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琉球レアグルーヴ Revisited - Okinawa Pops 1957-1978 - 遍く辺境の世に響く音楽

琉球レアグルーヴ Revisited - Okinawa Pops 1957-1978 - (Album on Youtube)
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屋良ファミリーズ - 白浜ブルース


沖縄固有の音階で歌われたポップスに、ロックやソウルのグルーヴを施したレアで個性的な楽曲を集めたコンピレーション。これの基になっているのは、2003年に発売され、話題を呼んだ『琉球レアグルーヴ』とその続編となる2006年の『琉球レアグルーヴ2』。そこからさらに厳選し、新たな曲も収録したリニューアル版がこの作品 (Disk Union)

と先ずこの屋良ファミリーを始めとする金属性もある女声の沖縄民謡がウワモノとしてロック/ソウル/ファンクのグルーヴに乗った音が先ず素晴らしくて。さらに濃ゆい歌唱がスウィング・ジャズに乗る高安六郎 - むる判からんなども素晴らしくて。オキナワン・ポップの金字塔の喜納昌吉と喜納チャンプルーズ - ハイサイおじさんもこの流れで聴くとヴィンテージなフレッシュさがあって

元々レアグルーヴ・ムーヴメントは知られざる生音ジャズ/ファンク/ソウルを発掘してクラブで踊ろうという80sからのムーヴメント。日本のクラブジャズシーンでも90sとか、この初代『琉球レアグルーヴ』が出た00s初頭はそういう流れもあったかと。

80sというと日本だと80s後半から90s前半にかけてワールドミュージックブームもありましたね。そうした流れの一つの結実が琉球レアグルーヴであったのだろうと。私もゼロ年代にお茶の水のJANISの「辺境」コーナーとかDigりまくりましたよ

時は令和、20s。10s半ばくらいから自分は専ら民俗音楽に嵌る様になって。そして「ワールドミュージック」は業界の中で「グローバルミュージック」と呼称を変えて。これは「ワールドミュージック」という言葉に含まれる英米中心主義、第三世界の音楽といったまなざしから、寧ろ今は英米がクリエイティヴィティが落ちたというか、インターネットの普及もあり全球的に音楽が勃興していることを反映したもの

今も世界各地の民俗音楽のコンピとかは作成に欧米のDiggerが関わることは多いし「まなざす主」とデリバリーのサブスク網は欧米が握っている処はありますが、今や「辺境」は「遍くある」というか。私自身も英語の音楽よりも多種多様な言語の音楽を聴く割合が7:3くらいでグローバル化しましたね。

で、さらに最近は「エキゾ」というテイストも「セルフオリエンタリズム」だと批判なんてフェーズへ行って。これは逆に全球の音楽を均質化する動きな気もして”やっぱりトラディショナルっていいじゃないか、エキゾだって入り口にはいいよ”と私なんか思ってしまって

そんな中で聴く『琉球レアグルーヴ Revisited - Okinawa Pops 1957-1978 -』

沖縄には「唐の世から大和の世、大和の世からアメリカ世、アメリカ世からまた大和の世。」という言葉があって。そこで暮らすウチナーンチュは綿々と文化を継承しながらも、支配してくる大国の文化が自然とチャンプルーされていって。国際通りなんかいくと民謡居酒屋とかが普通にあって、奄美と同じく音楽と暮らしが密接に文化が在るうちなー/みゃーく/やいまの音は、今聴くと凄い自然な音に聴こえるというか、西洋と東洋そして日本が混淆し、その上で琉球の人の民俗的な音になっているこのサウンドって、今のグローバル音楽の世では非常にニュートラルに存在する音に想って。

国際的に開ける島国として、一つの日本の未来モデルとしての地域性を魅せてくれてるなと想いました。

またYoutubeは載せましたが、Apple Musicにもあって。そっちの方が音が好くていいですよ◎

by wavesll | 2026-03-27 00:22 | Sound Gem | Comments(0)
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