AKIRA『アヤワスカ!』から、旅を超えて日常の輪を誕生日に想

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2018年10月18日、34才になりました。相変わらず日々をやっています。

TwitterのTimeLineで『アヤワスカ!』という本が今なら無料DLできるという情報を観て、ここ数日スマホのKindleで読んでいました。読み易いし、隙間時間に電子書籍はありですね。

アヤワスカ。今までに幾度か耳にしていたナチュラル・ドラッグの名。著者のAKIRA氏は東京での幻覚体験から導かれるままにペルー、エクアドル、ブラジルの山麗そして密林の奥に旅し、そこで麻薬を使った精神体験を得る。大雑把に纏めればそういう体験物語です。

読んでいて”これは昔(といっても十年前)の自分のベクトルの遥かに凄い版の人だな”と感じて。私自身もナスカやマチュピチュの現地に行ったことがあり、ペルー扁の記述はかなり立体的に読み込むことが出来て。繰り出される知識も例えばマクルーハンなんかは自分もメディア論を読んでいましたし、彼がみた幻覚の日の出ならぬ”地球の出”は、私自身が人生でいつか味わってみたい夢そのものでした。

文章のドライヴする感覚も、繰り広げられるデータ達(例えば超ひも理論)も、何だか他人が描いたものを読んでいるというよりは、マチュピチュに行ったのはもう7年前ですが、過去の自分がそのままのベクトルで長じて書いたものを読んでいるようなパラレルな感覚を味わう読書体験で。

と、共に”今の自分はあの頃から目指すものが変わったのかもしれない”とも想ったのでした。

先日、年下の友人から「kamomeさんはインプットは凄いしているのにアウトプットを全然していない、宝の持ち腐れにみえますよ」と言われて。自分はその時”Blogにおいて自分なりにI/Oをしているのだけれどな”と想いながらも「昔は『最高の麻薬のような変性意識をもたらすエンターテイメントを成したい』と想っていたけれど、今はスタンスが変わったんだ」と応えて。

それは出雲・神在祭旅での脳がサーッと焼き切れそうになる体験から、全精力をかけて(といいながら完全ノードラッグですが脳内麻薬で半ば躁りながら)書き上げた妄論が総スカンになったあげく暴論をまくし立て、当時の仲間からどっちらけになって、そして311を経て、自分の中で石舟斎を目指すというか、宙に浮かび上がらずも、水面下で小乗仏教的に日々自分に高まる刺激を与え、それを書き記せばそれでよい、となったというのもあるかもしれません。

道化師で壊れた状態から素になって、あまり人にも付き合わずに自分の内の濃さを上げて。結果として昔はほとんど女っ気ないというかデリカシーのない人間だったのに、今ではある程度”傾聴”とか意識するくらいは社会意識、コミュニケーション感度が持てるようになった気もします。

さて、そんな10年代を過ごした先の2018年の今に感じるのは”自分は旅を超えていかなければならないのかもしれない”ということでした。

旅は本当に愉しい。あらゆることが鮮烈に新奇に映り、異化作用が起きまくり精神が感応します。それはインナーチャイルドを呼び起こすことかもしれない。けれども、得てして「広くて浅い奴もGood Night」になってはしないか。

『アヤワスカ!』を読んでいて特に途中まで想っていたのは”このドライヴ感は確かに面白い。けれどもこの旅路の記述は普通にこの地を旅すれば比較的容易に得られる知見に留まっていて、俺が旅したのとそこまで変わらず掘り下げる深さに於いてどうも刺激を受ける水準にないかもしれない”というものでした。

次から次へと新しいものを浴びてどんどんどんどん世界を拡げることはワクワクするけれども、一つのルーティンというか、一所懸命に日常の中で突き詰めていくDigを行わなければ辿り着けない領域があるのではというのがこの十年間の私の課題で。

メディアの水面に近い浅いところで自分は遊びすぎているのではないか。本当の”独自性”は旅ではなくいつもにみえる日常でどれだけ”汲み取る、編集する、発する”を究めることから生まれるのではないか、と思うのです。神話的なマクロへの関心から、微視的な視点への興味関心を持ったのは様々な人(特に女性に顕著ですが)の感性に触れたことから得た知見かもしれません。

その上で『アヤワスカ!』の麻薬による精神の昂揚の旅はけれども、私が知っている南米の粋を超えてさらなる深部・高みに達して、最後の辺りは読んでいて知的興奮を得て。アヤワスカというナチュラル・ドラッグは一度でその全てを知れるわけでなく徐々に神秘の扉を開いて、適切なシャーマンの導きを以て体験を為すのだなと。インスタントにどんどんスワイプしていくのではない、掘り下げる研ぎ究めがあって幻覚への旅の記述には目を瞠る處がありました。

「旅」に於ける「浅瀬さ」を乗り越える術は、一つには土地との関係を湛えていくこと。与那国旅行での毎年島に来ている方や島で働くようになった方との出会いも大きな感銘を与えて呉れましたが、人との繋がりは確かに一過性を越えていく一つの指針になるかもしれません。そしてこの『アヤワスカ!』のように大きなテーマを以て旅を一貫させること、己で旅行をフリースタイルすることもやはり大きいなと。

旅は日常からの特異点ではあります。けれどもその上で、日常や旅を包括する人生において、マクロな刺激とミクロな刺激をシームレスに統べるDig =「工夫・改善・創新の探究」を行う糸口をみつけたい、そんな営為を過ごす一年の輪をまた始めたい。誕生日にこんなことを想いました。

# by wavesll | 2018-10-18 04:39 | 書評 | Comments(0)

渋谷桜ヶ丘 富士屋本店とMARY JANEのはしご

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# by wavesll | 2018-10-17 19:59 | 街角 | Comments(0)

身体のない知性はあるか 人間ってナンだ?超AI入門第二回「感じる」

昨秋に放送された人間ってナンだ?超AI入門が再放送されていました。前々からこのシリーズは視聴感想メモを残しておきたかったので丁度今やるかと想い認めます。

最初に質問されるのは、「乱雑な机の上で『箱を取ってきて』といわれたときに『箱』だけを取る」ことの難しさについて。これは”フレーム問題”といって、ロボットは例えば箱の上に爆弾があると爆弾ごと持ってきてしまいます。

それでは「箱と一緒に動いてしまうものは除く」とプログラムすると「床は動かないか、周りの者は動かないか」とすべての重要度が同じになってしまい計算をしている内に爆弾は爆発してしまいます。問題解決のフレームを持てない。では何故に人間は無限の可能性から関係ある事柄だけを取り出せるのか?

子どもはモノと触れ合って遊ぶことで、物を動かすことのデータを世界とインタラクションしながら世界の仕組みを学んでいく。世界を理解するとはどういう行動をすると何が起こるかの関係性を理解する事が重要であり、だから知能に於いて相互作用する”カラダ”が伴なった知見が大切。

名古屋でのロボットの国際大会、ロボットにモノを掴ませ移動させる競技。日本のチームはアームに付いたカメラでモノを認識し、AIによって”どこの辺が掴みやすいかスコア分析させ、計算させ”ています。カメラによる視覚の他、この先は力覚センサーで触覚も取り入れようとしているそうです。

西海岸、バークレー。そこではモノを何度も何度も方向を変えてロボットアームに捕ませ、千差万別の物体の重心は何処か、摩擦は大きいか小さいかとかの力学の膨大なデータを学ばせています。

人間も”持つ”練習を赤ちゃんの時に行って学習します。「触る」とは「データ収集」。何回も試行錯誤して経験を蓄積しないと進歩はない。

人工知能がロボットなどの身体を持つと”形容詞的な概念”が身に着きます。例えば”小さなロボット”の方が”大きいペン”より大きかったりする。”形容詞”というのは”普通はこうだ”と知っていないと感覚がわからない。”普通はこうだ”というのは経験を積まないと分からない。

一方で行動に対しての相対的な評価が”副詞”。まず行動する身体が無ければ副詞的概念も理解できない。そう考えると知能において身体というのは本質的なファクトで、カラダがないと全てが記号のようになってしまうかもしれない。感じることで形容詞的・副詞的概念を獲得できる。

手術ロボットは”縫い合わせる動作”を一つのまとまりとして、独学ではなく外科医の動作をみて学ばせています。この「模倣学習」は動作の実演データの動きの軌道から学びます。どの動作もセグメントに分けて理解させてから、部分を繋げて全体を結びます。

真似することで無駄を省く。真似することで経験も受け継げる。「真似をすること」が出来るためには自分の身体に対してのイメージと自分が見ているもののイメージを結び付けるボディイメージの対応関係を取れないといけない。これは高度な知能的働きで、サルはできてもイヌとかは出来なかったりする。人間は真似ることで効率的に学習する。

人間の場合、段々頭の中で”こういうことをしたらこうなる”とシュミレートできるようになり、一連の行動を「チャンク化」し塊として纏めて処理してさらに長い行動を行えるようになる。

「感じる」「考える」の関係、「考えた時の行動」と「無意識の反応」の関係は、人間が「感じて」いたことをブーストするために後で「考える」。脳が躰を動かしているのではなく体を動かしたことを脳が分析している。

神経学者ベンジャミン・リベットの実刑んによると行動をする0.2秒前に意識的な決定があったが、その0.35秒前に無意識的な脳活動があった。人間の行動にきっかけを与えるものは意識レベルの前に在る。

人間の意識は会社でいうと取締役会みたいなもので、取締役レベルが意識してなくても各事業部は無意識的に対処している。意識に登るのは相当大きな問題。(例えば「歩く」ことは普通意識しなくても筋肉がきちんと動かされている)。スポーツのトレーニングは取締役がいなくても自動的に動けるように体に叩き込むプロジェクト。

「言葉にする」=というのは「情報を落し、保存性を良くする」行為。では将来「動き」をそのまま保存してAIに学習させられたら、圧縮していないデータで新たな知性を造れるかもしれない。

ここまで番組を見てきて想い起したのは数年前友人から「フィールドレコーディング聴くくらいならば俺なら現地で五感で感じるな」といわれたこと。その時は「自然音が"これまでなかったビート"として魅力的に感じられるんだ」と答えたのですが、”身体が失われた自然、サウンドが抽出された自然”の『余白』が想像力が羽搏ける自由な天地として愉しんでいたのかもしれないと想いました。

ライフサイズを知らない故のリバティ。そして、その上で、自然・土地に関する今まで自分自身で感じて、考えた知見・データの土壌があるから行える遊戯でもあるのかもと。身体から自由になるには身体での経験を高め続けなければならない。文字だけで分かった気になってはならないけれど、抽象された文字情報は人生をブーストしてくれる。人生、学び続ける旅路だなと想ったTV視聴体験でした。

# by wavesll | 2018-10-17 08:32 | 私信 | Comments(0)

国立科学博物館常設の地球館&日本館がドチャクソ楽しスゴかった!

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特別展「昆虫」をみた前後に科博の常設展である地球館と日本館もみたのですが、これがすんばらしいクオリティの展示で◎!上野の国立美術・博物館のコレクション展としても最上位のスゴさでは!?

恐竜もバンバンあるし、重文の和時計なんかも!感心したのが技術発展を展示するブース。個人的にEテレ辺りで今身近にある電子レンジやエアコン、TVなんかの技術から逆算する形で物理や数学をエデュテイメントする番組をやったらいいなと想っていたのですが、この展示を膨らまして行ったら1クール2クールいけるレベルじゃないかと◎!やーばい☆

また標本では忠犬ハチ公がいたのも印象的でしたが、初めて知ったのは沖縄県で見つかったという港川人の存在。縄文よりさらに前の2万年以上前の日本に住んでいたヒト。こんな存在があったとは。縄文展のさらに果てに在る世界が科博にありました。

一度じゃとてもじゃないけれど咀嚼できない凄さ。屋上にはハーブガーデンが在ったり、江戸時代の女性の木乃伊があったりill過ぎる展示にわくわくが止まりませんでした。

# by wavesll | 2018-10-16 21:10 | 展覧会 | Comments(0)

モネ それからの100年@横浜美術館 印象派から現代美術への水脈

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みなとみらいの横浜美術館にて開かれていたモネ展。モネ自身の絵画の他、現代美術に浸透したモネの華がみられて。春にみたビュールレ・コレクション展での印象派の流れの最後に、米国現代美術家にオールオーバーの祖として見出された≪睡蓮≫があったのも印象深いですが、この展覧会ではそこから現代に繋がっていった潮流がみれた気がしました。

クロード・モネ≪税官吏の小屋、荒れた海≫の破れる波しぶき、≪ヴィレの風景≫は”これモネなの!?”というくらいに印象派のスナップショット的な筆遣い。

今回はモネからの流れだと感ぜられる現代美術家の作品も展示していますが、その大きな集団にU.S.のアクション・ペインティングの一派がいます。ウィレム・デ・クーニングもその一人。≪風景の中の女≫だったり≪水≫はモネが睡蓮で魅せた風景の抽象化を人物画において更に進めた感じ。またルイ・カーヌ≪彩られた空気≫は金網を使って描いた”色の影”が新鮮で。2013年作の≪WORK 8≫の透過する絵具も印象的でした。

また日本人画家の作品も展示していて。中西夏之≪G/Z 夏至・橋の上 To May VII≫のライトグリーンにパープルや≪G/Z 夏至・橋の上 3Z II≫の水面、丸山直文≪puddle i the woods 5≫の暖色のパステル。中でも写真をデジタル加工して解像度を歪ませたような木版画の湯浅克俊≪Quadrichromie≫が素晴らしかった!

再びモネ。≪印象、日の出≫と対を為すような氷が浮かぶ≪セーヌ河の日没、冬≫。太陽の光が印象的な作品には≪テムズ河のチャリング・クロス橋≫≪霧の中の太陽≫がありました。他にも白く深い景色が広がる≪ジヴェルニー近くのリメツの草原≫≪チャリング・クロス橋≫も魅力的でした。

再び現代美術へ。やはりNYスクールのマーク・ロスコ≪赤の中の黒≫はずっとみていられ惹き込まれるような存在性。ゲルハルト・リヒターの≪アブストラクト・ペインティング(CR 845-5)≫≪アブストラクト・ペインティング(CR 845-8)≫は黄と灰が立体的に塗りこめられた多重絵画で素晴らしかったです。

松本陽子≪振動する風景的画面III≫のピンク・白・グレーの光の羽搏き。根岸芳郎≪91-3-8≫はロスコをカラフルにモコモコさせたようなカラーフィールドペインティング。丸山直文≪Garden 1≫はクリーム色の世界に緑が生える風景画が不思議な魅力。

そして想像以上に素晴らしかったのがロイ・リキテンシュタインの作品。アメコミを駆使した作品で有名な彼ですがドットで描かれた≪積みわら≫に、メタリックな鏡面と実線の有無を使って實界と水面をポップに描いた≪日本の橋のある風景≫!これが複雑な意図をなんとも簡便に表していて本当にみれて嬉しかったです。

ここから睡蓮をモチーフにした一連の作品群が。

9枚の絵画がウォーホルのように連続するルイ・カーヌ≪睡蓮≫。ジヴェルニーから株分けした大原美術館の睡蓮を描いた福田美蘭≪モネの睡蓮≫湯浅克俊≪Light garden #1≫が光画の縦縞で画き出した睡蓮も素晴らしかった。児玉麻緒≪IKEMONET≫≪SUIREN≫は太くプリミティヴな筆遣いで描かれた蓮池。水野勝規≪holography≫は岐阜のモネの池を寫した映像作品。

モネ本人による睡蓮の作品も展示されて。黄色の睡蓮の花が描かれた≪睡蓮≫≪睡蓮、水草の反映≫のもぞっと揺蕩う感じも好かった。また最晩年にモネが描いた≪バラの小道の家≫の鮮烈な赤にも晩年の紅の睡蓮を想いました。

最後の部屋はWWII以降の現代作家たちの絵画たち。

サム・フランシス≪無題(WC00956)≫はアンフォルメルの作品。青と紫が印象的でした。同じくサム・フランシス≪Simplicity≫はポロックのよう。ジャン=ポール・リオペル≪絵画≫もアンフォルメルな一枚。そしてアンディ・ウォーホル≪花≫の多重性も確かにモネ的ともいえそうかも?もしこの展覧会の瑕疵を一つ挙げるならポロックの作品が欲しかったですね。

そして本展覧会の一つの白眉だったのが福田美蘭≪睡蓮の池≫。高層ビルのリストランテのガラスに写り込んだテーブルクロスを睡蓮の葉に見立てた、モネが決して描かなかった夜景の逸品。さらに横浜展ではその朝の光景を描いた≪睡蓮の池 朝≫も展示されていました。

そして最後の部屋で格別に存在感を放っていたのは小野耕石≪波絵≫。小さな立体が粒粒に並べられて、3次元の筆触分割とも言えるような概念を破る作品。

モネという水脈がいかに豊かなユニヴァースを拡げていったかがよく分かる非常に愉しい展示でした。現代美術への導入としてのモネというコンセプトが素晴らしかったです。

# by wavesll | 2018-10-15 19:49 | 展覧会 | Comments(0)

アイルランドのゲール語古謡、シャン・ノース(Sean-Nós)に心洗われる

Bríd Ní Mhaoilchiaráin ~ Neainsín Bhán

真夜中にBSで流れるDEEP PLANETという紀行番組で知ったアイルランドの古謡、シャン・ノース。

Sean-Nósとはゲール語でOld Styleという意味で、主にゲールタクトというゲール語が話される地域で唄われる無伴奏の古式唱法だそうです。

元々は歌ではなく、吟遊詩人の詩だったというシャン・ノース。そのテーマは「かなわぬ愛」だそう。番組に登場したブロード・ニ・ブェヒーリン(Bríd Ní Mhaoilchiaráin)さんもアビット・オーラン(歌を話す)のを意識しているとおっしゃっていました。

個人的には旋律と言い佇まいと言い、奄美・沖縄の島唄に通じるうただなぁと感じました。

古くはコンサートなどでは歌われず、プライヴェートの歌文化だったというシャン・ノース。そんなところも地域で口伝されてきた島唄にも通じる気がして。いつかアイルランドを訪れて、地酒を飲みながらバーでシャン・ノースを愉しんでみたいです。

# by wavesll | 2018-10-14 18:17 | Sound Gem | Comments(0)

芳年 激動の時代を生きた鬼才浮世絵師展@練馬区美術館 年月を重ねるごとに芳醇さを増していった画業の生

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月岡芳年展、≪英名二十八衆句≫がすべて展示されるという惹きにやられて行ったのですが、「血みどろ絵」だけでない芳年の画業の全貌をしれたのは収穫でした。美人画や月の浮世絵も。そして戦闘画のやはりの素晴らしさ。年を重ねるごとに絵の上手さが増して、最晩年に到達した“最後の浮世絵師”の画に感動しました。

まず15才でのデビュー作≪文治元年平家の一門亡海中落入る図≫からして三枚組でスゴイクオリティ。平家物語を描いた≪那智山之大滝にて荒行図≫の滝飛沫も凄い。剣道道場を描いた≪宇治常悦門弟稽古之図≫やまさに”猿”な≪通俗西遊記 金角大王≫の孫悟空にベロベロバーな≪和漢百物語 頓欲の婆々≫も楽しい◎

≪近世侠義伝 盛力民五郎≫の血のにじみや≪美勇水滸伝 高木午之助≫の気の強そうな顔、≪美勇水滸伝 黒雲皇子≫のマントもかっこいい。≪賎ヶ峰大合戦之図≫のギョロリと大きく光る眼、≪山本勘助猛猪を撃つ≫のドラゴンのような猪のポップさ。町の火消が大集合の≪江戸の花子供遊の図≫もいい。≪当勢勇の花≫は入れ墨がいい。

≪四代目尾上菊五郎 追善絵≫はさっと引いた線が綺麗。≪江戸のはな 美立花くらへ お祭り佐七 家橘≫はやはり刺青が好い。≪正札附俳優手遊≫のおもちゃ屋の風景もノスタルジーを感じるし、≪五代目坂東彦三郎のすけの局 二代目沢村訥升の源義経 五代目大谷友右衛門の新中納言平知盛≫の歌舞伎の良さ、将棋の駒がかわいい≪狂画将基尽し≫も好かった。

そしてここから「血みどろ絵」のコーナー。≪英名二十八衆句≫では≪英名二十八衆句 団七九郎兵衛≫≪英名二十八衆句 福岡貢≫≪英名二十八衆句 古手屋八郎兵衛≫≪英名二十八衆句・稲田九蔵新助≫≪英名二十八衆句 笠森於仙≫が好かった。またこのシリーズを共に描いた落合芳幾のものでは≪英名二十八衆句 十木伝七≫≪英名二十八衆句 遠城治左エ門≫≪英名二十八衆句 春藤治郎左エ門≫が好かった。この≪英名二十八衆句≫は舟形に決まった鮨のようにぴしっとしたデザイン性に優れていますね。

また血みどろになりながら桶から水を飲む様が描かれた≪東錦浮世稿談 幡随院長兵衛≫や水表現のブルーがいい≪東錦浮世稿談 若嶋権右ヱ門≫、白と墨の構成がいい≪美談武者八景 鶴岡の暮雪≫、ダイナミズムが凄い≪清盛入道布引滝遊覧悪源太義平霊討難波次郎≫にピンクフロイドのような≪誠忠義心伝 十二 矢多五郎右エ門藤原助武≫も愉しい。

≪魅題百撰相 会津黄門景勝≫は桃太郎の様。≪魅題百撰相 駒木根八兵衛≫は銃口を向ける構図がいい。ハラリと青白く天をつく≪魅題百撰相 冷泉判官隆豊≫もいいし、≪魅題百撰相 佐久間大学≫の血のにじみや≪魅題百撰相 鳥井彦右ヱ門元忠≫のジジイの血走る眼も凄味がありました。


次の章は 転生・降臨ー”大蘇”蘇りの時代。

畳みで防御する≪競勢酔虎伝 大矢内竜吾≫、最後の剣客を描いた≪競勢酔虎伝 大矢野作左衛門≫。≪徳川治蹟年間紀事 五代常憲院伝綱吉公≫の色の洪水。≪徳川治蹟年間紀事 十五代徳川慶喜公≫なんて作品も。≪名誉八行之内 悌 常盤御前≫のマロなマユも雅。


≪大日本史略図会 第一代神武天皇≫にみる明治の国家的な昂揚。≪大日本史略図会 第廿二代雄略天皇≫のイノシシ狩の帽子姿。≪大日本史略図会 第八十代安徳天皇≫は壇ノ浦に飛び込む姿。≪矢嶋大合戦之図≫は建礼門院の切り込みの図。≪義経記五條橋之図≫のモンスターのような弁慶の迫力に≪新容六怪撰 平相国清盛入道浄海≫のどよんとした黒。

≪郵便報知新聞 第五百卅二号≫では捨てられた女の妖しい報道記事の挿絵が。

そして西郷を描いた作品達。≪西郷隆盛切腹図≫に西郷が竜宮城へ攻め込むという≪隆盛龍城攻之図≫、冥界から建白書で物申す西郷を描いた≪西郷隆盛霊幽冥奉書≫なんて作品も。≪日本武名伝≫では当時の重要人物が勢ぞろいしていました。

≪明治小史年間記事 皇后宮西京行啓鉄道発車之図≫の鮮やかな紫の傘。≪見立三光之内 近江石山 秋の月≫の青。≪見立多以尽 いっぷくのみたい≫の女のいろっぽさ。≪美人七陽華 正五位柳原愛子≫の活発で溌溂な女性像。≪東京自慢十二ヶ月 一月 初卯妙義詣 柳ばし はま≫のグリーンの艶。≪新柳二十四時 午後十二時≫のヨルの風景。

≪全盛四季 春 荏原郡原村立春梅園≫の女の表情がまたいい。≪全盛四季 夏 根津花やしき大松楼≫の女風呂のコケティッシュさ。≪全盛四季 冬 根津花やしき大松楼≫の粋な女もまたいい。≪芳年存画≫は神様たちのかくれんぼ。

そして明治15年から明治25年(1882~92)の最後の十年の作品達。ここにおいて芳年の筆はさらに究めていきます。


≪藤原保昌月下弄笛図≫の黒雲。≪東名所墨田川梅若之古事≫のうつくしさ。≪偐紫田舎源氏≫のおどろおどろしい美。≪大阪軍紀之内 半田寺山敗将日本号鎗傷≫はちょっと南米的。≪曽我時致乗裸馬駆大磯≫は筆の勢いがいい。夢がフキダシになっている≪くら美良喜≫≪金太郎捕鯉魚≫も楽しい。

妊婦を殺す様が描かれたショッキングな≪奥州安達がはらひとつ家の図≫に、南総里見八犬伝からモチーフを得、ドラスティックな構図が素晴らしい≪芳流閣両雄動≫。扇を掲げる様がカラフルな≪一ノ谷合戦≫に破波に飛び込む≪俊寛僧都於鬼界嶋遇々康頼之赦免羨慕帰都之図≫、まるでGANTZな≪魯智深爛酔打壊五台山金剛神之図≫、美女が水に映ると鬼の姿な≪平維茂戸隠山鬼女退治之図≫、蛇仙人と鷹仙人が描かれた≪袴垂保輔鬼童丸術競図≫、VS鬼な≪羅城門渡辺綱鬼腕斬之図≫も凄かった。

一方で女のことばかり考えてしまう≪清玄堕落之図≫や浦島太郎を描いた≪芳年漫画 浦嶋之子帰国従龍宮之図≫や仙人が手ほどきする≪芳年漫画 舎那王於鞍馬山学武術之図≫という画も。

≪新撰東錦絵 佐野次朗左衛門の話≫の凶刃。≪新撰東錦絵 田宮坊太郎之話≫の綺麗な女、≪新撰東錦絵 生嶋新五郎之話≫の男女のScene. そして水辺で復讐を果たす≪新撰東錦絵 鬼神於松四郎三朗を害す図≫のとんでもない美しさはまるでクライマックス。

こうしたサスペンスフルな画の冴えも素晴らしい中で、晩年芳年は月百姿という月景のシリーズも手掛けています。

≪月百姿 朝野川晴雪月 孝女ちか子≫の 宙の表現。≪月百姿 雨後の山月 時致≫の立体的な顔と刀と躰の月形。≪月百姿 吉野山 夜半月 伊賀局≫の透明な天狗のパステルな描写。法力で月を海に沈めるような姿を描いた≪つきの百姿 大物海上月 弁慶≫や兜の月をモチーフとした≪月百姿 信仰の三日月 幸盛≫、大火事な≪月百姿 烟中月≫、透明感のある神秘的な≪月百姿 源氏夕顔巻≫

水面に映る白月の≪月百姿 はかなしや波の下にも入ぬへし つきの都の人や見るとて 有子≫、雅楽の蘭陵王のような≪月百姿 朧夜月 熊坂≫、リラックスした宴の≪つき百姿 盆の月≫、なんとも幸せそうな≪月百姿 月明林美人来≫、月へ還る≪つきの百姿 月宮迎 竹とり≫に花吹雪な≪月百姿 忍岡月 玉渕斎≫にまさにサルな≪月百姿 玉兎 孫悟空≫、ジョジョ立ちな≪つきの百姿 雪後の暁月 小林平八郎≫に花弁が麗しい≪月百姿 楚僧月夜受桂子≫と、たんに綺麗なだけでなく一ひねり効いた月の景色が素晴らしかったです。




そして舞台と歴史とハイ・イメージが止揚された作品達。≪一ツ家 五代目尾上菊五郎≫の老人の迫力。≪弁慶 九代目市川団十郎≫の目と眉の力。≪雪月花の内 雪 岩倉の宗玄 尾上梅幸≫のリーゼントに≪雪月花の内 月 毛剃九右衛門 市川三升≫の異国の扮装。≪雪月花の内 花 御所五郎蔵 市川左団次≫のなんとも粋な格好良さ。

またその後の別章では肉筆画や下絵図が展示されて。≪大蘇芳年像 金木年景画≫のきっちりしたおじさんといった趣。喝を入れてくれそうな≪猿田彦命≫、馬上の≪家康像≫なんてのもありました。

芳年翁の芸術はどんどん向上して行ったのが本当に感ぜられて。人間、研鑽は人生をかけての営みなのだなと感じ入りました。血みどろ画のエッジや、ワンダーをモノにしながら、さらに広い光景を描いていったその心の躍動、エナジーをもらえました。

# by wavesll | 2018-10-13 07:17 | 展覧会 | Comments(0)

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# by wavesll | 2018-10-12 21:50 | 街角 | Comments(0)

國分巧一郎『中動態の世界』 自由と意志のパースペクティヴをあらわしてくれる書

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國分巧一郎 著 『中動態の世界 意志と責任の考古学』を読みました。

現代を生きる我々の言語は「する(能動態)」と「される(受動態)」というパースペクティヴに立っているけれど、古には能動態でも受動態でもない「中動態」があったという。本書は中動態に関する研究を掘り進めながら、「意志」とは何かという哲学的問いを顕としていきます。

さて、中動態。実は現在の「能動態←→受動態」という世界観になる前、能動態に対するのは中動態であり、中動態の一部の用法がその後に受動態を成していったそうです。

では「能動態←→中動態」というのはどういうパースペクティヴなのか。それは「動作が行為対象に働きかけることで完結する」のが「能動態」、「動作の働きが行為者自身に(利益であったり影響が)再帰する」のが「中動態」とのこと。「するかされるか」ではなく「内か外か」というパースペクティヴ。

そもそも動詞というものを探っていくと、その始まりは名詞からだったようです。「名詞的構文から動詞が生まれていった」という本書の言語考古学的な記述は「鳥は恐竜が進化したもの」という話くらい面白い。また現代の各国の印欧語族において「海」という言葉がそれぞれで異なること等から印欧語族の祖はウクライナや南ロシアのあたりだろうなんて話も面白かった。

古代世界に於いて問題となっていたのは「その出来事の存在」であり、「誰の意志か」はその後の変遷でフォーカスされていったもの。昔には日本語にもあったという中動態。今でもギリシャ語には中動態が残るそうですが、英語などでは中動態は受動態に母屋を取られてしまっています。けれども、「意志」というものを哲学者達は考察し、時に批判を行ってきたのでした。

本書の後半はハンナ・アーレント、フーコー、ハイデッガー、ドゥルーズ、スピノザなどの論を中動態という切り口で解説していきます。

例えばアレントはアリストテレスが唱えたプロアイレシスという概念はリベルム・アルビトリウムと同じく「選択」の行為であり、それは「意志」ではない、意志とは過去の事象から何の影響もなく全く新しく始められる事柄である、と定義します。

けれどもこの世界に生きる上で何にも影響を受けずに何かを行うことは不可能であるといえます。我々の行為は過去からの帰結ー選択である。

では例えば「銃で脅されて金を渡す」ことは自由意志による自発的な選択といえるでしょうか?確かに無理やり物理的な暴力を奮われて奪われたわけではありません。けれどもフーコーの考えを照らせば相手に「権力」を行使されての「仕方なく」の行為である。こうした能動とも受動とも言い切れない行為を中動態という概念は鮮やかに描写できると國分さんは言います。

私が本書でもっとも膝を打ったのはこの部分で。私は鬱をやった時に「みな自分自身の人生の選択は、全てを勘案した上で、最もやりたいことをやりたいようにやった結果なのだ」と思いついたことから反転攻勢にでたことがあって。

これは例えばアドラー心理学などを読んでも似たようなことが書かれていて、嫌われてもやりたいことをやるのが好いというようなことなんだななんて想っていたのですが、実社会に於いて「仕方なく行っている行為」は確かに存在するし、その事情を切り捨てるのは確かに乱暴な、それこそ暴力的な思考だなと。

最終章で「人は気質(身体)、人生(感情)、社会(歴史)ゆえに思うように行動できない」という話が出てきますが、全てのことに行為者/意志/責任の明確化が尋問される現代のパースペクティヴから中動態という概念はすこし頸木を外してくれる力があるなと想いました。その上で、純粋な能動がありえないにしても、明晰な認識を行うことによって受動から抜け出すことが出来、強制から自由になれるとスピノザを引いて國分さんは語ります。

本書において感心したのは「中動態」ということを魔法のように神秘的には扱わず、あくまで実際的に解説を行ったこと。その上で中動態という大きな切り口に沿って一貫した論が展開されるために、様々な哲学者の論が引用されてもぎこちなさを感じさせずにまとめられていました。

まだハイデッガー、ドゥルーズ、特にスピノザの辺りは理解が十全とは出来なく、今後の課題ですが、いつかこうした大家の思想にもがっつりと取り組んでみたくなるような、哲学へのいざないともなる読書体験となりました。

# by wavesll | 2018-10-11 19:41 | 書評 | Comments(0)

特別展「昆虫」@科博にて翠虹の蛾や蟻との共生生物などに魅了される

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科博の昆虫展にラス日に滑り込み、夥しいインセクト達を写真にぱしゃりしてきました。今回は数多の画像でフォトレポートです。上のはベストバタフライだったニシキオオツバメガ。生物的には蝶と蛾の違いってないらしいです。
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やー、改めて見ると腐海のようになってしもうたw 写真も緩い、流れの中でも綺麗に撮れるように技を磨きたいw

昆虫は甲殻類に近いだとか、クロアリはハチの仲間だけどシロアリはゴキブリの仲間だとか、標本を視るだけでなく昆虫のメカニズムがとてもわかる展覧会にわくわくさせられて。

そして会場は親子連れの海!お子様達のパワーに驚くと共に、親と子という関係性が人を大人にさせるのかもなぁなんて想ったり。

人間という生物が共同生活を行う上で、僅かな差異がその人の独自性としてロールを形づくり、それが多重フィードバックして人格をつくるというか。人間とはよく言ったもので、人の間で人間なんだなぁと。

自分は様々な集団に属して、最初に思い描いていた方向はトップに立てないから他との搦手で歩んできたところが大きいなぁと。それでもWebに何かを書くこと自体はもう十年以上やっているから、本当に性に合っているのでしょうね。一種のベルーフなのやも。

お土産コーナーのジャポニカ学習帳パロまで十二分に愉しませてくれた昆虫展。 図らずも人の生態についても考えさせられた特異な体験となりました。

# by wavesll | 2018-10-09 21:49 | 展覧会 | Comments(0)