カテゴリ:Sound Gem( 380 )

METAFIVE live at EX Theater Roppongi

仕事帰り、急遽チケットを手に入れる機会があり、六本木へMETAFIVEのライヴを見に行きました。
c0002171_23273510.jpg

METAFIVEは一昨年のWORLD HAPPINESSでみて、これは凄いぞと思っていたのですが、まさかライヴ行けるとは思っていなかったのでアルバムも聴きこんでおらず。それでもおわ!っと想わされる良いライヴでした。

20:10頃にようやく会場入りできたのですが、これが超・超満員!ただ無理やり中へ入ると入り口付近と比べるとちょっとだけスペースがありました。丁度テイトウワの手持ち?カメラ映像がスクリーンで生中継されてた時だったかな。

彼らの音や佇まいのノーブルさ、そしてノーブルだけどひ弱ではなく、剛健なビートの文武両道さ。理想の男子像をみました。小山田のギターヤバかった。特にアンコールでの初っ端の出音!そして金管のゴンドウさんを加入させたのは一番の好手だったと想。あれはいい!LEO今井とゴンドウさんがバンドのこれからの飛躍を起こしそう。

MCではそれぞれメンバーを砂PとかテイPとか呼ぶ会長(幸宏さん)。LEO今井が「レオPって呼ばないんですか?」とねだってましたwコーネリアスのことは「山P」と言ったら「おやPでしょ」と突っ込まれてましたw

アンコールでは水原佑果ちゃんを招いて「LUV PANDEMIC」もやったり、ラストは「砂P(まりん)曰く”儀式のようなもの”」と「CUE」を。

音だけで言うとさっき述べたアンコール一発目のギターノイズが一番気持ち良かったですが、全体的にビートが本当に素晴らしく逞しい。一番印象に残った曲は、地球のVJも鮮烈な「TURN TURN」でしたね。

高橋幸宏 & METAFIVE - TURN TURN @ 日本科学未来館


正当なexYMOバンド。驚異の平均年齢48才の「まだまだ新人バンド」。「始まったばかり」とのことです。この先まだまだ進化していきそうな、未来が楽しみなバンド。80s、90s、00s、10s、タイムレスなこの響き、2020年に鳴ったら一番ジャストによく響くんじゃないかって、ちょっと想いました。いいライヴみれました。

by wavesll | 2016-01-21 23:43 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)

Mark Guiliana Jazz Quartet @Cotton Club 2016.1.4 2nd Set

去年覚えたライヴレストランの2016初、そして初Cotton Club。仕事始め帰りに家に直帰せずCOEDOとコラボしたコットンクラブレッドエールを飲みながら開演時間まで過ごしたのは、JTNC世代の新次元のドラム旗手、マーク・ジュリアナのアコースティック・カルテットを聴く為でした。
c0002171_065842.jpg


Mark Guiliana Jazz Quartet - "Long Branch"(soundcloud link)

Mark Guiliana drum solo with Jason Lindner's NOW vs. NOW


これがね、唖然とするほど良かった。彼女がかなり強くお薦めしてくれてチケットを取ったのですがマークジュリアナ、ぉおぉお!と声出るほど凄くて、途中から口あんぐり。魔法のような時間でした。

アコースティックという事で派手さがないかとも想ったのですが、まるで違う!本当に嬉しい驚きと言うか、本当に、人生でもトップクラスに驚かされたドラムでした。ドラムの仙道っていうか、イノベーションがヤバい。例えるならM1で今までまるでみなかったような新たなタイプの漫才スタイルをみたような創新性のあるドラムプレイ。斜め後方からライヴ中ほとんどずっとみていたけど、なんつーの、スティックの捻り方からシンバルの止め方から、絵になる。シンバルの振動までくっきりみれ、至上の時間を過ごせました。 ベースソロだけ珠に傷でしたが、本編ラストのアンサンブルなんて見事の一言。ピアノのシャイ・マエストロも輝きを放っていました。アンコールはマレットで。途中、手でシンバルを響かせる時もありました。

こんなドラム聴かされたら、耳の肥え方の次元が一段引き上げられてしまってちょっとやそっとじゃ響かなくなってしまいそうなくらい。でも観れたのは一生の財産になるくらい今まで見た全ライヴで一番驚かされたドラムプレイでした。

ハイハットをあんな音で鳴らすのが凄いよな、ビートミュージック、ありゃ。個人的にフィールドレコーディングを聞く楽しみは定型化されてないビートとして自然音を聴くことも大きいのですが、技能で自然を乗り越えた感があるドラムでした。マークジュリアナ、恐るべし。明日のブルーノートでのライヴを観られる方も、是非楽しみにされてください^^
c0002171_0202042.jpg

by wavesll | 2016-01-05 00:15 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)

新年明けましておめでとうございます。2016年の音し玉

平成28年も、1/366が過ぎましたね。皆様、今年も宜しくお願い致します。
c0002171_0364660.jpg

今朝は、6:00位に起きて、ゆるゆるっとYoutubeやサンクラを聴きながら、NHKの正月番組は味気ないし、かといってバラエティって感じでもないし、ニューイヤー駅伝でもみようかなぁなんて思っていたら、NHKラジオ第2で『音で訪ねる ニッポン時空旅 お正月スペシャル「歳神さまがやってくる!」』という番組がやってて、これが最高に良かったのでした。

気付くのが遅くてちょっとしか聴けなかったけれど、日本、そして世界の歳神様の音が聴けてワールドミュージック・フィールドレコーディング好きにはたまりませんでした。石垣島・川平のマユンガナシの神様声、さいこーに聴けて良かった!明日2日も7時から放送らしく、これはとても楽しみです!

その後近所の神社へ初詣へ行き、くっきりした一月一日の空気の中、鈴の音が澄んでいたり、風に転がる枯れ葉のビートが美しい。鳥が鳴き、車が走る。マンホールの水音すら水琴窟へ聴こえる。 なんて想いながら元旦の澄明な朝を愉しみました。

送ってきてくれた年賀状の返しのアイディアを決めたり、郵便局に葉書買いに行ったりして、自転車で富士山観に行った後、家に帰ってきてから聴いたのが大友良英・ハイブリッド音楽館~2016 冬Ver.~。なんとテニスコーツの人などをスタジオに迎え、その場でお題の楽曲をアレンジし生演奏するというチャレンジングな番組でした。

野坂さん作曲という事で演奏された「おもちゃのチャチャチャ」はケチャ風にしたりだとか、石焼き芋屋台の"い~しや~きいも~"はイスラムのアザーンみたいな感覚がある、みたいな零れ話もあったり、また"特殊音楽コーナー"が面白かった!大友さん本気のギターノイズもヤバかったけれど、中でもプリンターの出す音で生演奏でノイズ・ミュージック・アート・パフォーマンスをやってしまう音源がちらっと流れて、おいおいこりゃオープンリールアンサンブルやマトモスも吃驚だなと想い、tweetで訊いたら、[The User] - Thomas McIntosh & Emmanuel Madanの手によるものだとわかり、動画もみつけることが出来ました。

その後純邦楽番組で"長唄「鶴亀」いいなー"って想ったり。そこから家族で飯食べ、酒を飲みかわし、今さっき起きたら日が明けていましたw

で、今聴いてるのがPirate Radio 第310回   I HAVE A DREAM 新春 元旦 航海
茂一さんのこのいかした番組が全国津々浦々で聴けるようになるのは快挙!音楽の良いお年玉がもらえたお正月でした^^
by wavesll | 2016-01-02 00:59 | Sound Gem | Trackback(1) | Comments(0)

Shing02 『Luv(sic)Hexalogy』 インストアライヴ@渋谷タワレコ

年の瀬の渋谷、タワーレコードにて昨晩Shing02の『Luv(sic)Hexalogy』のリリースイベントへ行ってきました。
c0002171_18104417.jpg

イベント開始30分位前からDJ A-1さんによる往年の名曲セットが流れ、おお結構今夜出音もいいし、アガル!と思っているところにShing02登場!見事にやりのけてくれました。

途中でこのLuv(sic)という楽曲の意味するところについてのMCがあって、
人生は何かを続けることで予想もつかないことが起きる。いつだって、HIPHOPのファンだった夢中の気持ちを保持したい。そして、始めたことは終えなければならない。ゴールテープをきらなければならない。テープは切れても、レコードは回り続ける。
と言っていました。特にpart6が印象深い音だったなぁ。

魂籠ったラップ。恋人との愛の物語を紡ぐことで、人間賛歌、人生讃歌になっている様な気合の入った特別な楽曲、堪能できました。色々なライヴで人生が色づいた年の終わりにふさわしい特別なインストアイベントでH27年のライヴ納めをすることができました。
by wavesll | 2015-12-31 18:17 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)

平成27年 今年鳴った音楽

年末になると各サイトで<今年のベストアルバム>が発表されますが、自分の場合そこまで新譜を大量に聴いているわけではないので、幾つかの音楽ニュース、音楽体験を纏めて2015年を回顧したいと想います。

Black Musicの年だった
c0002171_08573388.jpg

今年はライヴを物凄いみた年と言う印象。円盤を聴くのと同じくらいの量の想い出がライヴである年でした。
そんな中でも
同率1位:
George Clinton and Parliament Funkadelic @ Billboard Tokyo
D'angelo And The Vanguard @ Summer Sonic
この双璧は頭抜けていました。バンドとしてはP-FUNKの衝撃が大きく、個人としてはDのカリスマ性が群を抜いていました。

また邦楽音源と言う意味でも黒いものや、黒い影響を受けたものを良く聞いていた気がします。
入江陽 - やけど [feat. OMSB (SIMI LAB)]
Awesome City Club - アウトサイダー
OMSB "黒帯 (Black Belt Remix)"
何かは収録アルバム含めて楽しめました。またブラックミュージックで邦楽と言うとceroも外せない。Yellw Magusはobscureの方が断然好きですね。
cero "Obscure Ride" Release Tour 2015/07/12 @Zepp Tokyoも5指に入るくらい最高でした。

音楽体験の定義が拡大した年だった
Compagnie Marie Chouinard 『春の祭典』 @ 金沢市文化ホール

F/T 地点X空間現代Xマヤコフスキー『ミステリヤ・ブッフ』 @にしすがも創造舎
は今年の音楽体験として外せないものです。前者は春の祭典をコンテンポラリーな魔術で具現化した奇跡なような演舞でしたし、後者は2015年の新しい音楽芸術デモとして革新的な日本語の語りの姿をみせてくれました。
また『春の祭典』というと、Teodor Currentzisの盤も素晴らしい出来でした。このverの春祭なら、普段クラシック聞かない人にも訴えかけるのではないかと想います。

また音楽体験として今年のトピックに挙がるものとして皐月の末に行った尾瀬歩きがあります。湿原を歩くと、カエル、カッコウ、ホトトギス。雨音、風音、木道を踏みしめる音。これら天然のアンビエントが響き、録音したくなりました。

それから、尾瀬の自然のアンビエントに近い音源をずっと探していたのですが、前から欲しくて今年ようやく手に入れることが出来たフィールドレコーディングの名盤、フランス、セヴェンヌ山脈での音風景:Cévennes (2CD by Marc & Olivier Namblard)を聴けたのも、感慨深いものがありました。数年に一度のフィールドレコーディング名盤です。

フィールドレコーディングを映像芸術にした映画『リヴァイアサン』も音楽的にも素晴らしい体験でした。今年はイメフォでハーバード大学「感覚民族誌学研究所」の作品が特集上映されていたのですがそちらは行けなかったので、また観る機会、あるといいなぁ。

そして今年最後に買ったアルバム、Tyondai Braxton / Hive1、これが素晴らしかった。何故この流れで出したかと言うと、自分の耳には鳥声、虫の音、動物の鳴き声、風音を電子音楽化したような響きに聴こえる部分がかなり大きいアルバムだったのですよね。それでいてリズムと旋律で音楽としても提示されていて、とても新しく聴こえました。今年はArcaやOPNの新譜もでましたが、電子音楽ジャンルの新譜ではこのアルバムが一番好きです。

2015私的ノイズ事情
電子音楽の話の流れで言うと、
Phantasmagoria@代官山Unitで腰が砕けるほどのノイズ体験
も忘れるわけにはいきません。Unit自体初めてだったのですが、音が良すぎ。最高でした。Russell Haswell + Painjerkのアクト、更にさらにその次のMark Fellなんか、天国へ飛ばされましたよ。

日本の新世代ノイズ歌姫、ハチスノイトをDommuneでみれたのも印象深いです。Dommuneってあんなに狭い中でやってるのも初めて知りました。宇川さんは毎年新しい箏に挑戦されて、今年の高松芸術祭も面白かったですよねー!凄い。ハチスさんのライヴの、神憑り的な喉には毎回心を打ちぬかれます。一番ライヴを何度でも見たいディーヴァかも。
MUSIC SHARE #41ハチスノイトLIVE @Red Bull Studios Tokyo 2015/10/27/

後は花電車やshotahiramaも良かったなぁ。私的なノイズ当たり年でした。

今年出会ったノイズのマスターピースとしては
裸のラリーズ/Heavier Than a Death in the FamilyThe Velvet Underground & Nicoのバナナ盤も忘れられません。これくらいのメロディ/ノイズの配分が今一番心地よく響くフェーズにいる気がします。

また、クラブ繋がりで言うとInterFMのPirate Radioが終了してしまったのは悲しいニュース。素晴らしい音楽を届けてくれた番組でした。twitterでの盛り上がりも同じバーで飲んでるような一体感が在りました。火曜23時、水曜1時、金曜0時と流浪の番組だった海賊船、ありがとう。らた聴けることを期待しています。

ワールドミュージック・トピックス
今年最大の音楽的発見は天上を駆ける獣のようなサカルトベロの男声合唱かもしれません。芸能山城組のケチャ祭りで知ったサカルトベロ(グルジア/ジョージア)の男声合唱、ブルガリアン・ヴォイスに匹敵する凄味のある合唱に度肝抜かれました。

また年末に遭遇したBurhan Öçalのオスマントルコ宮廷音楽も大きな発見でした。

その他、昨年に引き続きミャンマー音楽は来てましたね。第四回 酒と小皿と音楽婚礼― Folk And Pop Music Of Myanmarと常陸野ネストだいだいエールでスパイシーにで取り上げるだけでなく、Beauty of Tradition-Under the sky of YANGONというレコーディング映画まで観てしまいました。
荻上チキさんの番組で特集汲まれたり、フェスティバルトーキョーでもライヴがあったり、じわじわ来てますね、ミャンマー音楽。

後はティナリウェンの新譜も良かった。個人的にはBlack Messiahとの同時代性を感じる音楽でした。

幻惑のペルーヴィアン・ミュージックも良かったし、アラビア音楽ではセルゲイ・パラジャーノフの『アシク・ケリブ』は音楽としても素晴らしい映画だったし、ソ連・東欧グルーヴィナイト Vol.2も魅惑的な夜でした。

その他良かったライヴ
としては
King Crimson The Elements Tour 2015 at Bunkamura Orchard Hall Dec 8 Tuesday
Kamasi Washington live at BlueNote Tokyo 11/1 2nd set
TOMOVSKY インストアライヴ@新宿タワレコ
あらかじめ決められた恋人たちへ@渋谷タワレコ 2015/02/05
PIKA☆@渋谷タワレコ
盛島貴男インストアライヴ@渋谷タワーレコード
Fujirock Extra in Shibuya ! Räfven live in Tower Record Shibuya
溺れたエビの検死報告書インストアライヴ@横浜タワレコ
YASHIBU Vol.3 & Music from Greenland
Jimmy Clif @ 川崎CLUB CITTA
BONDAID #4 feat. D/P/I Japan Tour Tokyo powered by forestlimit sound system @KATA
Spanglle call Lilli line & TK from 凛として時雨 live at December's Children
New YEAR The CAMP!!
Shing02 『Luv(sic)Hexalogy』 インストアライヴ@渋谷タワレコ
などですね。
サマソニではMEW、Tuxede、Imagine Dragondsなんかも好きでした。ZEDDのオーディエンスにも感動したなぁ。
ぐるぐるTOIROは今年のベストフェスイベントでした。ズボンズとNATSUMEN、ヤバかった―!

変わり種としてはバブルサッカーのゲームスタートの激突音なんかも録音したいなと想いましたw

平成27年酒と小皿と音楽婚礼
今年始めたこの企画、計38本、link載せときます。来年はもっと小皿と合わせたいw
第一回 酒と小皿と音楽婚礼 - Andre Mehmari & Francois Morin / Arapora & 薫り華やぐヱビス
第二回 酒と小皿と音楽婚礼- Egberto Gismonti / Dança das Cabeçasとおうすの里の献上梅
第三回 酒と小皿と音楽婚礼 ― Astor Piazzolla/Maria de Buenos Airesで安ワインを上質な葡萄酒へ
第四回 酒と小皿と音楽婚礼― Folk And Pop Music Of Myanmarと常陸野ネストだいだいエールでスパイシーに
第五回 酒と小皿と音楽婚礼- Lula Côrtes&Lailson/Satwaとピスコサワーでパンアメリカンハイウェイを行く
第六回 酒と小皿と音楽婚礼 - Arcade Fire / Coachella 2014 & Doctor Pepperでメリケン野外フェス気分
第七回 酒と小皿と音楽婚礼 - Debashish Bhattacharya live in Japanと「冷え知らず」さんの生姜チャイ
第八回 酒と小皿と音楽婚礼 - Marco Bosco / METALMADEIRA & アーモンドミルク
第九回 酒と小皿と音楽婚礼 - Hermeto Pascoal / Por Diferentes Caminhosとさくら緑茶で春の宵を
第十回 酒と小皿と音楽婚礼 - セルゲイ・パラジャーノフ / アシク・ケリブ & 余市12年 WOODY & VANILLIC
第十一回 酒と小皿と音楽婚礼 - SIMON SCOTT / BELOW SEA LEVEL に獺祭 純米大吟醸50
第十二回 酒と小皿と音楽婚礼 - NANOOKと晴れ茶で夏の兆しを晴涼に
第十三回 酒と小皿と音楽婚礼 moph records x DOMMUNEとギネスで祝日前の未明をDopeに飲明かそう
第十四回 酒と小皿と音楽婚礼 13th Floor Elevatorsとズブロッカで御機嫌サイケデリックに
第十五回 酒と小皿と音楽婚礼 Loveless(逆回転)とぜいたく三ツ矢 山梨県産白桃でXANADUへ
第十六回酒と小皿と音楽婚礼 レキシvsオシャレキシy黄金烏龍茶でイーアルファンキーに
第十七回酒と小皿と音楽婚礼 Alvvaysと佐藤錦のミルク珈琲
第十八回酒と小皿と音楽婚礼  Robert Glasper Experiment X Premium Boss
第十九回酒と小皿と音楽婚礼 Chronixx'N'SAPPORO CLASSICで小気味良い梅雨の夕べ
第二十回酒と小皿と音楽婚礼 壱岐33とイルガチェフェG1コチョレでゆく2005年のオーケストラ
第21回酒と小皿と音楽婚礼 Pedro Santos / Krishnanda X HAWAIIAN FRUIT TEAでトロピカルサイケな寛ぎを
第22回酒と小皿と音楽婚礼 Downfall of Nur / Umbras de BarbagiaとRAIZINで身体に雷轟を打ち鳴らせ
第23回酒と小皿と音楽婚礼 Strawberry Fields Forever [800% Slower] & EMBORG Danablu
第24回酒と小皿と音楽婚礼 天上を駆ける獣のようなサカルトベロの男声合唱と葡萄酒で秋の始まりを
第25回酒と小皿と音楽婚礼 SkRilleX&パチパチパニックでフレッシュなノスタルジア
第26回酒と小皿と音楽婚礼 裸のラリーズ/Heavier Than a Death in the Familyとグランドキリン十六夜の月
第27回酒と小皿と音楽婚礼 Shigeto@Boiler Room X Acai Chia seedでAstral Charge
第28回酒と小皿と音楽婚礼 にせんねんもんだい X KAGOME GREENS Yellow mixで鮮烈な生々しさを愉しむ
第29回酒と小皿と音楽婚礼 休日の朝はLianne LaHavasとコスタリカの珈琲で
第30回酒と小皿と音楽婚礼 Sherbet/SEKILALA X 田酒 雪解け水のような清らかなひとときを創る
第31回酒と小皿と音楽婚礼 O-nestの自家製ハニージンジャーとLIVE SUPERNOVA
第32回酒と小皿と音楽婚礼 Taylor Deupree + Marcus Fischer X Gerolsteinerで水の究極を
第33回酒と小皿と音楽婚礼 PUMPEEのお嫁においで 2015 X パンプキンビールで四角い世の中を丸っと収める
第34回酒と小皿と音楽婚礼 ものんくるにホットワイン→sow→negoでジンジャエ酎ハイ@アースガーデン秋
第35回酒と小皿と音楽婚礼 Milton Banana X Kona Coffee 馨りに揺蕩う秋、冬、その先に刻まれるビート
第36回酒と小皿と音楽婚礼 ブルガリアンジャズと甘く香り立つスパイスの薫るホット葡萄で冬支度
第37回酒と小皿と音楽婚礼 ベッドルームの夢 (アインシュタインズremix) X プレミアムネクターで甘蕩
第38回酒と小皿と音楽婚礼 Burhan Öçalのイスタンブールの調べとジャスミンミルクティー


未来を鳴らす日本の綺羅星達
今年書いた音楽記事で一番反響があった(失っていたとみられた)ゼロ年代邦楽ベストと現在の都市インディーでもちらっと触れたのですが、2015年、いよいよ新しいアーティストが台頭してきたなと想います。
あのエントリでは余り書けなかった新世代のアーティストたち。
上で上げた入江陽、OMSB、Awesome City Band、cero、ハチスノイト、shotahiramaの他にも、今年はYkiki Beatthe fin.SuchmosDAOKOラブリーサマーちゃんも良かったですね。もうすっかりメジャーど真ん中へ駆け上った水カンも良かったなぁ。男のラップだとMCニガリは気になってます。

東京おんりぃわんでBluestraightを追いかけたり、色んな意味で邦楽回帰な年だったかもしれません。ヴェテランの楽曲だとエレカシのRAINBOW、そして林檎の長く短い祭が脳内ヘビロテしたのも嬉しかったです。紅白での林檎のステージ、別格でしたね!向井も出たし感動しました。

そんな中、今年のベスト音楽を一つ上げるとしたら、
Reflections / Entering #2 (Okada Takuro Electro-Acoustic Ensemble)
残念ながら解散してしまった森は生きている。自分の2014個人ベストは煙夜の夢 a,香水壜と少女 b,空虚な肖像画 c,煙夜の夢(夜が固まる前)だったのですが、今年も岡田拓郎に魅せられました。深化している。この音楽を聴くと、明け方から徐々に日が昇ってきているのではないか、新しい時代の太陽が天へ掲げられていく様を俺は今見ているのではないか、等とすっかり惚れさせられてます((笑)洋邦ひっくるめて音源としてはこれをBestと、自分が聴いた中では挙げたいと想います。この尺を、こういうインスト音楽で飽きさせずに聴かせるのは、凄いなぁ。

今年も素晴らしい音楽にたくさん出会え、充実した人生を過ごせました。来年どうなるか、それは未来にしか分からないけれど、また素晴らしい音楽に出会える、そんな日々を期待してこのエントリを終わります。

by wavesll | 2015-12-30 01:27 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)

暖かい聖夜に、星月夜へ捧ぐ歌

Merry Christmas!

When You Wish Upon a Star - Solveig Slettahjell
by wavesll | 2015-12-25 00:50 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)

nano / Spanglle call Lilli line live at December's Children

赤坂BLITZへスパングル・コール・リリ・ラインをみに行ってきました。
c0002171_4452983.jpg

TK from 凛として時雨との対バンだったのですが、初めての生Spangle、中々良かったです。あんなにメンバー多いんですね。スパングル好きな子に誘われていったのですが、いいものみれました。
特にnanoからは本当に良かった。『Dreamer』くらいしか持ってない自分も"緩い学ランのデミタス"と歌い始めると(本当は"由来 霍乱の照り足す"なんだけど)おぉ!と気持ち上がりました。歌詞が分かると更に感動が増すのかも。SCLLの魅力は素晴らしい声もそうなのですが、曲のフィナーレの展開・アレンジが最高ですね。nanoからeye、そしてveekで〆。あっという間のライヴでした。

TKも良かったですよ。ベースTOKIEさんだったし。凛として時雨も含め生で見るのは初めてだったので、楽曲の強度に凄ぇなぁと感嘆。Spangle call Lilli line "nano - TK kaleidoscope Remix" (Official Music Video)での繋がりの対バンだと想うので、アンコールとかでやってくれないかなと思っていたのですが、まぁSCLL本編で素晴らしいnanoが聴けたし、満足でした。




by wavesll | 2015-12-15 05:00 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)

Blue Straight live at Shibuya O-West 東京おんりぃわん'15

昨夜のKing Crimsonに続いて渋谷道玄坂へ, O-Westへライヴを観に来ました。
c0002171_23282260.jpg

目当ては先輩がドラム叩いてるトリのBlue Straight。この1年で4回もみていて、こんなみたバンドは初めてです。

このイベントは東京おんりぃわんといって、渋谷GUILTY、下北沢ReG、高円寺Club Mission’s、新宿OREBAKOの4ライブハウスから1組ずつ代表バンドを選出し、ライヴサーキットにかけるイベントなのです。そしてその鳳のイベントが今夜でした。

兵揃いのこのイベントでしたが、ブルーストレート、もうねぇ、もうねぇ、最高すぎました!!!!!マサさんのドラムの出音、最高。コーラルのベースもガガっときてたし、きんちゃんのギターヴォーカルも鬼気迫るものがありました。この三人での最後のステージに、こちらも、そして彼らも感極まっていたと想います。

本当に好きだわ、ブルーストレート。このバンドに出会わなかったら屈強な外人に交じってモッシュすることも、ダイヴし過ぎてスタッフに目をつけられることもなかった。最高のバンドです。正直心にぐっとクる度でクリムゾン抜いてました。今年は色々ライヴ見たけれども、心のナンバーワン第一位はこのライヴ。ラヴだ、ブルーストレート。最高。

今夜は朝まで打ち上げだそうですが、俺も俺の人生の戦いをやりきるぜ。最高だったよ、コーラル、きんちゃん、マサさん、ありがとう!俺もガガガっとやるよ!次もみるぞ!Blue Straight!

ちなみに東京おんりぃわん'15でBlue Straightは優勝。なんとカラオケに入るそうです。どの機種に入るか分かったら、また追記します!

by wavesll | 2015-12-09 23:39 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)

King Crimson The Elements Tour 2015 at Bunkamura Orchard Hall Dec 8 Tuesday

Bunkamuraオーチャードホールに、King Crimsonのライヴへ行ってきました!
c0002171_0362287.jpg

事前の発表で、スマホの電源OFF以外にも演奏中の入退場も禁じることが知らされ、勿論撮影もNG。メンバーが出てくる直前にロバートの声で、「写真なんか取らずにその目で耳で直にパーティを味わってほしい」とアナウンスもありました。

SEと歌が1分位あるイントロ(Peace - An End)があった後、いきなり『21世紀の精神異常者』!まじかー!一曲目見れないかもと言っていた友達のことが気掛かりながらも、これをみたくてチケット取ったので思わず乗り出してしまいます。

21st Century Schizoid Man、前日はラス曲だったそうですが初っ端にくるとは。やってくれて嬉しかった。しかし、結果的に言えば21世紀の精神異常者は今夜のベスト曲ではなく、ライヴが進むにつれどんどん物凄いことになって行ったのでした。

勿論、21世紀みれて嬉しかったし、トリプルドラムにフルート&サックスにベースにギターヴォーカルにロバートという布陣、特に舞台向かって右の若いドラマーのプレイも凄かったのですが、21世紀を聴いて「あぁ、こんなものか」と想ったことを告白しなければなりません。

その後のEpitaphも、うーん、余りにも演奏が上手すぎて、クラシックみたいだし、でもクラシックではないし、ブラックミュージックのグルーヴの方が今の俺には合っている音なのかなぁ…古色蒼然なロックに聴こえる…邦楽は一周周ってワールドミュージック的だったり馴染み深かったりで最近格好良く聞けるけれど、クラシックなロックは今は違うのかも…などと思っていたのです。

しかしその後にトリプルドラムが応酬しあい、叩きあい、そしてミュートも完全に一致させ、その静寂に六弦が混沌の響きをもたらす曲が出てきて、"おおお!これは…凄い!"となったのでした。

恐らく今回のツアーの限定アルバムに入っている
Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind I)
Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind II)
という曲なのだと思いますが、この最新型のクリムゾン。最高です。舞台音楽、地点の『ミステリヤ・ブッフ』カンパニー マリー・シュイナールの『春の祭典』&『アンリ・ミショーのムーヴマン』、あるいはこの間ニコ生で放送されたdCprGのライヴなんかが好きな人に聴いてもらいたい最新系の打音が魅せる演奏に、一気に惹きこまれました。

その閾値を超えた耳と目で改めてライヴを体験すると、"Level Five"や"One More Red Nightmare"にDQ・FFのボス戦BGMっぽくていいなと思ったり。ってか源流ってクリムゾンなのかな?8bitでクリムゾンをやってる動画とか、逆にJ-RPGに音をクリムゾンを被せた動画とかあったらいいかもwなどと思ってしまいました。(8bit ver、ありましたw)

そして今夜のクライマックスの一つ、Easy money!これもう凄いっすね!インストゥルメンタルと歌唱、往時と現代が物凄い形で結実していました。素晴らしかった。そこから更にStarless!真紅に染まったステージに、最高潮が爆発しました!

其れまで普通のライトだけだったのが赤い照明に染まったStarlessが終わって、本編終了。拍手万雷の中ベースの人がカメラで客席を映すときだけ観客も写真撮って好いとの事で、私も撮りました。

c0002171_17548.jpg


そしてアンコール。いきなり"The Court of the Crimson King"!これがプログレッシヴ・ロックか。ヤヴェエ。そしてThe Talking Drum。ドラムは舞台向かって左側の人はアジア・アフリカなパーカスも操り、真ん中の人はキーボードも。そして右側は最新系のドラム。今回の編成の主役はドラム達でした。前列に3つ並んでいたし。

そしてラストはLarks' Tongues in Aspic, Part Two. 最上の夜でした。ほんとは2時間といわず5時間位やって欲しかったけどw

そして終演後友達に会うと21CSMから見れたそう。いきなりこれで腰が砕けたそう。良かったよかった!自分も、”いつ21CSMをやるのか”に囚われずに済んだ上に更に上へ上へ進化を続けているKing Crimsonを体験で来て本当に感銘を受けました。クラシック・ロックが現代にも適応できることをまざまざと示した一夜でした。

Setlist

1. Peace - An End
2. 21st Century Schizoid Man
3. Epitaph
4. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind I)
5. Meltdown
6. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind II)
7. Level Five
8. Hell Hounds of Krim
9. The ConstruKction of Light
10. One More Red Nightmare
11. Banshee Legs Bell Hassle
12. The Letters
13. Sailor's Tale
14. Easy Money
15. Starless

Encore:
1. The Court of the Crimson King
2. The Talking Drum
3. Larks' Tongues in Aspic, Part Two

c0002171_1152790.jpg

by wavesll | 2015-12-09 01:16 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)

日曜の朝に The Velvet Underground & Nico

The Velvet Underground & Nico Full Album (soundcloud)

このあまりにも有名なバナナジャケ。昔ちょろっと聴いたときはイマイチ魅力が分からなかったのですが、今聴くととってもいいですね。Heroinのノイズなんか、堪らない。後のMetal Machine Musicでみせるノイズの萌芽と、ギターロックの絶妙なブレンド具合が素晴らしい。

日曜の朝はこの時期布団とまぐわっていたいものですが、これ聴いていたらだんだん気持ちよく覚醒してきました。そろそろベッドから出ようかなw
by wavesll | 2015-11-22 09:40 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)