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Shangaan Electro X 関東・栃木イチゴでFun Fun Fantasy 第140回酒と小皿と音楽婚礼

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紀行・街歩き番組が全盛を迎えているTV番組界。最近BSの中でも辺境と言えるBS12等をチェックすることを覚えまして離島酒場で森脇健司が何でもない島を歩いたりするのを再放送で観たり。これはBS朝日ですが異郷の駅前食堂でのヒロシのリアル孤独のグルメなハードボイルドさが面白くて。

そして何気に愉しみにしているのがBS11の世界の国境を歩いてみたら。無銘俳優がガチで世界の国境を歩くというコンセプト一発勝負な番組なのですが、これが中々にフレッシュな魅力があってインタレスティング。

前回も南アフリカとモザンビークの国境を渡って。観光情報も面白いのですが結構社会問題にも触れるんですよ、この番組。中国のアフリカ投資や密猟、そして国境によって故郷から分断された戦闘部族、シャンガーン族に女優さんが会いに行って。

このシャンガーン族、今は定住生活をして、ちょっと観光用な伝統文化を維持したりしているのですが、そこで披露されたガンブーツダンスという、南アフリカの黒人差別の歴史から生まれたダンスが興味深くて、もっと音楽的なところを知りたくてWebで「シャンガーン族」と検索したら、南アフリカ発のカオスなダンスミュージック『シャンガーン・エレクトロ』(NAVERまとめ)という記事が引っかかって。

当該記事から知った”シャンガーン・エレクトロ”の代表作をYoutubeでみつけたのが上にジャケット画像とフルアルバムリンクを乗せた盤です。

これがね、いやいや!すっごい良くて!スットコでいなたい感じはインドネシアのファンコットや南米の電子クンビアにも繋がる感覚がありながらもコロコロっとした、けれど色気のシズル感のあるところがかっこいい!アフリカン・クール.


そしてこの音聴きながら”なーんかスゲー苺ミルクのみてー”と想って近所のローソンで買ってきたのがこちら。
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まさか関東・栃木レモンの仲間が今ローソンで売られているとはwそしてこのイチゴの甘みを音楽と共に味わうと、オラなんかワクワクしてきたぞw楽しいひとときを過ごせるファンタスティックなマリアージュでした◎


cf.



by wavesll | 2018-06-20 20:52 | La Musique Mariage | Trackback | Comments(0)

G. F. Handel: Messiah HWV 56 X 水道水 第139回酒と小皿と音楽婚礼

G. F. Handel: Messiah HWV 56 (fantastic performance)

W杯が開幕し、スペインXポルトガルやアイスランドXアルゼンチンのような好ゲームが連日続きますね。

そんな中でTwitterで流れてきて興味深く読んだのがこの記事。
五百蔵容さんは、日本代表の歴史的達成段階という縦軸を画こうとされている方で、レジーさんのインタビューも非常に読み易く拝見しました。

そして、そのインタビューの中から零れ落ちたのが、日本代表を取り巻くメディアと観衆の関係性。

・誰でも情報が得られるので詳しい人はどんどん詳しくなる
・興味ない人は全く興味を示さない
・詳しい人たちが仲間内でこもる
・知識の差が拡大する
・マジョリティーは「知識のない層」

によって、知っている人の間では常道の話も一旦外部に出ると全く共通認識を持たれなくなるという構図は、インターネットによって島宇宙的クラスタ化が進んだ現在は様々な分野にみられることだと想います。

そこで五百蔵さんはその間を繋ぐ「階段」をつくろうとしている、まだ解はみつかっていないけれど、とおしゃっていました。

自分の中では階段の一段目になるのはTVかなぁと想います。継続して開かれる「場」が大事だと。

例えば先日のスペインXポルトガルのような試合は、全くの素人がみても大変面白くて。これはクラブワールドカップでもそうなのですが、強豪の攻撃には点が決まりそうな危険な香りがするのがたまらなくて。

そうして素人に喚起された興味を、「読み解く」ところまで持っていくことを五百蔵さんはされたいのだなと。そしてそれは単発ではなく習慣化する学びの営みなのではないかと想うのです。

自分にとっては趣味の音楽の世界を拡げてくれる映像番組はDOMMUNEと題名のない音楽会で。

まさに一段目を踏み出すというか、ロック一辺倒だった私にビートミュージックやクラシックの世界を開いて行ってくれたのはこの番組でした。

勿論、五百蔵さんに言わせれば「良い時に良さが分かる」レベルでは足りなくて「読解」まで行って十分という話だとは想うので、まだ「ハマる時が時々ある」レベルな自分は達成できていないのですが、両番組を機にクラブイベントやクラシックのコンサートに足を運ぶようになった自分からすると、門戸を開き続けるって大事だなぁと想います。そして前述のように今はどんどん検索で勝手に掘り進めて行けますしね。

そんな題名のない音楽会で今週演奏されたのがヘンデルの『メサイア』。

「ハーレルヤ、ハーレルヤ、ハレルーヤ、ハレルーヤ、ハレールヤー」という超有名な楽曲で、番組では当該部のみ披露されたのですが、今の時代はYoutubeで2hを越える本編丸ごとすぐにアクセスすることができました。

で、大好きな楽曲になってしまいました。近年歌劇なんかお好きになってきたのですが、それでもやっぱりまだクラシックは途中で集中が途切れて緩くなってしまうことも多い中、この楽曲は前編に渡り面白味があって、大変愉しませてくれました。

そしてそれを聴くときに口に含んでいたのが水道水。いや、水道水に最近嵌っているものでw

普通に家(横浜)の水道水も美味しいし、この時期だと駅とか外の水道水も冷たすぎずそこまでぬるくもなく適温で。なんか都市のサヴァイヴ感も込で愉しんでいるのですw

水をたしなみながらオラトリオを聴くと意識も澄明となってきて、聖性が音楽から湧きいずる感覚を味わえて。Youtubeの音源ながら無上の歓びを感じます。

コンサートで生で聴いてみたいなぁと想うのと、音質の良い盤を買いたいなと想うのですが、みなさんは長尺のクラシックの楽曲はどう聞かれているのかちょっと気になります。ディスクを取り換える時にコンセントレーションが途切れないのか。

そう考えるとBluray等の高容量のディスクで愉しんだ方がいいのかも。AmazonをみるとDVDは出ているけれど廃盤で大変な高額。そう考えるとハイレゾ音源などをDLして聴く環境を整えるのもありかもしれないなどと考えた次第でした。



by wavesll | 2018-06-17 13:35 | La Musique Mariage | Trackback | Comments(0)

Melt-Banana - Fetch X MAUI BREWING Double Overhead IPA 第138回酒と小皿と音楽婚礼


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痛快!なんかひっさびさにこんなカッ飛んだROCKを聴いた気がする。Melt Bananaってノイズバリバリなイメージを勝手に持っていて、かなり聴くのが消耗する感じかと想ったら軽やかにトバしていく騒やかな音像ですっげー好きな感じでした。

”これに合わせるとしたらIPAだな…それも苦みと爽やかさが双立しているような…”と想って選んだのがハワイのマウイ島でつくられているMAUI BREWING DOUBLE OVERHEAD IPA.

IPAとしての刺激はしっかりありながらもグァバやパッションフルーツ、パイナップル、オレンジスパイスが香って爽やかに飲みやすい。

WAVEに挑むような爽やかな痛快さが快いベル・マリアージュとなりました。


by wavesll | 2018-06-12 20:13 | La Musique Mariage | Trackback | Comments(0)

Frankie and the Witch Fingers - Brain Telephone & Can - The Peel Sessions X 三杯の珈琲  第137回酒と小皿と音楽婚礼

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Can - The Peel Sessions
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Youtubeの関連動画をザッピングしながら新しい音楽を探していてみつけたFrankie and the Witch Fingers。

”おっ!このサイケな感じいいね。60sから70sかな?でも全然今の耳で聴いても感性刺激される”と想ったらなんと2018年リリースの音源w今はホント時代のスタイルに捕われるというよりも”このスタイルが好きだ”と良い音楽を生むタイムレスな感覚があります。

その上で”あぁこんな感じいいよね。ハイでありながらちょっと気怠くて、でも活力もあってさ”と想いながら聴いていくと全体のトーンは一貫しながらも結構多彩な楽曲がアルバムに詰まっていて。何気に技ありな一枚でした。

そこからYoutubeがオートで飛ばしたのがCanが1995年に出したmid70sのライヴ音源集。寧ろFrankie and Witch Fingersより時代が進んでる感じがするのが時間感覚狂うw

この繋ぎ、ベストじゃないかってくらいに嵌っていて。エナジーの奔流が段々と研ぎ澄まされて、そして実験的に深化していく流れが最高。梅雨時に快い音楽体験となりました。

聴きながら飲んでいたのはネスカフェソリュブルコーヒーのゴールドブレンドを薄めにつくって氷入れた奴。
石田三成の三杯の茶ではないですが、この時期最初から熱々の珈琲を飲むには暑いし蒸してるし、アイスコーヒーから飲みたい。

で、アイスコーヒーも元からのボトルの奴よりも自分でその場で作ったものに氷入れた方が美味しく感じるんですよね。考えてみればコンビニコーヒーなんかもそのスタイルだし。

最初は冷ため、次にぬるめ、最後に熱めの三杯で整えていく。好い音楽たちと好きに淹れた珈琲で心地よい早朝の一時となりました。

by wavesll | 2018-06-12 05:47 | La Musique Mariage | Trackback | Comments(0)

yorosz / Ambient Thug Mix 004 X TOKYO CRAFT BELGIAN WHITE STYLE 第136回酒と小皿と音楽婚礼

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1. Ø(Mika Vainio) - Station 15, Room 3.064 Part 1 2. John Cage - In A Landscape 3. Joseph Clayton Mills - The Patient Part I 4. Giuliano d'Angiolini - Orrizzonte Fisso, Bordoni Mobili 5. D'Incise - L'Effort De L'Eau 6. Alvin Lucier - Risonanza 7. Jon Gibson - Cycles 8. Lieven Martens Moana - Music For A Clearing 9. Morgan Evans-Weiler - environments III 10. Will Montgomery - 2012(2) and 2012(4) by Manfred Werder 11. Bruno Duplant & David Véléz - Preservation II 12. THA BLUE HERB - サイの角のようにただ独り歩め 13. David Grubbs & Taku Unami - Failed Celestial Creatures 14. D'Incise - Hibernation De Mauvaise Herbe 15. My Cat Is An Alien - Fragments Suspended In Time (Alba / Sunrise) 16. Haptic - ten years under the earth 17. Victor Erice - from “El espíritu de la colmena” 18. Lea Bertucci - Sustain and Dissolve 19. Gilles Aubry - And Who Sees The Mystery II 20. Angelo Petronella - Insieme Sonoro 109 parte 1etc...


以前も取り上げたyoroszさんのAmbient Thug Mix。 今回ドロップされた音もとても佳かった。

がなりたてることはなく、けれど尖れたノイズの通低音が、情景を変貌させながら49:41流れていく手腕が美事。
個人的には聴いていてコンクリートという石に宿る聖性というか、赤道、バリ辺りの黒を基調としたリゾートホテルで自然音と人工音、緊張とRelaxが同居するイメージな感覚で、上質な時間が過ごせました。

何かそんなリゾートなイメージで飲料を選ぼうかとコンビニを覗くと置いてあったのがこのTOKYO CRAFT。”BELGIAN WHITEなら甘さとシックさがあっていいじゃん”と手に取って。

呑み始めると頭がほわっと緩くなっていくのとこの音のシャープさで、ダイヴィングでいう処の中性浮遊状態。そこから段々雑念が濾過されていって、深い場所へ潜っていく感覚は心地が好いものでした。

by wavesll | 2018-06-05 21:57 | La Musique Mariage | Trackback | Comments(0)

METIN ALATLI 『SENTETIK OYUN HAVALARI』X STONE TANGERINE EXPRESS IPA 第135回酒と小皿と音楽婚礼

METIN ALATLI『SENTETIK OYUN HAVALARI』
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トルコ産の1975年エレクトリック・ファンク!! 1960年代、トルコのビート・バンドで鍵盤を担当していたMETIN ALATLI が1975年にリリースした本作は、中東の伝統をモーグで変革し、オリジナリティ溢れる音楽を創出した先駆的作品(ディスクユニオン)

もうこういう音は大好物。魔術的リアリズムな、骨太でマッシヴなんだけれども摩訶不思議な世界がめくるめく展開していく驚異。イッテルビウムでし。

ドラゴンボール的というか、どこか間が抜けた愉快さがありつつもどえらい魅力にあふれた音楽が自分は好きなんだなぁと。

これに合わせたいのがカリフォルニアの醸造所STONEが創るタンジェリンやパイナップルが効いたクラフトビール。酸味と苦み、そしてその向こうに在る甘みが香るIPAで、この音に熱帯雨林なフレイヴァーを与えてくれます。

最近はクラフトビアを楽しめる処が増えて、この缶ビールも横浜駅ジョイナスの地下に先日できたクラフトビールの角打ちも出来るショップで買いました。最上の音に最上の酒。最高のウィークエンドへの入りとなりました◎

by wavesll | 2018-06-02 02:02 | La Musique Mariage | Trackback | Comments(0)

R. Vincenzo『EP』X 池蓮 第50回音の貝合わせ 今最も感性をワクワク刺激する音の浪

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最近聴いた中でダントツに音楽的に面白かったのがSpotifyで聴いたR.VincenzoのEP。音楽のFreshな未来を感じました。

フィールド・レコーディング、南米のダンス・リズム。そして昭和歌謡のサンプリング、欧州フォークロア…最近一番楽しみなサンパウロの音楽集団Voodoohopから次々と飛び出てくる才能には目を瞠るばかりです。

先日の初来日公演に馳せ参じることが出来なかったのが悔やまれるところ。音楽ラヴァ―有志達のクラウドファンディングによって今年も開催が決まったFestival de FRUEとか、いつかまた出来るだけ近くに再来日して欲しいなぁ。

Sound cloudにはVinyl 12"verがULされていて、アレンジ違いの楽曲もあるのでこちらも要check. 日の本の楽曲からヨーロピアン土着音楽までを電子クンビア的なセンスで解体・再構築してみせるこのレフト・フィールドな音こそ、まさにイマ本意気で欲しかった音でした。

寫眞は希臘神話で現世を忘れ夢心地になれると言われる実をつける植物の名を冠した花。Xanaduへの旅路の始まりに…。

by wavesll | 2018-05-25 05:50 | La Musique Mariage | Trackback | Comments(0)

Les Paul - Whispering X 紅茶花伝CRAFTEA 贅沢搾りオレンジティー でAfternoon Sweetbitterness 第134回酒と小皿と音楽婚礼



昨今の音楽業界を震動させた報せと言えばギブソンの経営破綻。買収によって経営多角化に失敗したとも、高級ギターを造るための木材が枯渇したとも、そして若年層にもうギターが支持されないという話も聴こえますが、どうやら所謂日本でいう”倒産”とは異なり、ギター製造分野自体は黒字を出していて今後も事業は行われるそう。

そんな時勢に、Sunday Song Bookで山下達郎さんが先週日曜の13日に”ギブソン・ギターで棚から一掴み”という企画を行っていて。
そこで聴いたのがレス・ポールの『Whispering』。

レスポールと言えばギターの代名詞的な存在。けれど実は音を聴いたのは初めてでした。
1951年という事もあってか、勝手に思っていたハードロックな音とは全然違う、寧ろ竹村延和さんの新譜と言われても違和感がないような楽しくトイっぽくて小洒落た音で。眼から鱗が落ちました。

さて、これに合う飲み物は何だろかと思案した時に真っ先に出てきたのが紅茶花伝のオレンジティー。
これ、美味いんですよ。普段私はフルーツフレーヴァーティーって苦手で敬遠してしまうのですが、これは茶葉に倍にしてある層で、渋みと甘みのバランスが素晴らしくて。このレスポールの奏でる音と共鳴してくれました。

サンソンのギブソン一掴み回は明日20日に後編が流れ、前編も明日までradikoタイムフリーで聴けるので、午後をGuitar Soundで快くするにはぴったりかと。曇も晴れ渡って健やかな昼下がりですね◎

by wavesll | 2018-05-19 15:14 | La Musique Mariage | Trackback | Comments(0)

Pepe Tormento Azucarar - New York Hell Sonic Ballet X 硬質な湿度を帯びた灰叢雲空 第49回音の貝合わせ


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ムラのあるコンクリートのような天には『New York Hell Sonic Ballet』が好く似合う。どんな天候にもうってつけのSound Waveがあるものですね。

by wavesll | 2018-05-19 12:40 | La Musique Mariage | Trackback | Comments(0)

Corona X Sixties Rock Albums Listening Party -MC5, The Kinks, Big Brother and The Holding Company

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The Kinks - KINKS




夏の熱気が篭る室内で第133回酒と小皿と音楽婚礼SPとして60sロックとセルベサで切れ味スカッとドランクハウスパーティーをやりました。

by wavesll | 2018-05-18 20:20 | La Musique Mariage | Trackback | Comments(0)