風の質感が変わった。季節の潮目だ。
夏至を12:00、冬至を24:00とすると、8月はさしずめ暑い盛りの14:00台。これから昼下がりの9月になり、夕涼みの10月になり、宵の内に入っていくのだろう。
自転車を漕いで近所のプールで泳いできた。
流れるプールを3・4回周って、25mプールで自由形で泳いだら飽きた。
女の子でも眺めるかと目を向けるも、さしもの俺もぺドフィリアではないので小・中学生はパス。女子高生ではロリコンと呼ばれる歳なことは悟ったから自重。と、なると残りはカップル2組の片割れとヤンママくらいしかいない。
しょうがないから蜻蛉と揚羽を観ていた。
背泳ぎの要領でぷかぷか浮かんでいると、自分の呼吸音とみずの揺らぎのシンクロニシティを楽しめる。アタマを壁に何度もぶつけた。
流れるプールのナガレを生み出している排水溝に向かって全力で泳ぐも完敗。
流れに沿ってクロール。その後膝をついて水中ハイハイ。
ひらバタ(平泳ぎの脚にバタフライの腕)に挑戦するも失敗。
いやー、寂しいw
荒井由美 『翳りゆく部屋』
窓辺に置いたいすにもたれ
あなたは夕陽見てた
なげやりな別れの気配を
横顔に漂わせ
二人の言葉はあてもなく
過ぎた日々をさまよう
ふりむけばドアの隙間から
宵闇がしのび込む
どんな運命が愛を遠ざけたの
輝きはもどらない
わたしが今死んでも
ランプを燈せば街は沈み
窓には部屋が映える
冷たい壁に耳をあてて
靴音を追いかけた
どんな運命が愛を遠ざけたの
輝きはもどらない
わたしが今死んでも
小一時間泳いで、上がって、帰りに激すっぱいレモンアイスを食べたらスッパうまかった。