カテゴリ:La Musique Mariage( 208 )

Alejandro Franov『Khali』X いぶりがっこのクリームチーズ乗せ 第151回酒と小皿と音楽婚礼

c0002171_11552054.jpg
松の内はおせちもそうですが、親睦を深めるパーティーメニューが振る舞われる時期。そんな中で”これ手頃で美味いじゃん”とレパートリーに入れたのがこのいぶりがっこのクリームチーズ(Kiri)乗せ。

Kiriにしょっぱいものを足すと至高の上手さになって、Kiriの海苔巻きなんかもかなり好きなのですが、いぶりがっことの組み合わせは”これで俺もリッツパーティー開けるぞ”と勘違いしそうなくらい手軽に美味いw

こういう前菜的、酒のつまみ的なものってある意味メインディッシュよりわくわくさせられます◎これに合わせたいのはちょっと感性を刺激する様な幻な空気感のある音楽。白羽の矢を立てたのはアレハンドロ・フラノフでした。

一時期「アルゼンチン音響派」なんて言葉があって、今では本当に南米音楽を追いかけている人からはコマーシャルの為の人為的なくくりだ、なんて声もよく聞くところなのですが、このムーヴメントでフェルナンド・カブサッキやフアナ・モリーナ、モノ・フォンタナなんかと共に名が知られたのがAlejandro。

シタール、ムビラ、アルパで奏でられるその幽玄な響きは捉えどころがありそうですりぬけていく、なんとも知覚が刺激される音。こういう音は前菜を食べる時にうってつけだと思います。これ聴きながらいぶりがっこが進む進む、白ワインが欲しくなるw

何しろ音の快感が非常に重要なので、Youtubeだと音質がどうにも酷いので、もし良ければ是非CDを入手されることをお薦めします。

この企画ももう何年目だろ?来年あたりはおせちに合う音楽なんて企画をやってもいいかもですね★

by wavesll | 2019-01-06 12:08 | La Musique Mariage | Comments(0)

音楽歳時記 戌年晦日は 柴田聡子「ワンコロメーター」& never young beach「うつらない」

柴田聡子「ワンコロメーター」(Official Video)



never young beach - うつらない (official video)

色々とコトが片付いて行って、TVの喧騒から離れて己のペースでゆるりとじっくりと過ごす一年の締めくくりもいいものですね。

by wavesll | 2018-12-30 23:01 | La Musique Mariage | Comments(0)

沖縄電子少女彩 - Okinawa Electric X 99.99 Clear Grapefruits 第150回酒と小皿と音楽婚礼

Okinawa Erectric Girl Saya (Bandcamp)
c0002171_22465440.jpg
ノイズミュージックの新しさをどう顕わすかって難しいなって想って。どれもこれもノイズに帰してしまう中で魅せ方を工夫するには…と想っていたところにここ暫く名前を見聞きしていた沖縄電子少女彩さんのBandcamp音源が好くて。

波音から液体的なノイズへ行くという、概念と音がぴったし両輪で回るOkinawa Electric Girl Noise. 音として凄いFreshに自分は感じて良かったです。

そこに合わせたのはサッポロが仕掛けてるウォッカチューハイの99.99。グレープフルーツ味のこれはホントするするっと飲めちゃうのにアルコール度数9%という兇悪な奴。これね、この音に合わせると研ぎ澄ましがさらに進んでいい感じ。自然音を模したインダストリアルとしてのノイズ音に甘みというベクトルが加わって、ほんとディメンションが拡がるっていうか、良いマリアージュになってると感じました。

この沖縄電子少女彩さん、中華電子少女彩としても活動しているそうで気になる。一度ライヴみてみたいですね◎

by wavesll | 2018-12-11 23:01 | La Musique Mariage | Comments(0)

音楽歳時記 ハロウィンはUratsakidoji - 露西亜のBlack Metal X Hip-Hop

Uratsakidogi - Black Hop на Районе

c0002171_22591743.jpg
今夜はハロウィン。平成最後のハロウィンは渋谷にて暴動が起きる等、このお祭り騒ぎの方向性が変わっていくような事態になって。

個人的には2014年位からなんだかんだで渋谷ハロウィンを出歩いていて、最初の頃のきちんと空間があってコミュニケーションも難なくできた頃からするとここ2、3年は人海の圧が凄すぎたので、遂に決壊というか、暴発したのかという感触で。

群集心理の昂揚は悪い事ばかりでもない楽しさもありますが、一線を制御する知性が無いとせっかくのグレーゾーンの遊びが台無しになってしまいますね。

そんな中、今朝ちょっと面白かったのは日本にもハロウィンのように子供がお菓子をもらう風習があるという事を知ったことで。
函館の「ローソクもらい」や熊野の「たばらして」、袖ケ浦の「おつきみさん」等々。特に十五夜の辺りの「お月見泥棒」は各地でやっていたみたいで。ハロウィンよりこちらをもっと推した方がいいのでは!?なんて想ったりw仮装は百鬼夜行的なイベントをつくってw

さて、ハロウィンに似合う音楽、何かないかなと思いめぐらしたとき、最近友人から教えてもらったロシアのUratsakidojiなんていいんじゃないかなと。ネーミング元は『超神伝説うろつき童子』というHentaiアニメからと予想されますが、Black MetalとHipHopを融合させたサウンドは、おどろおどろしい外見とロシア語の濁声と交じり合ってなんとも怪奇な響きでハロウィンにぴったりかと。

悪霊を以て悪霊を制すハロウィーンの伝統に則って、こんな音を聴きながら神無月最後の夜を過ごしています。ちなみに渋谷の今夜壱のコスプレはサイレントヒルの彼でしたw
c0002171_23173246.jpg

by wavesll | 2018-10-31 23:17 | La Musique Mariage | Comments(0)

JOAN LA BARBARA 「Urban Tropics」「Shadowsong」「Erin」Xどなん43度 第149回酒と小皿と音楽婚礼

c0002171_20481533.jpg
Joan La Barbara - Urban Tropics




c0002171_21041679.jpg
TwitterのFolloweeさんが紹介されていた動画がどんぴしゃに刺さって。これらの楽曲が含まれるアルバム『SOUND PAINTINGS』米国を代表する女流ヴォイス・パフォーマーJOAN LA BARBARAの70年代後半から80年代の作品で、声を多重録音 / コラージュすることで生み出されたヴォイス・アンサンブルを収録した作品集

このトロピカル・サイケデリア!日中の陽射しからの夜間のスコールという晩夏のさきの日に似合う熱帯雨林な幻想的サウンド。公転の位置は変われど心の夏は暮れない、そんな思いに駆られる響き。もう最高でした。

それに合わせたのは与那国の泡盛どなん43度。

与那国の泡盛と言うと60度の泡盛である花酒が有名で、このどなんも60度のものも美味しいのですが、人気が凄くて関東だと60度は入手困難で。また今夏与那国に訪れて、島の人は30度のものを水で割ると聴いて。そんなわけで今回は43度を、ロックで◎

与那国の泡盛は60度の花酒でも上質のテキーラのように甘さをあったのですが、43度だとより甘みが感ぜられて。この密林な響きに共鳴してくれました。

最近はフィジカルCDの存在感が落ちてきている報せが多いですが、このアルバムはSpotifyにもなく。CD Diggin'の妙味は未だすたれず、さらに馨りを放つようになっていくのでは…!と想う處です。と同時に最近はタワレコの洋楽フロアよりhmv record shopの方が人口密度が高く感じて。今だからできるプレゼンテーションの仕方はあるだろうなとも想います。

それにしてもこのアルバム好いなぁ。Youtubeにも3曲までしかないし、私も街へDiggin'に行かなければ★!

by wavesll | 2018-09-18 21:28 | La Musique Mariage | Comments(0)

8/32にヨシ子さん/桑田佳祐 X オリオン島恵み 第148回酒と小皿と音楽婚礼



c0002171_04215443.jpg
8/31の猛暑日を越えて、今はまだ9/1が始まっていない、8/32とでもいうような異界の未明。みなさまの夏はいかがでしたか?

今夏は私はFujirockSonic ManiaSummer Sonicと大型洋楽フェスに没頭した夏となりました。
今年は私もFujirockでディラン、ソニマニでマイブラとNIN、サマソニでジョージクリントンと伝説級のヴェテランを楽しんだのですが、邦楽フェスの雄、RIJFもサザンとユーミンというビッグネームが活躍した年でしたね。

特にサザンは去年桑田さんがソロで出た時にゴリゴリの渋いロックなセトリで滑ったのもあり超有名曲連打の豪速球な曲たちでパワーを魅せつけたそうで。やっぱり誰もが知る曲を持ってるバンドは強いなと。

そういいながら、私自身は桑田さんが去年出した「ヨシ子さん」に近年の桑田さんの楽曲で壱番に嵌って。8/31なんかまさに「真夏の太陽すげぇHIGH」。摩訶不思議な音像が「愛の言霊」世代には大いに刺さり、そして矢のように去っていく光陰を感じさせる名曲だと想うので、去年生で聴けた人たちが羨ましい限りです。

と、検索するとDailymotionでRIJF2017の映像が拝めて。こんな感じだったのか―と呑みながら過ごしてます。
呑んでいるのはOrion島恵み。イオン限定でアセロラ果汁が入ったVersionが販売されていて。

個人的にはベリー系のビールって苦手だったのですが、暑い夏にあう薄さと苦みと甘みのバランスが優れていて、このビールは好きでしたねー。

今年の暑さはとろサーモンよろしく「続行!」になるかは分かりませんが、暮れ行く日々に果実を収穫出来たら。いい平成最後の日々を過ごして行きたいですね◎

by wavesll | 2018-09-01 04:42 | La Musique Mariage | Comments(0)

Rupa - Aaj Shanibar X 軽井沢エール インディアン・ディスコ・ジャズと麦酒のエキゾなもたり 第147回酒と小皿と音楽婚礼



c0002171_01065381.png
夏の盛りが過ぎてもまだまだ暑い夜長、みなさまいかがお過ごしでしょうか?私は家帰って軽く寝て起き、Youtubeを回遊なんぞをしながらアルコールを嗜んでいます。

今夜かけているのはインド伝統音楽のマエストロであるAashish Khanがサロードとプロデュースを担当したRupa Biswasの1982年リリース作『DISCO JAZZ』。エキゾでジャズなディスコサウンドが、独特のオーセンティックさといなたさとイケイケ感があっていい感じ。

これに合わせたアルコールが軽井沢エール。軽井沢ブルワリーの麦酒は個人的にはもったりしすぎな感覚があるのですが、これは比較的すきっとしていて、その上でもたりのフレイヴァーがあって、インド・ジャズ・ディスコの音像にうってつけなフィーリング。

軽やかに熱波を越えていく、天高くなっていく季節の始まりにぴったりなマリアージュとなりました◎

by wavesll | 2018-08-22 00:51 | La Musique Mariage | Comments(0)

Khalab ft Shabaka Hutchings and Tommaso Cappellato - Dense (On the Corner) X グルメビアの余韻 第146回酒と小皿と音楽婚礼

Khalab ft Shabaka Hutchings and Tommaso Cappellato - Dense (On the Corner)

c0002171_01201049.jpg

J-Waveで月木の21:00-24:00に帯でやっているソナーミュージック。当初はカレッジチャート的な企画が気に入って聴き始めたのですが、段々曜日ごとの”ミュージックレシーバー”のお薦めの音楽がいいなぁとCheckするようになり。この曲は水曜担当のLicaxxの推薦曲。

ユニオンのページによると、ジャイルス・ピーターソンも褒めたたえた UK の FUTURE BASS/BASS MUSIC のトップ・プロデューサー DJ KHALABによるSAXの塩梅が素晴らしいAFRO JAZZ meets FUTURE BASSとのこと。フィーチャリングのSHABAKA HUTCHINGSはサックス奏者らしいです。

DJ KHALABはイタリア出身でClap! Clap!との共業もあるとか。Ninos Du BrazilといいイタリアのDJ達のエキゾな音の愉しさには目を瞠るものがありますね。

そんな訳でこれに酒を合わせるとしたらとびきりエキゾな奴がいいだろうと、今回選んだのはグルメビア。アルペンザルツ(食塩)と黒故障、そしてライムピールで味付けした変わり種麦酒です。

で、聴きながら飲んでみたのですが、案外のど越しを味わう時よりも、飲み終わった後に香って来る黒胡椒やライムのフレイヴァーが音楽に彩を与えて呉れる気がしました。味自体もミネラル感と言うか、濃い感じがあってなかなか面白かった。

最近友人がイタロディスコに嵌っていて、そっち方面もDigって行きたいと思いつつ、現行のイタリア人DJシーンも相当に面白いんじゃねと想わされた一枚。真夏のピークが過ぎた感はありますが、なんか真夜中のSOLをみたような、そんな聴験となりました。

by wavesll | 2018-08-17 01:17 | La Musique Mariage | Comments(0)

Calibre Ft Fats - Drop It Down X トリスハイボール<夜風のトニック> 第145回酒と小皿と音楽婚礼



c0002171_01071213.jpg
J-WaveのSonar Musicはイマをときめくユースな音楽シーンを伝えてくれて重宝しているのですが、一番楽しみなのは各曜日のミュージックレセプターが紹介する音源で。

この楽曲もDAOKOが紹介していたもの。彼女は最近ドラムンベースに嵌っていたようで、この楽曲はちょっと先祖返りと言うか、レゲエ的なVoが相まっていい感じなドラムンベース。この取り合わせ面白いなと想ったら元々レゲエ→ジャングル→ドラムンベースだから寧ろルーツに根差した音ですねよ。Drum'N'Bass、いい。DAOKOの新譜とかであのウィスパーヴォイスでドラムンベースとかやったら新世界が開けそう。

このCalibre(カリバ/カリブレ)はアイルランドはベルファスト生まれのDominick Martineによるプロジェクトで、その界隈では名が知られているアーティストだそう。ドラムンベースを拡張する様な音がとても気に入りました。

この音に合わせるならトニック系の酒だろうとローソンを訪れて買ったのがこのトリスハイボール<夜風のトニック>。オレンジスピリッツが使われていてちょっと鋭角な飲み口がこのドラムンベースの打音によくマッチしていました。

音と酒に酩する一夜、こんなのもいいですね◎

by wavesll | 2018-08-16 01:22 | La Musique Mariage | Comments(0)

Joe Strummer Afro Cuban Be Bop Generations II X パープルピンクの夕暮れ 第51回音の貝合わせ

c0002171_19581771.jpg
EZOでは山下達郎が「真夏のメリークリスマス」と言って『雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう」と歌いだした、なんて知らせを聴きながら、今夕は桃紫の夕暮れに快い時間を過ごしていました。

by wavesll | 2018-08-12 01:01 | La Musique Mariage | Comments(0)