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TVみないなんてばっかじゃないの

「今はインターネットがあるからTVなんていらないよ」なんていう意見を特にネット上では見かけますが、それはTVを過小評価しすぎだと思います。

現に、Youtubeやニコニコにしたって盛り上がってるネタの多くはTV発です。更に言えば音楽寅さんすべらない話なんかは結構upされてますが、アメトークややりすぎコージーのようにすぐ消されてしまうし、何より早くみたいためオンエアが待ち遠しいくらい面白い番組もあります。依然として最強のコンテンツメーカーはTVだと思います。

ニュースにしてもTVの力は侮れません。偏向報道やテレポリティクスの弊害が叫ばれて久しいですが、そもそも平等な報道なんてのは無理な話で全体としてバランスをとればいいと思います。また劇場政治にしても、頭がいいだけで実行力、発言力がなさそうなヒトが誰か画面を通して伝わった結果だと思います。それらを伝える映像が持つ説得力は例えばハイリンゲンダムサミットの各国の顔ぶれを伝えるニュースでも感じました。

その上で、やはりTVの競争力は相対的に低くなるだろうと思います。ネットにユーザーの時間が流れることは留められないことだと思います。

更に本当に現場で製作している人々にカネが回らず、中間搾取がひどいTVのカネの回るシステムが改善されないともっとひどいことになるとは思います。

選択肢の一つとしてのTVをこれからも楽しんでいくために、もっと面白い番組を是非創っていってもらいたいです。
by wavesll | 2007-06-08 22:18 | 小噺 | Comments(0)
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