1 Intro
2 3つのアイディア
3 裁定とトレードオフとカードダス
4 メディアとネットワーク
5 知識と知性

最初に書いてしまうとこの「理解する」ことに関しては俺はあまり理解していない。知識が足りてない。だから後で書き直すかもしれない。そこんところは注意して聞いてくれ。
さて、理解する。理解するとは理(ことわり)を解きほぐすことだ。じゃあ理ってなんだろう。理論だ。理論が積み重なると構造になる。だから俺たちは構造を理解しなければならないんだ。
たとえばへのへのもへじを書いてみよう
へ へ
の の
も
へ
じ
まあ
アスキーアートでぱっとやろうとすると「じ」がうまくいかないんだけどまぁこれでいいだろう。
感覚でもへのへのもへじは書ける。ただ、俺は今へのへのもへじを
「へを打ってスペースを打ってへを打って改行してのを打ってスペース打ってのを打って改行してスペース打ってもを打って改行してスペース打ってへを売って改行してじを打った」
ことで打とうとしたわけだ。
こうやって書くための行動を書き表すということは理論を作ることだ。理論を作ると何がいいかって言うと誰でもその通りにしたら同じ結果を得られるんだ。
だってさ、何も知らない幼稚園児に「へのへのもへじをセンスで書け!」っていわれても幼稚園児困っちゃうだろ。ましてやもっと複雑なもの、たとえば今ドラえもんを書いてくれっていわれてもセンスだけだと難しい人がいるはずだ。そこに理論があれば書きやすい。理論ってのは絵描き歌の歌詞みたいなモンで構造を理解する手助けとなるものだ。
学問の世界では2つの大きな流れがある1つが人文、つまり文学とか歴史とかだ。もうひとつが科学、つまり数学とか化学とか物理とか生物とか地学だ。
で、どっちが理論をやっているかというと科学の方だ。
1+1=2だろう。
日本でやっても
カンボジアでやっても
ドバイでも
月でも
アンドロメダでも
M78星雲でも1+1=2なんだ。これは
江戸時代でも
縄文時代でもそうだ。ビッグバンの時だって1+1=2だ。これは絶対不変だ。そして普遍で不偏なんだ。
だから数式で表せるものってのは真実なんだ。嘘じゃない。だって1+1はいつでもどこでも2だろう。たとえこの世が諸行無常でも変わらないものはあるんだ。数学は信じてもいい。
でもさ、数式で表せないものがあるでしょ。今の理論だと説明できないモノがあるでしょ。
俺が君の事を好きになる。君が誰かを好きになる。愛情とか友情とかって数式で表せる?もしかしたら将来はあらわせるようになるかもしれないけど、今の理論だと無理でしょ。
でも高校生なんかさ、中学生なんかさ、エロサイトみてエロいことばっか考えてるじゃんwwww
いや、正直大人も同じよ、同じ。いったい何人のいい大人が痴漢で捕まっているか。どいつもこいつもしょーも無いほどエロいんだ。
ま、俺自身のことに関しては今のところシークレットにしておこう(笑

理論ではわかってないけど語りたいことってあるでしょ。そこででてきたのが文学とか政治学とか歴史学とかなんだ。想像の翼を使って
イカロスは空を飛んだんだ。
でもそのロウの翼は溶けるんだよ。理論じゃないから。もしかしたら嘘かもしれないから。
だから人文的に想像を働かせてものを言うときは気をつけたほうがいい。「俺は今ズルをしているんだ」「俺はもしかしたら間違ったことを言っているのかもしれない」ってね。
で、せっかく飛ぶのなら高いところに移動してから飛んだほうがいい。理論の山をゆっくりでもいい、駆け上がってもいい、とにかく頂上までいって、そこから想像の翼で羽ばたけばいいんだ。
そのためにはやっぱり理論を学ぶことが大事なんだ。とりあえず絶対に知らなければならない理論は、日本だと中学3年生までで習う理論だ。あれは義務だから。義務教育だから。
だから今自分に理論が足りてないと感じたら小学校と中学校で習うことを習えばいいんだ。
「俺は義務教育はマスターしてるよ!」って思うかもしれない。じゃあ
『平成教育予備校』を観て見よう。アレの問題に全問正解できたら君は免許皆伝だ。ちなみに俺はまだあの番組で全問正解できたことは一度も無い。
じゃあ「理解する」ことを考えるのはこれくらいにして「伝えること」を見ていこうか。
イーサン・M・ラジエル 『マッキンゼー式 世界最強の仕事術』
7 鴎印の調教術