2018年 05月 02日 ( 1 )

虹色乃音楽 Takako Minekawa - Fun 9, The Voidz - Virtue, Barrio Lindo - Menoko

東横の改札機が早朝の起動の際七色に輝くのを先日中目黒で知りました。渋谷の改札はシャッターで区切られた地下街の奥にあって起動時をみることは少ないので、夜遊び朝帰りの民より始発出発の登山民の方が知っている事柄かもしれません。

この記事ではそんな朝壱のレインボーのような、Prismのように虹色に偏光する輝きを持ったフラジャイルで芳醇なバランスを持った盤を3枚ご紹介します。

Takako Minekawa - Fun 9 (full album)

嶺川貴子による99年リリースのこの盤は、後に夫となる(そして離婚する)小山田圭吾プロデュースの一枚。水の中で泡がぷかぷかするような浮遊感のある音はまさにコーネリアス的なハイセンスな音。ドラムのパターンとかヤバイ。それこそ最近嵌っている80sなテクノポップからの進化というか、ソフィスティケイトされたポップとして高い次元で纏まった一作となっていると感じました。

時代は下り2018年リリースのジュリアン・カサブランカスによる新バンドThe Voidzの新作。The Voidzは前作『Tyranny』が個人的にはドンピシャで”これこそROCKの新しい希望だ”と想ったので、今回スカム性が薄くなってポップな感じになったのは初聴きでは残念だったけれども、やっぱり聴いてみると面白い試みを幾つも詰め込んでいるし、個人的にはストロークスより断然このプロジェクトの方が好き。今ROCKを鳴らすならこうだろ、というのをみせてくれている気がします。


アルヘンティーナの気鋭DJが2014にリリースしたディジタル・クンビア。バリオ・リンドは5/3のDOMMUNE出演を皮切りにこの皐月日本ツアーも敢行します。個人的には一番肌に馴染む最新系音楽はこの電子クンビアというジャンルで。電子的かつ田舎なスーパーナチュラル感にとてもわくわくさせられる。このジャンルいなたさが濃いモノからKaleemaのようにかなり都会的で洗練されたものまで様々なグラデーションがあるのできっと今の貴方のモードに合う一枚がどこかにあると想うので、ツボとなる盤をDigるのも一興かと◎快い音楽生活をお過ごしになられんことを◎



by wavesll | 2018-05-02 05:57 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)