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屋久島で過ごした一週間 5日目

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昨日は飲みすぎたw

でもなんと起床は六時!なんでかっていうと鹿児島で6:36分にロケットの発射があって、テラスからその様子が見れるかもしれなかったからだ。30分くらいにぞろぞろみんな出てきた。
でも結局曇りでその様子は見れなかった。から、ネットでの動画を見て満足することにした。

その後二度寝してたら10:00過ぎててユースのお姉さんに起こされたw結局半ぐらいに宿を出た。

ぶらぶら近所のスーパー、ヤクデンへ歩いて、お茶とモンキーバナナを買って、もぐもぐ食いながら港へ歩くと、ちょうどトッピーが出発したところだった。

まーなんで来たかというと、アンケート取りに来たんだよね。論文用の。船の待ち時間だったら時間あるかなーと思って。ちょっとロケットの待合室で時間をつぶしてたら、11:00くらいから人がやってきた。で、いろんな方にとらせていただいた。

20代、30代と50代が多かった。あと、今日が帰りの熊大の2人組みや、白谷雲水峡で一緒になった女の人(フレンドに泊まってた人)に会ってちょっと世間話したりしたw
「学部に似合わないことしてるねー」っていわれちゃったよwいやーホント興味の方向が外れてたからなーw

そんなわけで、2つの便でだいたい16くらいサンプルを集められたところで、次の便まで2時間間があったから飯を食いに出かけた。

出かけた先は、初日に宮之浦歩いたときに気になった+電話してたらmixiのコミュニティ情報+昨日ユースでおじさんから勧められたという屋久島らーめん&カレー屋さんの「かぼちゃ屋」だ。

この店は11時から15時までしか開いていなくて、俺が行ったときもちょっと待ち時間があるほど混んでいた。

待ってる時間に店内のみやげ物コーナーを眺めてみたら、写真や山尾三省氏の詩集、焼き物があったりした。

相席をさせていただいたおばさん二人組みとぺちゃくちゃしゃべりながら屋久島らーめんを頂いた。さば節でとった出汁に味噌があわされたスープにさばの燻製と飛び魚のさつまあげが入っていてかなりのボリューム。なかなか食べれなそうな味だった。
でもほかの客が食ってたカツカレーがめちゃくちゃ旨そうだったんだよなー、うーん、月曜が休みじゃなかったら食べれたのになー><

ちょっとまだ時間があったので屋久島環境文化村センターに行った。
もう一回港の観光案内所で割引券もらって、280円で入ることができた。

展示は結構充実していて、屋久島の模型と降水量とか、海の生物、山の植物・動物、屋久島の言い伝え、屋久島の歴史、そして屋久島の自然の映画が上映されていた。

屋久島は1400万年前に花崗岩が隆起してできた島。

ゴマサバを一本釣りして、その場で首を折って〆る。
飛び魚はトロール漁、100mから200m飛ぶ。
アカウミガメは5月から7月に産卵、8月に赤ちゃんが海に帰る。

十五夜引き。

アオバトはウォーン。

屋久島は薬の原料の宝庫。ガジュツとか。

泊如竹は、江戸時代に、それまで神様のものとして切られなかった屋久杉を切ってもいいと島民を説得して、伐採が始まり、そのおかげで屋久島の経済は潤った。

山姫・えびす様と金剛石・二十三夜様・先島丸・みやこだらの精・天鼓・鬼子・日増上人・七子岳といった伝承。

縄文人と丸木舟、弥生土器、隋書に夷邪玖人、鑑真漂着と遣唐使船、平安貴族が好んだ屋久貝、泊如竹と伐採、秀吉と屋久杉、その時切られたのがウィルソン株、イタリアの侍・シドッチの漂着、伊能忠敬、1914年ウィルソン博士、1921年屋久島憲法により国有林に、『浮雲』「月に35日雨が降る」、椋鳩十と屋久島、1966年縄文杉発見、1993年世界遺産登録。

特に、鳥の鳴き声が聞けるコーナーと伝承のコーナーが面白かった。

あと、映画も面白かった。でっかいスクリーンで大迫力の映像体験だった。あと詩のナレーションが阿部寛だったw

15:00ぐらいにトッピーの待合所でアンケートをとった。こっちのほうが年齢層が高めな気がした。

もう一度センターで映画を見た後、ふるさと市場でドラゴンフルーツなる面白い形の果物を買った。

で、ユースに戻って、荷物を片付けて、風呂に入ると、白人さんがいた。でもあまり話さないうちに出て行ってしまった。で、その人はなんと俺と同室だった。

そのあと談話室でしゃべりこんだ。
なんでも今夜公民館でふれあい和太鼓コンサートが行われるらしい。
一緒に行くことを約束して、それまでのうちに首折れさばを食おうとさなえさんに紹介された「とし」に出かけた。

隣で焼き魚食ってる女性と話しながら、大将が目の前でさばをさばいてくれるのを見て、刺身で頂いた!うまい!こんなにさばってうまかったの!?ってくらいうまかった!こっちの甘い醤油とよくあっていた。

おいてあるTVで、鹿児島の甲子園代表だった今吉君が運動会で応援団長で盛り上げていたというほのぼのニュースが流れていた。

で、ユースに戻って、2人で公民館まで歩いた。ほかにもクルマで島巡りのおじさんと、同室のあんちゃんと、ちょっととんがった感じのおじさんが向かってる。

一緒に歩いた女の人もynacでヤクスギランドツアーに参加したらしい。ynacは屋久島のエコツアーの老舗で、「ドル箱である縄文杉ツアーは十分な説明ができないし、観光客の集中を招くので行いません」という気合の入った会社だ。学術的にも非常にレベルの高いことをやっているらしく、おれ自身高校の生物の先生に紹介してもらったところだ。その女性も、研究所に勤めているらしいが、同僚に勧められて参加したらしい。

屋久島の和太鼓の歴史は思いのほか浅い。30年前に屋久島に伝統芸能を作ろうとして作ったものらしい。毎年、年の瀬に、益救神社に屋久神太鼓を納めているらしく、なんと今日はその日だけにしか見れないはずの屋久神太鼓も見れるらしい。

そしてもうひとつの目玉は屋久杉で作った大太鼓。いびつな形が特徴的だった。

3曲披露された後、観客がステージに上がってなんと太鼓をたたかせてもらうチャンスが!そりゃステージに上ったよw

で、でかい!やっぱでかいなーと思ってたら「○○君!」あー!白谷雲水峡に一緒に行った晴耕雨読に泊まってる女の人だった。「他にもあの人もいるよ」といわれてみてみると、一緒に行ったフレンドに泊まってる男の人もいたwみんな集まるなー。旅先で何度も会うってなんか楽しいw

で、俺も写真に写ってる屋久杉大太鼓叩かせてもらった。力入れても全然大丈夫だった。

最後に披露されたのが屋久神太鼓。善の神と悪の神が太鼓合戦をするというこの屋久神太鼓もなかなかに見ごたえがあった。

帰りはおじさんのクルマで帰って、すぐに寝た。と、いうのも明日は縄文杉ツアーに参加するので、迎えが4:20だからだ。

というわけで22:30就寝。

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by wavesll | 2006-10-01 20:25 | | Comments(0)
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