2018年 05月 31日 ( 1 )

Cribas -『Las cosas』&『La hora diminuta』 未明と黎明の透間にコンテンポラリー・フォルクローレを

Cribas - Las cosas (Bandcamp link)



敬愛する南米音楽DiggerのBamudaさんがTweetで推されていたクリバスのアルバムをHMV record shop 渋谷で試聴し、1曲目のAtoms For Peace並みのRhythm/Beatの面白さにやられ、そこから静謐さと吹き抜ける荘厳な展開に心が晴れ渡りました。

アカ・セカ・トリオも輩出したラ・プラタ国立大学出身のアーチストで、南米の空気を伝えてくれて。フリアカでみた蒼穹を想い出しました。

そして2ndの『Las Cosas』が深夜-未明だとしたら1stの『La Hora Diminuta』は黎明。コンテンポラリー・フォルクローレの爽やかな風が心地いい。

ワールドミュージックを好んで聴いてきて10年あまり。最初は飛び道具的な音楽として開拓していたのですが、南米音楽、殊にアルゼンチンとブラジルの音楽にはデザートのような特殊な音というよりコメのように主食に成り得る普遍性と特別さを感じて。

それも激情と裏腹に在る涼やかさが生活の中にすっと馴染んでくれ、自然への敬意も好ましい。ロック以前から存在する肥沃な音楽の大地に心をくゆらせる、素敵な時間を味わえました。

by wavesll | 2018-05-31 04:37 | Sound Gem | Comments(0)