Clara Rockmore - Dvořák, Ravel, Gershwin & Others: Chamber Works (Album on Youtube)2 Mexican Songs: No. 2, Estrellita (Arr. J. Morel for Theremin & Guitar)
ロシア、サンクトペテルブルク帝国音楽院で訓練を受けた天才ヴァイオリニストだったクララ・ロックモアが、ロシア革命によってアメリカNYへ家族と共に亡命、そこで、現存する最初の電子楽器テルミンを発明したレオ・テルミン博士と出会うことで愛弟子、恋人となりテルミン演奏の第一人者となり、開発にも関わり、そのテルミンを通じて世界中の群衆を驚かせたという一枚。
恐らくロバート・ムーグ博士がプロデュースとエンジニアを手がけたクララ女史のテルミンの響きは、まるで唄のよう。逆に最近のヴォコーダーのケロ声はこの感覚にようやく21世紀に辿り着いた結果なのではなんても想ったり。
アルバムでは数々のクラシックの大作曲家の名曲たちがクララさんのテルミンと、姉のナディア・ライゼンバーグさんのピアノ伴奏などの器楽によって室内楽として奏でられ、とても崇高な理想を追いかけるような、霊性的なヴァイブズをこの心を打つ「唄」から感じました。