2018年 02月 03日 ( 1 )

Photographs of 第66回 東京藝術大学 卒業・修了作品展

懸谷直弓 ≪2.5次元の触覚≫
c0002171_17330877.jpg
藤田クレア ≪閾≫
c0002171_17340679.jpg
鈴木修一郎 ≪夜景≫
c0002171_17350755.jpg
c0002171_17353814.jpg
齊藤琴絵 ≪影は絶えず≫
c0002171_17363070.jpg

SIMONE PHILIPPOU
c0002171_17381637.jpg
堀内悠希 ≪Circular Clues≫
c0002171_17390366.jpg
栗木結生 ≪今日めぐりあえなかった人達≫
c0002171_17395397.jpg
石塚嘉宏 ≪数えきれないほどたくさんの粒子の移動について≫
c0002171_17404836.jpg
鷹觜絢香 ≪Twin Chair≫
c0002171_17421180.jpg
岡ともみ ≪岡山市柳町1-8-19≫
c0002171_17480343.jpg
黒氏琢也 ≪ムズムズ≫
c0002171_17504231.jpg
後藤宙 ≪Composition:Heptagon≫
c0002171_17524655.jpg
澤井恭平 ≪Soul Immortal≫
c0002171_17544997.jpg
倉田明佳 ≪When I came back to myself≫
c0002171_17555686.jpg
趙恩枝 ≪記憶の緑≫
c0002171_17565111.jpg
日下部岳 ≪可能世界と石≫
c0002171_17580160.jpg
岸由紀子 ≪Paradise(ver.JY)≫
c0002171_17592071.jpg
伊藤五津美 ≪孤を描く≫
c0002171_18002618.jpg
京増千晶 ≪容疑者:■本陽一(32)≫
c0002171_18031128.jpg
住吉美玲 ≪いつかその時が来たら、私は≫
c0002171_18043335.jpg
c0002171_18044714.jpg
渡邊優子 ≪漂う夢≫
c0002171_18054790.jpg
細渕すみれ ≪いるかホテルの友人≫
c0002171_18064508.jpg
川上椰乃子 ≪弁慶橋より≫
c0002171_18073077.jpg
真鍋由伽子 ≪変わらない海≫
c0002171_18085686.jpg
大山菜々子 ≪今はまだ揺籠の中で≫
c0002171_18094889.jpg
金丸理恵 ≪かつ消えかつ結び≫
c0002171_18103775.jpg
安河内蘭 ≪回帰≫
c0002171_18120429.jpg
上野真樹 ≪畜生道~獄中愛物語~≫
c0002171_18133376.jpg
岡村峰和 ≪自画像「鷺男」ポスター≫
c0002171_18141834.jpg
長谷川友香 ≪Here≫
c0002171_18151574.jpg
石村大地 ≪自刻像~好きを集める~≫
c0002171_18163908.jpg
澤村崇太郎 ≪あとどれくらい僕は深く潜れるだろう≫
c0002171_18174682.jpg
c0002171_18175894.jpg
澤村崇太郎 ≪ダイバー≫
c0002171_18193964.jpg
石下雅斗 ≪The Tower of Life≫
c0002171_18203898.jpg
江田伊吹 ≪望郷≫
c0002171_18212137.jpg
小早川和香奈 ≪filtered sunlight≫
c0002171_18220587.jpg
吉原優里子 ≪A blink of bloom colon starry≫
c0002171_18231488.jpg
東京藝大の卒展に行ってきました。

先ず目に飛び込んで来たのは懸谷直弓さんの≪2.5次元の触覚≫。超巨大なマウスカーソルが現前したプレゼンテーション。逆ARというか、仮想が現実化することで、物質というのは超密度の情報体でもあるのかもしれないと思いました。

本日は最終日で、棟によっては1/31までだったのか><!とか思いつつも藤田クレアさんのヴンダーカンマーな≪閾≫を愉しんで。

絵画では写真と見まごうような鈴木修一郎さんの≪夜景≫、黒炎に闇虹が滲む齊藤琴絵さんの≪影は絶えず≫、日本的なめでたさがいいSIMONE PHILIPPOUさんの作品、堀内悠希さんの≪Circular Clues≫の機械と風景スケッチのめぐりあわせ、紫輝に透ける栗木結生さんの≪今日めぐりあえなかった人達≫、石塚嘉宏さんの≪数えきれないほどたくさんの粒子の移動について≫のコンポジションや水でつくったかのような鷹觜絢香さんの≪Twin Chair≫のエメラルドグリーンに目を瞠りました。

そして岡ともみさんの≪岡山市柳町1-8-19≫はお婆様の家の品々を使いながら、静謐に鳴る環境音と透明な板を使ってレイヤーを組む暗やみの中で光が存在する作品。懐かしさと尖端性が同居する感覚でした。

藝大美術館へ行くとまず黒氏琢也さんの≪ムズムズ≫が。虫が這う劔?面白いフォルムでした。中の展示も素晴らしいものが多く、後藤宙さんの≪Composition:Heptagon≫の堂々たる美、木で人魚を顕わした澤井恭平さんの≪Soul Immortal≫、現代的な女の子の可愛さとカッコよさが表現された倉田明佳さんの≪When I came back to myself≫、情報の構造体を形成した趙恩枝さんの≪記憶の緑≫、日下部岳さんの≪可能世界と石≫と岸由紀子さんの≪Paradise(ver.JY)≫は連作の中での全体の合成の面白味がありました。

ここで東京都美術館へ移動、伊藤五津美さんの≪孤を描く≫は貝殻が張り付けてある球体の作品。京増千晶さんの≪容疑者:■本陽一(32)≫は「の」の字が盗まれた世界線のユーモアがある作品。結婚情報誌の表紙を全部自分の顔にした住吉美玲さんの≪いつかその時が来たら、私は≫にもニヤリとさせられました。

日本画がとっても素晴らしくて、渡邊優子さんの≪漂う夢≫の漆黒のカイロス、細渕すみれさんの≪いるかホテルの友人≫はピンクの壁から南米のマジックリアリズム世界への扉が開かれる様に感じて好きでした。川上椰乃子さんの≪弁慶橋より≫の濠の緑が美しくて。写真より全然生が良かったです。

真鍋由伽子さんの≪変わらない海≫の冬の情景、大山菜々子さんの≪今はまだ揺籠の中で≫は仙人掌が良かった。金丸理恵さんの≪かつ消えかつ結び≫は懐石料理のような澄んだ味とキャンディーのようなPOPさが融合していて。安河内蘭さんの≪回帰≫にはクリムトの金地のような美しさを感じました。

上野真樹≪畜生道~獄中愛物語~≫はスティッキーフィンガーズのようなファッショナブルな狂いがあって好きで◎岡村峰和さんの≪自画像「鷺男」ポスター≫はアイディアと実装クオリティの勝利。長谷川友香さんの≪Here≫にはLOSALIOSの音が似合いそう。

B1へ降りていくと彫刻作品群が。石村大地さんの≪自刻像~好きを集める~≫は甘い毒っ気が好みで。澤村崇太郎さんの≪あとどれくらい僕は深く潜れるだろう≫は潜水士を木で彫るのが面白く、素潜りの≪ダイバー≫は泡を彫刻してて興味が惹かれました。

石下雅斗さんの≪The Tower of Life≫は古代遺跡から採って来たような崩れが見事。江田伊吹さんの≪望郷≫には裏にあるドラマの深さを感ぜさせられました。そして恐竜骨格のような小早川和香奈さんの≪filtered sunlight≫。最後に吉原優里子さんの≪A blink of bloom colon starry≫金属の花を目の保養に会場を後にしました。

結構焦って回ってCheck洩れも多数、出来れば最終日も12:30終わりでなく17:00までやって欲しかった><と想いつつも、結構スパスパみれて快い卒展となりました。

by wavesll | 2018-02-03 18:24 | 展覧会 | Trackback | Comments(2)