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『帰ってきたヒトラー』を高市選挙直前に観る

+GAGA|【無料公開中】『帰ってきたヒトラー』(字幕版)|ギャガ40周年記念
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ヒトラーの姿をした男が突如街に現れたら?「不謹慎なコスプレ男?」顔が似ていれば、「モノマネ芸人?」。リストラされたテレビマンに発掘され、復帰の足がかりにテレビ出演させられた男は、長い沈黙の後、とんでもない演説を繰り出し、視聴者のドギモを抜く。自信に満ちた演説は、かつてのヒトラーを模した完成度の高い芸と認識され、過激な毒演は、ユーモラスで真理をついていると話題になり、大衆の心を掴み始める。しかし、皆気づいていなかった。彼がタイムスリップしてきた<ホンモノ>で、70年前と全く変わっていないことを。そして、天才扇動者である彼にとって、現代のネット社会は願ってもない環境であることを―。

2/12 (木)までYoutubeで無料公開されているこの『帰ってきたヒトラー』、あまりに面白すぎてびっくり

そしてこの映画は強烈な反・排外主義のメッセージを伝える映画で

帰ってきたヒトラーがドイツ中をめぐり「民衆の声」を聴くシーンがあるのですが、ドイツの人々が「本音」として零す移民へのDIS、移民による犯罪や生活習慣の相違への不満。

劇中でヒットラーの言葉として「私を選んだのは民衆だ」「私は民衆の心の中にいるのだ」という言葉が強烈に響きます

この「ヤバい奴を面白がるのが『ジョークが分かるソフィスティケイティッド』という現代の気風」、この映画の前に日本人は知ってるはずなんですよね。麻原彰晃はとんねるずの生ダラや、ビートたけしのTV番組に出演していたし、つい近年もプーチンのカレンダーを面白がってましたしね。そして今、参政党などが躍進していて。高市は「憲法改正もやらせてほしい」と言っているのに目下の選挙の世論調査では野党に圧勝予測が出ていて。この映画を今見ると、まぁホント、恐ろしいですよ

ただ、この映画は公開は2015年なのですが、2025年の選挙でドイツの極右AfDは、地方選で躍進 得票率3倍になり第2党になっていて。『帰ってきたヒトラー』で警鐘が鳴らされていたのに、まさに此の映画の方向性に世の中が向かってしまっている。

それは現実として移民問題において治安が悪化した実情があるからでしょうし、同時にガザのジェノサイドで(特にドイツでは大ぴらには言いづらいけれど)ユダヤ人への悪感情が醸成されたところがあるでしょう。いわゆる左派リベラルの「理想」が「現実」の前でどんどん汚点が暴かれているファンダメンタルがあるからこうなったと言えると想います。日本だと左派リベラルは「迷惑外国人問題はデマ」というかもしれないけれど、今の人はネットを使えますから欧米のフォーラムなんかもみれますしね

ただ「ネットが真実」というのも大きな過ちで。「ロンドンがムスリムに占領されている動画」なんかは生成AI製という話もありますし先の川口市長選でも排外主義を掲げた候補ではなく大野知事派が勝ちましたし、実際に暮らしている人の実情が、ネットで喧伝していることとは乖離があるのもまた事実なのだと想います。

日本の労働力を考えれば外国からの移民を受け入れざるを得ないのはあります。「一部の変な奴の行動を観て、何百万人の他の人を憎むのは合理的でない」という声はその通りだと。と同時に創価学会が中国などでの権益拡大を狙って推進しようとみえる外国人参政権などの問題などがクリティカルに中革連への忌避に繋がっているでしょうし、例えばムスリムが公共の場を占拠して祈りの示威行動をするとかは、第三国の人から見ても「おかしくないか」という声も上がりますし、大規模施設で礼拝の場を用意するとは別に、条例などで宗教的な迷惑行為を禁じるルールづくりなどを遵守しないと、本当に野放図というか、『帰ってきたヒトラー』があったのに10年後極右が第2党になるドイツのような惨状、つまり移民への忖度が、移民への反感を却って燃え上がらせるのでは?とも思って

私自身は高市へは全く支持できず、自民には投票しませんが、同時に創価もキショすぎるとは思っていて。憲法改悪にはNOの投票をしようとは思っています。

歴史や、あるいは他国の状況を他山の石として学び「あの過ちを繰り返すことはしない」ようにしたいですね。

余談ですが、過ちを繰り返さないという意味で、左派リベラルの人達のSNS上での発言には”すごく言い方で損してるよなこのヒトら”とは想います。

左派リベラルは「如何に高市が酷いか」をRTや呟いて「何故こんな世論調査になるのか?」と訝しみますが、北風と太陽ではありませんが「これは駄目」と押し付けるより、高市を支持する人々が「何を欲してるか」を傾聴する必要があるのではないでしょうか?そしてそれを否定せず対応策が必要では?

川口市長選をみると「排外主義」ばかりではないかもしれない。が、もし排外主義や反・外国人参政権だとして、それを「そんなものはデマ、外国人問題は存在しない」という「世界観」を押し付けるのではなく、その「お気持ち」を肯定し対策を打ちつつハンドリングする智慧に、左派リベラルは欠けているように思えて

“あいつらが愚かで俺の話を聞かないから、この国は滅ぶんだよw”と怨嗟と共に嘲ることをしたいなら、まぁ止めないけれど、謎なのは左派リベラルって謎に居丈高で。「正義を自認」してるからかもしれませんが世論調査で高市自民に左派は大負けしそうな状況なのですから、下手に出ろとまでは言いませんが、相手の言葉に傾聴をしないと「勝ち筋」もみつけられないのでは?今までのやり方のままでは。と。誰しも一票の権利なのを忘れてはなりません

私は思うのですが、高市支持のヒトは「高市が如何に酷いか情報」はもう認識してるのでは?消費税12%とか『「天皇制は当然廃止」「信者が日本の首相にならねばならない」 統一教会が狙った「真の父母様」による世界支配』の新情報は分かりませんが少なくとも高市と統一教会の繋がりを知らない人はいないでしょう

だからこの選挙戦最終盤に同じように喚いても、意味薄いとまでは言いませんが、別の戦い方がある気がします。

いま「左派リベラルからは高市支持者への“こいつら愚かだ”が透けてみえる」と書きましたが、一方で左派リベラルという人達は日本国民というか市民、人間に対して大きな信頼を寄せているというか、「道徳、理性を持っていれば理解してくれて当たり前」と信じている感も。

「意識低い系」として呟くと、兵庫の斉藤の顛末をみても、人は一度自分でベットしたら其れが過ちでも己の選択を覆すのは己のプライドが許さず、寧ろ意見を正そうとしてくる連中に敵愾心を持つもの。こうした「お気持ち」を「愚かだ」と馬鹿にし「それじゃ破滅だぞ!」と説教する“進歩派”の人たちもまた人間心理を馬鹿にしすぎていると言えるのでは?

「その人」を直接否定するのはメンツを潰しプライドを損ねる愚策。私の提案は「日比谷焼打事件の話をすること」。

教科書で習った事件、当時の政府はもう戦費で日露戦争継続は無理で、冷静に外交交渉し朝鮮半島等の領土権益を得たが、過去の日本人は「腰抜け!」と激怒し焼き討ちした。今の人からすれば「過去の日本人」は「自分ごとではないけど自分ごとである」と思うし、日比谷焼打事件を知ると日本人が如何に好戦的な戦闘民族か分かる。客観的に「歴史上」をみて「ありゃ馬鹿だよな」と内発できたら、今の政治状況に認知が転用され繋がったら、御の字だと想います

過去や他の地の歴史的な事実から人の振り見て我が振り直せで、再び間違えないようにしたいですね


いよいよ明日に迫る衆院選、軍事化を煽りながらも統一教会の質問からは敵前逃亡する高市の無様さをみれる日曜討論はらじるらじるでタイムフリーで聴けますし、”いつも投票した後に選挙特番されても意味ねーんだよ!”と想う御仁にはTBSラジオ荻上チキSessionが選挙前の4hもの特集をしています。



これ、上のページで音声がULされていて、radikoエリア外でも聴けます。各党ごとに15分ほどの質疑応答なので、検討している党の分だけ聴くのもアリかと。

音声だと声色とか、その政治家や政党の本音の感情や振舞い方が伝わってきたりしますし、この番組はちゃんとジャーナリスティックというか、例えば野田に統一教会や創価の話題を質問したり、きちんと厳しい姿勢を向けていて。超短期決戦の今回、”各党のことが十分にわかっていない”という方には、検討の材料としてオススメです


まぁホント、明日、どうなりますかね。雪か…

by wavesll | 2026-02-07 15:06 | 映画 | Comments(0)
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