ORANGE RANGE 『DANCE2 feat. ソイソース』
あの後一眠りして
オレンジレンジをみに日吉へ向かった。
やー、面白かった!快楽中枢を摩擦する非常に高性能なダンスポップチューンの連続だった。
ほんとオレンジレンジって上手いよな。ハード気味な
『キリキリマイ』みたいな曲もやれば郷愁を誘う
『キズナ』みたいな曲や
『イケナイ太陽』みたいなドポップもやるし。
何より上手いのは
菊池成孔さんが指摘しているようにあいつらは一曲のうちに二曲をパクってるらしいんだよな。(その時例に挙がってたのは
『Locomotion』 と
『Trouble』)
こーいう
マッシュアップ的な方法論は面白いよな。まー歌詞はアレなんだが。ってか連中俺とたいして年変わらないんだな。スゲーな。
あんまりオレンジレンジの詩が俺の琴線に触れないのはたぶん連中と俺だと生活フィールドとか生活の感性とかがかなりズレてるんだろうな。
今朝聞いた
『まっがーれ↓スペクタクル』と
『ロコローション』は同じくらい遊んでる歌詞だけど、古泉っていう人物の
物語を知ってる分だけ共感力が前者の方が大きいんだろう。逆に言えばレンジも連中のパーソナリティを知ったらもっと楽曲を聴いてて楽しくなるのかもしれない。
とはいえ「刺激が欲しけりゃバカになれ」というのはその通りで。
音楽はアタマで聴くもんじゃなくカラダで感じるものだから、物語性がどうだとか詩の文学性がどうだとかぶっ飛ばすメロディのパワーがある楽曲の持つ
ポピュラリティは決してバカにできないと想った。
ORANGE RANGE 『ロコローション』
アントニオ猪木 『馬鹿になれ』