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ハイライト・オブ・令和7年の音楽リスニング 8. 日本 (3) 今に通じる邦楽篇



ついに日本篇も最後、J-POP等のイマに通じる邦楽のSOUNDを


evala 現われる場 消滅する像展@ICC 空間作曲な立体音響サウンドアート・リスニング・エクスペリエンス

これは2025年の音楽体験の最前線というか、未来。多数の音響装置を駆使し「空間作曲」するevala氏の「Sound Art」の展覧会。

マルチchスピーカーでフィーレコな自然音、例えば波音や、まるで海と山が同時に存在するような音場が展開されて。そうなのです、evalaさんの作品は単純に現実世界を採音し再現するというよりか、現実には存在しえない音空間を創造する試みで。電子音とフィールド採音が脳に直接アクセスされるような体験。立体空間での出音を活かした音響のクリエイトがかなり凄かった。


北村蕗 3rd Oneman Live「vivid:W̃M̃」@渋谷WWW 2025/6/7 心打つ令和の電子唄者の才気

配信で観たライヴで今年壱スゴかった奴。彼女は自分のルーツなアーティストとしてHiatus Kaiyoteや中村佳穂らを挙げていますが、日本の新世代の歌心ある謡と電子的な、夜が深く爆ぜていくような感覚が止揚され、このライヴのテクノセットはまるで東京の夜景をWWWに凝縮して銀河の鏡球として廻しているかのような素晴らしさがありました


小袋成彬, Stefan Ringer「Frontline」「Nagasame」小袋成彬, Aru-2「Borderline」DanceでSoulな傑作3Singles

小袋さん、今年出した『ZATTO』も話題ですが個人的にはこのEP達の方が断然好きだったんですよね。DANCE MUSICな素晴らしさがありました


OWC『私の生活』EP「お金を払わないと誰も私の話聞いてくれないし 悪意で溢れるタイムライン眺めててもどうにもならないんだけれど 恋愛以外に趣味がない、やばい」なキラー

本年の歌詞大賞w!これは最高w!


冨田ラボ - the birds of four 4人のシンガーによるさえずりのような上品にあげてくる高水準J-POPの一陣風

北村蕗、ガールズユニットNatsudaidai のヨウ、R&B シンガーArche、オルタナティブクルー”S.A.R.”のsanta の4名をヴォーカリストに加え、堀込⾼樹(KIRINJI)の作詞。ハイレベルなJ-POPとはこのこと◎


RYO-Z - Obsession feat. YOUR SONG IS GOOD, 高橋一 from 思い出野郎Aチーム, SONPUB

めっちゃいいメロディー、この夏のアンセムでした◎


THE GURL - FOR RyDE くれゆく夏の残像の中で聴く湘南BeachなRoCK

この夏の劇伴Part. 2


ALBINO SOUND + DAIGOS (D.A.N.) 18.2.25 (LIVE FROM TENTATIVE RESEARCH) 鏤められたビートが都市空間をワイルドにしていく電子音楽

岩壁音楽祭にも出た彼らの音はDungeoneeringというまるでダンジョンの中に入っていくようなサウンドを奏でるという意図だそうですが、このトライバルにさざれた音の波の粒子・流星たちが空間へ銀河の如く廻り鏤められてビートの連なりが都市空間をワイルドにしていくPLAY、これを野外の岩壁のレイヴで聴けたら最高でしょうね


LEO - microcosm 梅井美咲や網守将平、大井一彌、馬場智章、LAUSBUB, Francesco Tristano等気鋭の音楽家達とコラボしたクラシック領域から超越する箏盤

これ何気にHidden Gemになってるかも。このコラボレーションの音楽家たちのメンツの期待に応える名作でした


DOGO「CQCQ」『DOGO/REIMEI SESSION』火の継承と着火点

行為者『抑圧』『減退』札幌から鳴らされるノイジーで粗く鬱屈と楽しさのあるベッドルームロックミュージック


Cwondo - Memoride 2 電子器楽をSoul的に温かみを以って消化しじわじわアゲてくる快盤

今年の新星たち。ここから新しいシーンを形作っていきそう


星野源『Gen』 クリエイティヴィティにあふれたJ-POPのニュー・スタンダード


TOWA TEI - AH!! イマ最も気持ちいい感じに聴こえる素材の味が活きたSONIC WAVE

中堅からヴェテランもいいんですよね~。特に星野源はUMIなど海外のアーティストの協業という面でも先進的な姿をみせていて


折坂悠太 - やまんばマンボ@みんなのうた が名曲過ぎる!


KIRA, はるな愛, 韻シストBAND, 下拓 & SHINGO★西成 - YAPPA 平和のヴァイブズがやっぱ好っきゃねん

ここら辺の飛び道具的なのもスウィートスポット捉えてましたね


帰ってきたザ・昭和歌謡パラダイスにて レッツヤン、ゆけむりDJs、ダイノジ、マーク・パンサーで今宵ダンスと共に


植松伸夫 con TIKI SHOW + 清塚信也 & 金子ノブアキ@自由が丘女神まつりでファイナルファンタジーの名曲たちを聴!

昭和歌謡といいつつマーク・パンサーがGlobe縛りDJ PLAYしたのは平成世代には刺さりまくり!さらには植松さんご本人によるFF楽曲ライヴもみれて子供心満足!


HISTORY Of Fishmans 映画の様に走り抜けたLONG SEASONのかけらたち


高柳昌行 - Projection /『インスピレーション&パワー14』完全版, 高柳昌行&阿部薫 - リアルジャズ, 高柳昌行 - Dedicated to Mr.Tonoyama 日本爵士の峯

発掘音源大賞はこの2作。フィッシュマンズのBOXは本当にファンとの深い結びつきを感ぜられて。そして高柳昌行さんの諸作はパワーがもっの凄くて!これは廣く聞かれて欲しい!


YAS-KAZ – VIRGO INDIGO 日本人マルチパーカッション奏者によるガムラン活かし、ウェイン・ショーターも参加したニューエイジ・ジャズ

ジャズでいうとこれも堪らなく魅力がダダ漏れてました。未来を感じるオト


そして今年聞いた旧譜/リイシューシリーズ

Tatsuro Yamashita Sings Sugar Babe Live '94 強靭化されたあの初夏のシュガーベイブ


サザンオールスターズ『KAMAKURA』がイマ聴いて素晴らしいミュータントな電子/アフリカン倭POP盤


ローザ・ルクセンブルグ - LIVE AUGUST 日本に根付いたROCKの底抜けに明るいペーソスの解散ライヴ盤


細野晴臣 - Cochin Moon 横尾忠則とのインド旅行から生まれた至高の電子音楽

山達によるシュガーベイブ楽曲ライヴ、素晴らしかったなぁ、ローザルクセンブルグのライヴ盤も素晴らしかった。細野さんがインド旅でつくった『コチン・ムーン』も素晴らしかったし、サザンの『カマクラ』も改めてイマ聴いてすっごく惹かれる音だなと

そしてExtra Trackとして

STORY OF みるく@HYSTERIC GLAMOUR SHIBUYA 伝説のロッククラブ恵比寿みるくの回顧展

を。ロックでエロなクラブ、コロナ禍以降夜遊びから遠のいてしまっているけれども今の街にもワクワクするヴェニューがきっとあるんだろうなぁ

そして全球の音楽をめぐる旅、次のエントリが最後のパートです。最後は新機軸で。



by wavesll | 2025-12-31 13:06 | Sound Gem | Comments(0)
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