カテゴリ:La Musique Mariage( 201 )

Khalab ft Shabaka Hutchings and Tommaso Cappellato - Dense (On the Corner) X グルメビアの余韻 第146回酒と小皿と音楽婚礼

Khalab ft Shabaka Hutchings and Tommaso Cappellato - Dense (On the Corner)

c0002171_01201049.jpg

J-Waveで月木の21:00-24:00に帯でやっているソナーミュージック。当初はカレッジチャート的な企画が気に入って聴き始めたのですが、段々曜日ごとの”ミュージックレシーバー”のお薦めの音楽がいいなぁとCheckするようになり。この曲は水曜担当のLicaxxの推薦曲。

ユニオンのページによると、ジャイルス・ピーターソンも褒めたたえた UK の FUTURE BASS/BASS MUSIC のトップ・プロデューサー DJ KHALABによるSAXの塩梅が素晴らしいAFRO JAZZ meets FUTURE BASSとのこと。フィーチャリングのSHABAKA HUTCHINGSはサックス奏者らしいです。

DJ KHALABはイタリア出身でClap! Clap!との共業もあるとか。Ninos Du BrazilといいイタリアのDJ達のエキゾな音の愉しさには目を瞠るものがありますね。

そんな訳でこれに酒を合わせるとしたらとびきりエキゾな奴がいいだろうと、今回選んだのはグルメビア。アルペンザルツ(食塩)と黒故障、そしてライムピールで味付けした変わり種麦酒です。

で、聴きながら飲んでみたのですが、案外のど越しを味わう時よりも、飲み終わった後に香って来る黒胡椒やライムのフレイヴァーが音楽に彩を与えて呉れる気がしました。味自体もミネラル感と言うか、濃い感じがあってなかなか面白かった。

最近友人がイタロディスコに嵌っていて、そっち方面もDigって行きたいと思いつつ、現行のイタリア人DJシーンも相当に面白いんじゃねと想わされた一枚。真夏のピークが過ぎた感はありますが、なんか真夜中のSOLをみたような、そんな聴験となりました。

by wavesll | 2018-08-17 01:17 | La Musique Mariage | Comments(0)

Calibre Ft Fats - Drop It Down X トリスハイボール<夜風のトニック> 第145回酒と小皿と音楽婚礼



c0002171_01071213.jpg
J-WaveのSonar Musicはイマをときめくユースな音楽シーンを伝えてくれて重宝しているのですが、一番楽しみなのは各曜日のミュージックレセプターが紹介する音源で。

この楽曲もDAOKOが紹介していたもの。彼女は最近ドラムンベースに嵌っていたようで、この楽曲はちょっと先祖返りと言うか、レゲエ的なVoが相まっていい感じなドラムンベース。この取り合わせ面白いなと想ったら元々レゲエ→ジャングル→ドラムンベースだから寧ろルーツに根差した音ですねよ。Drum'N'Bass、いい。DAOKOの新譜とかであのウィスパーヴォイスでドラムンベースとかやったら新世界が開けそう。

このCalibre(カリバ/カリブレ)はアイルランドはベルファスト生まれのDominick Martineによるプロジェクトで、その界隈では名が知られているアーティストだそう。ドラムンベースを拡張する様な音がとても気に入りました。

この音に合わせるならトニック系の酒だろうとローソンを訪れて買ったのがこのトリスハイボール<夜風のトニック>。オレンジスピリッツが使われていてちょっと鋭角な飲み口がこのドラムンベースの打音によくマッチしていました。

音と酒に酩する一夜、こんなのもいいですね◎

by wavesll | 2018-08-16 01:22 | La Musique Mariage | Comments(0)

Joe Strummer Afro Cuban Be Bop Generations II X パープルピンクの夕暮れ 第51回音の貝合わせ

c0002171_19581771.jpg
EZOでは山下達郎が「真夏のメリークリスマス」と言って『雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう」と歌いだした、なんて知らせを聴きながら、今夕は桃紫の夕暮れに快い時間を過ごしていました。

by wavesll | 2018-08-12 01:01 | La Musique Mariage | Comments(0)

Yuna - Terukir Di Bintangのマレー語ポップと自家製バナナジュース 第144回酒と小皿と音楽婚礼


c0002171_07272350.jpg
Across the skyで知ったマレーシアのシンガー, YUNAを聴きながらバナナと牛乳と氷をミキサーにかけて。こころをゆるっと、ふわっとした朝の穏やかな充実を。

by wavesll | 2018-08-10 07:29 | La Musique Mariage | Comments(0)

Superorganism aux Eurockeeennes X 舞富名 藝能超抒情 第143回酒と小皿と音楽婚礼


c0002171_01340038.jpg
最近の亜熱帯な気温もあって、寝入ったり起きたり、こんな時間にSuperorganismのライヴをかけながら与那国の泡盛で一献やって愉しんでます(笑)

Superorganism、FujirockのYoutube中継では数分しか配信されなかったのですが、SEを多用するライヴプレイに”これ凄い良いな”と想わされて。フジロックでは山手線の発射メロディなんかも入る楽曲も流れましたが、このライヴでは目覚ましのベルから開始されて。すっごい好きな感じ。オロノは新世代の一つの象徴になるポテンシャルがあるのでは。

そして与那国の酒造の中でも閉鎖しかけている入波平酒造によるレア度の高い泡盛、舞富名。与那国空港で買い逃したのですが、Web通販でゲットして。円やかな中にざわざわした泡盛みが入るこのお酒はSuper Organisimの音に佳く似合いました。

Fujirockの17時間はとても大きな感動があって、その余波は一週間たっても未だあって。そこで言ったら与那国旅行も大きな体験だったけれど、八重山は吹き抜ける広大な島時間としたら苗場は生の凝縮と言うか。共に夢幻な時間で。

そんな中で人生に刺さる質のライヴ・ショウを毎週のようにオロノ達は世界各地でやっているのだなぁと。私が愛聴しているInterFM897のTOKYO MOONの松浦俊夫さんも深夜のクリスタルパレスで回していたのですが、今週の放送ではフジロックを振り返ることもなくこの先のDJスケジュールをアナウンスして。人に夢をみせる職業の格好良さと、その莫大に要るであろうエナジーに思いを馳せました。

想い出に浸るのは夢をみせられる側の余裕なのかもしれない何て思いながら、けれどShowでない己の人生や大切な人との時間を陽るく過ごしていけたらなぁと想います。時に音楽に、時に酒にも酔いながら、朗らかに過ごせる貴さよ。この世を面白くしようとしている人たちに敬意と、その末端に在れるように頑張りたい思いを。Peace.

by wavesll | 2018-08-06 01:58 | La Musique Mariage | Comments(0)

Babadu - All I've Got To Give X 久米島 シークヮーサー搾りで暑気払い 第142回酒と小皿と音楽婚礼


八重山から横浜に帰ってきて思うのは沖縄よりこっちの方が遥かに暑いということw!特に与那国は風も強く、体感気温はかなり快かったなぁと。本州、暑すぎるw

そんな時は泡盛を愉しむのも一興。
今日はとびっきりのHAWAIIAN SOUL & AORのANTHEMと共に久米島の米島酒造でつくられるその名も「久米島」を飲んでいます。

久米島の泡盛というと「久米仙」が有名で、こちらはたった3人でつくられているため中々島外には出回らないのですが、島内ならばスーパーとかで普通に入手できます。

味はまろやかに濃くて、美味しい。今夜はシークヮーサーを搾って爽やかに飲んでみました。エレピやフルートから始まる流麗なVoの調べに泡盛。うだる暑気をいなす乙な夜となりました。

c0002171_19511326.jpg
c0002171_19512179.jpg

by wavesll | 2018-07-20 19:58 | La Musique Mariage | Comments(0)

Viking clapping of Iceland fans X 花酒 与那国 与那国米仕込み60度 2007年蒸留 第141回酒と小皿と音楽婚礼



サッカーW杯ロシア大会の熱い一ヶ月が過ぎましたね。幸いW杯ロスにはならなかったのですが、今回のW杯は過去一番に見入った大会となりました。

試合がハイレベルなのは勿論、グループリーグのポルトガル対スペインのようなビッグネームのぶつかりだけでなく、ジャイアントキリングの面白さがあふるる、本当にみていてハラハラする凄い大会でした。我らが日本代表も台風の目となってくれました。

そんな中でアルゼンチンと互角以上の闘いをしたアイスランドもグループリーグの時に耀きを魅せてくれたチームでした。
そして、フィールドレコーディング好きとしては彼らのサポーターが行うヴァイキング・クラップという応援方法の、地鳴りのような拍手にとても心惹かれたのでした。

今ではアイスランドの代名詞ともなっているヴァイキングクラップ、元々は映画『300』の演出をスコットランドのマザーウェルFCのサポーターたちが取り入れ始まった等の諸説があるそうですが、2016年のEUROをきっかけにアイスランドサポがブレイクさせ、フランスやイラン、日本の日産マリノスサポなどにも広まったそうです。小机にフィーレコに行こうかなw

で、YoutubeでW杯の興奮を想い出しながらかけている時に、”そうだ、この音を聴きながらヴァイキングも飲まなかったような強い酒を飲むのも一興か”と封を開けたのが花酒 与那国 60度。
c0002171_00203213.jpg
日本でアルコール度数60度の酒をつくることが認められているのは与那国島のみ。それは、与那国島では埋葬された骨を浄めるために、花酒と呼ばれる酒が使われ、手向けとして呑まれてもいた歴史があったからとも言われています。

そしてこの一本は2007年蒸留の古酒(クース)。時を経るごとに角が取れて芳醇な味になっていくそう。確かに飲むとカーっとくるのですが、鮮烈な味の向こうに甘みがあるというか、上質なテキーラにも似た豊饒の世界が味わえます。

ただ、与那国島の方々は普段は30度の泡盛を水で割って飲まれているらしく、花酒なんかは舐めるものでテキーラのように飲むなんて蛮勇なことはしないそう。

ヴァイキングクラップという新しく形づくられた伝統に、古来から連綿と続く鮮烈な馨りを合わせて。心模様は旅の空のような冒険へ出かけることが出来ました。

by wavesll | 2018-07-18 00:19 | La Musique Mariage | Comments(0)

音楽歳時記 Israel Kamakawiwo'ole - Facing Future 梅雨明けにハワイアンの麗歌

Israel Kamakawiwo'ole - Facing Future (Youtube Link)
c0002171_21463252.jpg
平年よりも22日も早い六月の梅雨明けの熱帯夜、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

こんな蒸した夜は何か穏やかで心爽やかに透き通る音が聴きたくて、ハワイ音楽なんかどうかなと想ったときに真っ先に思いついたのがIz。Hawaiiでは知らぬ人はいない超大物のシンガーです。

彼の歌はいわゆる米国化されたハワイアンミュージックというよりもハワイ土着の風合いを色濃く残しているのが特長。このアルバムではカントリーロードやオーバーザレインボウといったカヴァーもあったり、もっと欧米化されたポップスもありますが、やはりその美声が一番映えるのはハワイの歌でしょう。

心地の良い風が吹き抜けるような、穏やかで爽やかな空気感。漣と波濤と共に生きるハワイ古来の自然と人が織り成す麗歌に一服の涼を得て、平成最後の夏の幕開けを愉しむ夜となりました。

by wavesll | 2018-06-29 21:55 | La Musique Mariage | Comments(0)

Shangaan Electro X 関東・栃木イチゴでFun Fun Fantasy 第140回酒と小皿と音楽婚礼

c0002171_20291594.jpg
紀行・街歩き番組が全盛を迎えているTV番組界。最近BSの中でも辺境と言えるBS12等をチェックすることを覚えまして離島酒場で森脇健司が何でもない島を歩いたりするのを再放送で観たり。これはBS朝日ですが異郷の駅前食堂でのヒロシのリアル孤独のグルメなハードボイルドさが面白くて。

そして何気に愉しみにしているのがBS11の世界の国境を歩いてみたら。無銘俳優がガチで世界の国境を歩くというコンセプト一発勝負な番組なのですが、これが中々にフレッシュな魅力があってインタレスティング。

前回も南アフリカとモザンビークの国境を渡って。観光情報も面白いのですが結構社会問題にも触れるんですよ、この番組。中国のアフリカ投資や密猟、そして国境によって故郷から分断された戦闘部族、シャンガーン族に女優さんが会いに行って。

このシャンガーン族、今は定住生活をして、ちょっと観光用な伝統文化を維持したりしているのですが、そこで披露されたガンブーツダンスという、南アフリカの黒人差別の歴史から生まれたダンスが興味深くて、もっと音楽的なところを知りたくてWebで「シャンガーン族」と検索したら、南アフリカ発のカオスなダンスミュージック『シャンガーン・エレクトロ』(NAVERまとめ)という記事が引っかかって。

当該記事から知った”シャンガーン・エレクトロ”の代表作をYoutubeでみつけたのが上にジャケット画像とフルアルバムリンクを乗せた盤です。

これがね、いやいや!すっごい良くて!スットコでいなたい感じはインドネシアのファンコットや南米の電子クンビアにも繋がる感覚がありながらもコロコロっとした、けれど色気のシズル感のあるところがかっこいい!アフリカン・クール.


そしてこの音聴きながら”なーんかスゲー苺ミルクのみてー”と想って近所のローソンで買ってきたのがこちら。
c0002171_20293457.jpg
まさか関東・栃木レモンの仲間が今ローソンで売られているとはwそしてこのイチゴの甘みを音楽と共に味わうと、オラなんかワクワクしてきたぞw楽しいひとときを過ごせるファンタスティックなマリアージュでした◎


cf.



by wavesll | 2018-06-20 20:52 | La Musique Mariage | Comments(0)

G. F. Handel: Messiah HWV 56 X 水道水 第139回酒と小皿と音楽婚礼

G. F. Handel: Messiah HWV 56 (fantastic performance)

W杯が開幕し、スペインXポルトガルやアイスランドXアルゼンチンのような好ゲームが連日続きますね。

そんな中でTwitterで流れてきて興味深く読んだのがこの記事。
五百蔵容さんは、日本代表の歴史的達成段階という縦軸を画こうとされている方で、レジーさんのインタビューも非常に読み易く拝見しました。

そして、そのインタビューの中から零れ落ちたのが、日本代表を取り巻くメディアと観衆の関係性。

・誰でも情報が得られるので詳しい人はどんどん詳しくなる
・興味ない人は全く興味を示さない
・詳しい人たちが仲間内でこもる
・知識の差が拡大する
・マジョリティーは「知識のない層」

によって、知っている人の間では常道の話も一旦外部に出ると全く共通認識を持たれなくなるという構図は、インターネットによって島宇宙的クラスタ化が進んだ現在は様々な分野にみられることだと想います。

そこで五百蔵さんはその間を繋ぐ「階段」をつくろうとしている、まだ解はみつかっていないけれど、とおしゃっていました。

自分の中では階段の一段目になるのはTVかなぁと想います。継続して開かれる「場」が大事だと。

例えば先日のスペインXポルトガルのような試合は、全くの素人がみても大変面白くて。これはクラブワールドカップでもそうなのですが、強豪の攻撃には点が決まりそうな危険な香りがするのがたまらなくて。

そうして素人に喚起された興味を、「読み解く」ところまで持っていくことを五百蔵さんはされたいのだなと。そしてそれは単発ではなく習慣化する学びの営みなのではないかと想うのです。

自分にとっては趣味の音楽の世界を拡げてくれる映像番組はDOMMUNEと題名のない音楽会で。

まさに一段目を踏み出すというか、ロック一辺倒だった私にビートミュージックやクラシックの世界を開いて行ってくれたのはこの番組でした。

勿論、五百蔵さんに言わせれば「良い時に良さが分かる」レベルでは足りなくて「読解」まで行って十分という話だとは想うので、まだ「ハマる時が時々ある」レベルな自分は達成できていないのですが、両番組を機にクラブイベントやクラシックのコンサートに足を運ぶようになった自分からすると、門戸を開き続けるって大事だなぁと想います。そして前述のように今はどんどん検索で勝手に掘り進めて行けますしね。

そんな題名のない音楽会で今週演奏されたのがヘンデルの『メサイア』。

「ハーレルヤ、ハーレルヤ、ハレルーヤ、ハレルーヤ、ハレールヤー」という超有名な楽曲で、番組では当該部のみ披露されたのですが、今の時代はYoutubeで2hを越える本編丸ごとすぐにアクセスすることができました。

で、大好きな楽曲になってしまいました。近年歌劇なんかお好きになってきたのですが、それでもやっぱりまだクラシックは途中で集中が途切れて緩くなってしまうことも多い中、この楽曲は前編に渡り面白味があって、大変愉しませてくれました。

そしてそれを聴くときに口に含んでいたのが水道水。いや、水道水に最近嵌っているものでw

普通に家(横浜)の水道水も美味しいし、この時期だと駅とか外の水道水も冷たすぎずそこまでぬるくもなく適温で。なんか都市のサヴァイヴ感も込で愉しんでいるのですw

水をたしなみながらオラトリオを聴くと意識も澄明となってきて、聖性が音楽から湧きいずる感覚を味わえて。Youtubeの音源ながら無上の歓びを感じます。

コンサートで生で聴いてみたいなぁと想うのと、音質の良い盤を買いたいなと想うのですが、みなさんは長尺のクラシックの楽曲はどう聞かれているのかちょっと気になります。ディスクを取り換える時にコンセントレーションが途切れないのか。

そう考えるとBluray等の高容量のディスクで愉しんだ方がいいのかも。AmazonをみるとDVDは出ているけれど廃盤で大変な高額。そう考えるとハイレゾ音源などをDLして聴く環境を整えるのもありかもしれないなどと考えた次第でした。



by wavesll | 2018-06-17 13:35 | La Musique Mariage | Comments(0)