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(今度は役に立つ)就活に勝つための一つの実例

さっき書いたのを自分で読み返してみたら「つーか、『勝つまで』のところが知りたいんですけど」という至極まっとうな疑問がわいたので、今回少しそこらへんを補っておきたいと想う。

と、同時に最初に断っておきたいのは、就職活動の方法は人によってあうあわないがあるから、自分に合うやり方でやるのが一番いいということだ(俺のやり方で失敗しても責任取れないからね)。

じゃあ2・3点書きます。

自己整理をしろ
自己分析、というとなにやら「本当の自分」がどこかにひとつあるような気もするかもしれないが、少なくとも俺の場合は過去を振り返ると自分の考えは結構ぶれていて、その時々によって考えが変わっていた。同じ時点でも色々な業界に興味を持ってしまう気の多さだった。変化しない「本当の自分」なんていなかった。

と、いうことは将来も変わらない「自己」なんてのもほとんどないのではないだろうか。困った人間に生まれたもんだと困った。

そこでとりあえず俺は自分がやってきた事実を整理することにした。
するとディスカッション大会を運営したことや、北海道をチャリで回ったこと、ブログがハードカバーの本に載ったことなど、ちょっとした材料が見つかった。

そこで、そういう「事実」を元に「企業が好みそうな人間像」を創り上げたwwwwww基本的には俺自身が結構めげずにじりじりシコシコ頑張るタイプだったのもあって、「前向きな自分」という真実を創り上げたんだw

元となる事実は同じでも、そこから生み出される真実を変えることは出来る。だってにんじんとじゃがいもと牛肉でできる料理は肉じゃがだけじゃないじゃないか。カレーもビーフシチューもできる。だったら企業が好きそうな料理を作ってやればいいじゃん。

「自分が本当にやったこと」を変えるのは大変だが「その時自分がどう想ったのか」なんて誰もわからないんだから。ましてや喉もと過ぎれば自分自身でだってその時のネガティヴな気持ちとか半分くらい忘れちまうぜ。やることやっとけば「こう言う事もできる自分」ってのを言う事も出来る。そしてその「理想の自分」に、本当になってしまえばいいんだw

そう考えると、俺は少しは楽になった。


気の合う会社を探そう
いきなりぶっちゃけるが、就職活動を終わった段階の感慨としては「いっくら調べても実際やってみないと会社なんてわからねーよなー」というものだ。その会社に自分が合うかどうかは就活段階では類推するしかない。本当のところはわからない。

とはいえ、そうは言っても始まらないのでやるしかない。
やっぱりオススメは説明会に出ることだ。それも単独の2時間くらいやる奴。

合同説明会はオススメできない。何が面白いのか分からないうち、気持ちがあったまりきらないうちに終わってしまう。一社単独の奴なら、大抵のところだったら沸点まで気持ちを温めてくれる。

その時、チェックすべきなのは「その会社が大事にしている価値観は何か」というものだ。食品だったら「直接からだの中に入る食べ物で、命を喜ばせたい」だとか、人材だったら「人生の転機を応援したい」とか、保険だったら「いざというときに力になりたい」とか、あるだろう。会社のミッションを知り、自分がそれに共感できるかどうかを考えることが大事だ。

またどうせ顔を覚えられることも無いから、きっつい質問をして困らせていいと想う。臭いものにふたをせず、ネガティヴなところこそ説明会で質問しておくべきだ。いいところは勝手に宣伝してくれるしね。まぁ、いってもどの会社入ってもキツイこたキツイとは想うんだけれどもw

さっき書いた「自己整理」の際に、「自分がいままで付き合ってきた人間のどこが良かったのか」というのを整理しておくといいかもしれない。どういう人間に自分は好感を持つのかを整理すると、自分の好きな人間像がわかる。そして(少なくとも会った人のイメージとして)自分に合いそうな人がいる会社かどうかもわかると想う。


何でもやりたいでは受からない
俺は何でもやりたい派だったから「できることの範囲が広い会社」を多く受けていたが、面接で「多岐に渡る事業をされているから」とかだけ言っても受からないことを身をもって学んだ。「多岐に渡っている」をいうのはいいんだが、たぶん結局会社が聞きたいのは「俺は絶対あんたじゃないと駄目なんだ」という愛の告白なんだろうw

「何でもいい」では弱い。だってそうだろ「俺、誰とでもいいんだけど君と付き合いたいんだ」といわれて付き合う女がいるか?wwwwwww

でも恋愛と違って会社は感情でなくロジックで人間を判断するから、いかに自分とその会社がフィットしているかの理由付け、ロジック付けをきちんとすれば、ある程度まで面接は進めると想う。

俺の感想としては、最後の最後は会社も感覚で人を採るか採らないか決めていると想うけどね。


恥をかこう。指摘を受けよう
俺は人から指摘を受けるのが大嫌いだが、大好きなことにしている。
誰だって自分の問題点を言われていい気分はしない。でも問題点を認識したら、問題はもう半分解決しているんだ。カイゼンすればいいんだから。一番の問題は「どこが問題かわからない状態」だ。

面接にしても、ESにしても、ひとりよがりな自己PRや受け答えにならないためには、先輩、それも受けたい業種で実際に働いている先輩に実際に添削してもらうのが一番いいと想う。


考えすぎずに『普通に』やりたいことに挑戦しよう
就職活動を通して深く自分を考えるのは基本的にはいいことだ。
でも考えすぎると、何が良くて何が悪いのかすら見失って袋小路に陥ってしまうことがある。

そういう時は「自分が普通に好きなこと」を想いだそう。無理せずにできることはなんだろう?「自分がしたいこと」と「自分が出来ること」は往々にして異なることがある。

もちろん「自分」は成長するから「今出来ないけど将来できること」はある。そこまで成長する覚悟を示せれば受かるかもしれない。

俺の場合は人に何か伝えることが好きで、それをずっとやっていたから、普通にそれを今後もやりやすそうなところに行きたかった。

「何か伝える」ってのは何もメディアじゃなきゃ出来ないわけではなくて、「商品のよさを伝える」営業なんかどの会社にもあるから、色んな会社をうけたけど、結局受かったのがメディアだったってことだ。


と、いうような感じです。少しはお役に立てたかな?
まぁいっても会社は最大で40年くらいの付き合いだからw
世の中には「1万年と二千年経っても愛してる」とか想いつめる人もいるんだからそれにくらべれば大したことないよw

俺も「八千年過ぎた頃から(自分の会社が)もっと恋しくなった」とか言ってみてぇよwwwwwww


Akino 『創聖のアクエリオン』
by wavesll | 2007-12-14 10:37 | 私信 | Comments(0)
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