Duval Timothy - wishful thinking (bandcamp)
”この人の出す作品は信頼できる”という音楽家の一人であるDuval Timothyの2025年作。
サウスロンドンとシエラレオネを拠点として活動する彼による本作は”road”という道路のフィールドレコーディングな音から始まります。
そこから静かな情景が過ぎて行ったと想ったら"long life"で電子音のキックが入って。この非バランス・非ビートが入ることでアルバムの一つのピークを迎えて。
そして再び閑かな光景が続きつつ、"cement"で再び面白い器楽な展開で宙をみせつつも、滔々と光景は流れて行って、気がつけばこのアルバムの空間を抜けているといった風情で
この静寂な鍵盤が川の流れのように揺蕩う盤、こういうミニマムな中に非・バランスと淡いの情景が描かれる音に、とても惹かれて今年に入ってから幾度も幾度も聴いていました。多分この捉えどころのなさ・「圧し」でなく「惹き込み」がこの音楽作品にはあるからでしょう。この靜で穏やかなサウンドに、とても心落ち着くことが出来ました。
bandcampの他、Apple Musicでも聴く事ができました。