なセンスを体現しているんですよね。
多分そのヴァイブズの深い所というのは究極的にはヤカラ感、現場感なんですよね。
空賊『サウダーヂ』にも通じるというか、実際に地方で祭りを盛り上げている、ちょっとタトゥーとか入れているようなヤンチャな若衆のリアルというか。
それが凄く表れているのが
Kasai「ゴモク積み唄(feat. 地元有志)」で。まさに仕事唄じゃないか!HIPHOPが民謡と親和性を持つというのは、ロックが今は太めの実家の真面目君が想いを表現するジャンルになっているのに対して、社会のリアルに直面したヤカラな真情・本音が根底に音楽に流れているからだなぁと。これが収録されているアルバム『〽』にはこの他にも様々な「節」が収録されていて。まさに現在進行形で民謡の精神を体現したヴァイブズが謡われていました。
これらApple Musicでも聴くことができました
イマ、ヤカラへの忌避感が高まっている潔癖社会になってきている感はありますが、クリエイティヴという点でヤカラが持つ沃野はあって。社会の自由さと、安心さはもしかすると相反する処もあるかもしれませんが、”いい塩梅”を日本社会がみつけられたらなぁと想います。