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JOAN LA BARBARA 「Urban Tropics」「Shadowsong」「Erin」Xどなん43度 第149回酒と小皿と音楽婚礼

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Joan La Barbara - Urban Tropics




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TwitterのFolloweeさんが紹介されていた動画がどんぴしゃに刺さって。これらの楽曲が含まれるアルバム『SOUND PAINTINGS』米国を代表する女流ヴォイス・パフォーマーJOAN LA BARBARAの70年代後半から80年代の作品で、声を多重録音 / コラージュすることで生み出されたヴォイス・アンサンブルを収録した作品集

このトロピカル・サイケデリア!日中の陽射しからの夜間のスコールという晩夏のさきの日に似合う熱帯雨林な幻想的サウンド。公転の位置は変われど心の夏は暮れない、そんな思いに駆られる響き。もう最高でした。

それに合わせたのは与那国の泡盛どなん43度。

与那国の泡盛と言うと60度の泡盛である花酒が有名で、このどなんも60度のものも美味しいのですが、人気が凄くて関東だと60度は入手困難で。また今夏与那国に訪れて、島の人は30度のものを水で割ると聴いて。そんなわけで今回は43度を、ロックで◎

与那国の泡盛は60度の花酒でも上質のテキーラのように甘さをあったのですが、43度だとより甘みが感ぜられて。この密林な響きに共鳴してくれました。

最近はフィジカルCDの存在感が落ちてきている報せが多いですが、このアルバムはSpotifyにもなく。CD Diggin'の妙味は未だすたれず、さらに馨りを放つようになっていくのでは…!と想う處です。と同時に最近はタワレコの洋楽フロアよりhmv record shopの方が人口密度が高く感じて。今だからできるプレゼンテーションの仕方はあるだろうなとも想います。

それにしてもこのアルバム好いなぁ。Youtubeにも3曲までしかないし、私も街へDiggin'に行かなければ★!

by wavesll | 2018-09-18 21:28 | La Musique Mariage | Comments(0)

8/32にヨシ子さん/桑田佳祐 X オリオン島恵み 第148回酒と小皿と音楽婚礼



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8/31の猛暑日を越えて、今はまだ9/1が始まっていない、8/32とでもいうような異界の未明。みなさまの夏はいかがでしたか?

今夏は私はFujirockSonic ManiaSummer Sonicと大型洋楽フェスに没頭した夏となりました。
今年は私もFujirockでディラン、ソニマニでマイブラとNIN、サマソニでジョージクリントンと伝説級のヴェテランを楽しんだのですが、邦楽フェスの雄、RIJFもサザンとユーミンというビッグネームが活躍した年でしたね。

特にサザンは去年桑田さんがソロで出た時にゴリゴリの渋いロックなセトリで滑ったのもあり超有名曲連打の豪速球な曲たちでパワーを魅せつけたそうで。やっぱり誰もが知る曲を持ってるバンドは強いなと。

そういいながら、私自身は桑田さんが去年出した「ヨシ子さん」に近年の桑田さんの楽曲で壱番に嵌って。8/31なんかまさに「真夏の太陽すげぇHIGH」。摩訶不思議な音像が「愛の言霊」世代には大いに刺さり、そして矢のように去っていく光陰を感じさせる名曲だと想うので、去年生で聴けた人たちが羨ましい限りです。

と、検索するとDailymotionでRIJF2017の映像が拝めて。こんな感じだったのか―と呑みながら過ごしてます。
呑んでいるのはOrion島恵み。イオン限定でアセロラ果汁が入ったVersionが販売されていて。

個人的にはベリー系のビールって苦手だったのですが、暑い夏にあう薄さと苦みと甘みのバランスが優れていて、このビールは好きでしたねー。

今年の暑さはとろサーモンよろしく「続行!」になるかは分かりませんが、暮れ行く日々に果実を収穫出来たら。いい平成最後の日々を過ごして行きたいですね◎

by wavesll | 2018-09-01 04:42 | La Musique Mariage | Comments(0)

Rupa - Aaj Shanibar X 軽井沢エール インディアン・ディスコ・ジャズと麦酒のエキゾなもたり 第147回酒と小皿と音楽婚礼



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夏の盛りが過ぎてもまだまだ暑い夜長、みなさまいかがお過ごしでしょうか?私は家帰って軽く寝て起き、Youtubeを回遊なんぞをしながらアルコールを嗜んでいます。

今夜かけているのはインド伝統音楽のマエストロであるAashish Khanがサロードとプロデュースを担当したRupa Biswasの1982年リリース作『DISCO JAZZ』。エキゾでジャズなディスコサウンドが、独特のオーセンティックさといなたさとイケイケ感があっていい感じ。

これに合わせたアルコールが軽井沢エール。軽井沢ブルワリーの麦酒は個人的にはもったりしすぎな感覚があるのですが、これは比較的すきっとしていて、その上でもたりのフレイヴァーがあって、インド・ジャズ・ディスコの音像にうってつけなフィーリング。

軽やかに熱波を越えていく、天高くなっていく季節の始まりにぴったりなマリアージュとなりました◎

by wavesll | 2018-08-22 00:51 | La Musique Mariage | Comments(0)

Khalab ft Shabaka Hutchings and Tommaso Cappellato - Dense (On the Corner) X グルメビアの余韻 第146回酒と小皿と音楽婚礼

Khalab ft Shabaka Hutchings and Tommaso Cappellato - Dense (On the Corner)

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J-Waveで月木の21:00-24:00に帯でやっているソナーミュージック。当初はカレッジチャート的な企画が気に入って聴き始めたのですが、段々曜日ごとの”ミュージックレシーバー”のお薦めの音楽がいいなぁとCheckするようになり。この曲は水曜担当のLicaxxの推薦曲。

ユニオンのページによると、ジャイルス・ピーターソンも褒めたたえた UK の FUTURE BASS/BASS MUSIC のトップ・プロデューサー DJ KHALABによるSAXの塩梅が素晴らしいAFRO JAZZ meets FUTURE BASSとのこと。フィーチャリングのSHABAKA HUTCHINGSはサックス奏者らしいです。

DJ KHALABはイタリア出身でClap! Clap!との共業もあるとか。Ninos Du BrazilといいイタリアのDJ達のエキゾな音の愉しさには目を瞠るものがありますね。

そんな訳でこれに酒を合わせるとしたらとびきりエキゾな奴がいいだろうと、今回選んだのはグルメビア。アルペンザルツ(食塩)と黒故障、そしてライムピールで味付けした変わり種麦酒です。

で、聴きながら飲んでみたのですが、案外のど越しを味わう時よりも、飲み終わった後に香って来る黒胡椒やライムのフレイヴァーが音楽に彩を与えて呉れる気がしました。味自体もミネラル感と言うか、濃い感じがあってなかなか面白かった。

最近友人がイタロディスコに嵌っていて、そっち方面もDigって行きたいと思いつつ、現行のイタリア人DJシーンも相当に面白いんじゃねと想わされた一枚。真夏のピークが過ぎた感はありますが、なんか真夜中のSOLをみたような、そんな聴験となりました。

by wavesll | 2018-08-17 01:17 | La Musique Mariage | Comments(0)

Calibre Ft Fats - Drop It Down X トリスハイボール<夜風のトニック> 第145回酒と小皿と音楽婚礼



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J-WaveのSonar Musicはイマをときめくユースな音楽シーンを伝えてくれて重宝しているのですが、一番楽しみなのは各曜日のミュージックレセプターが紹介する音源で。

この楽曲もDAOKOが紹介していたもの。彼女は最近ドラムンベースに嵌っていたようで、この楽曲はちょっと先祖返りと言うか、レゲエ的なVoが相まっていい感じなドラムンベース。この取り合わせ面白いなと想ったら元々レゲエ→ジャングル→ドラムンベースだから寧ろルーツに根差した音ですねよ。Drum'N'Bass、いい。DAOKOの新譜とかであのウィスパーヴォイスでドラムンベースとかやったら新世界が開けそう。

このCalibre(カリバ/カリブレ)はアイルランドはベルファスト生まれのDominick Martineによるプロジェクトで、その界隈では名が知られているアーティストだそう。ドラムンベースを拡張する様な音がとても気に入りました。

この音に合わせるならトニック系の酒だろうとローソンを訪れて買ったのがこのトリスハイボール<夜風のトニック>。オレンジスピリッツが使われていてちょっと鋭角な飲み口がこのドラムンベースの打音によくマッチしていました。

音と酒に酩する一夜、こんなのもいいですね◎

by wavesll | 2018-08-16 01:22 | La Musique Mariage | Comments(0)

Joe Strummer Afro Cuban Be Bop Generations II X パープルピンクの夕暮れ 第51回音の貝合わせ

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EZOでは山下達郎が「真夏のメリークリスマス」と言って『雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう」と歌いだした、なんて知らせを聴きながら、今夕は桃紫の夕暮れに快い時間を過ごしていました。

by wavesll | 2018-08-12 01:01 | La Musique Mariage | Comments(0)

Yuna - Terukir Di Bintangのマレー語ポップと自家製バナナジュース 第144回酒と小皿と音楽婚礼


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Across the skyで知ったマレーシアのシンガー, YUNAを聴きながらバナナと牛乳と氷をミキサーにかけて。こころをゆるっと、ふわっとした朝の穏やかな充実を。

by wavesll | 2018-08-10 07:29 | La Musique Mariage | Comments(0)

Superorganism aux Eurockeeennes X 舞富名 藝能超抒情 第143回酒と小皿と音楽婚礼


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最近の亜熱帯な気温もあって、寝入ったり起きたり、こんな時間にSuperorganismのライヴをかけながら与那国の泡盛で一献やって愉しんでます(笑)

Superorganism、FujirockのYoutube中継では数分しか配信されなかったのですが、SEを多用するライヴプレイに”これ凄い良いな”と想わされて。フジロックでは山手線の発射メロディなんかも入る楽曲も流れましたが、このライヴでは目覚ましのベルから開始されて。すっごい好きな感じ。オロノは新世代の一つの象徴になるポテンシャルがあるのでは。

そして与那国の酒造の中でも閉鎖しかけている入波平酒造によるレア度の高い泡盛、舞富名。与那国空港で買い逃したのですが、Web通販でゲットして。円やかな中にざわざわした泡盛みが入るこのお酒はSuper Organisimの音に佳く似合いました。

Fujirockの17時間はとても大きな感動があって、その余波は一週間たっても未だあって。そこで言ったら与那国旅行も大きな体験だったけれど、八重山は吹き抜ける広大な島時間としたら苗場は生の凝縮と言うか。共に夢幻な時間で。

そんな中で人生に刺さる質のライヴ・ショウを毎週のようにオロノ達は世界各地でやっているのだなぁと。私が愛聴しているInterFM897のTOKYO MOONの松浦俊夫さんも深夜のクリスタルパレスで回していたのですが、今週の放送ではフジロックを振り返ることもなくこの先のDJスケジュールをアナウンスして。人に夢をみせる職業の格好良さと、その莫大に要るであろうエナジーに思いを馳せました。

想い出に浸るのは夢をみせられる側の余裕なのかもしれない何て思いながら、けれどShowでない己の人生や大切な人との時間を陽るく過ごしていけたらなぁと想います。時に音楽に、時に酒にも酔いながら、朗らかに過ごせる貴さよ。この世を面白くしようとしている人たちに敬意と、その末端に在れるように頑張りたい思いを。Peace.

by wavesll | 2018-08-06 01:58 | La Musique Mariage | Comments(0)

Babadu - All I've Got To Give X 久米島 シークヮーサー搾りで暑気払い 第142回酒と小皿と音楽婚礼


八重山から横浜に帰ってきて思うのは沖縄よりこっちの方が遥かに暑いということw!特に与那国は風も強く、体感気温はかなり快かったなぁと。本州、暑すぎるw

そんな時は泡盛を愉しむのも一興。
今日はとびっきりのHAWAIIAN SOUL & AORのANTHEMと共に久米島の米島酒造でつくられるその名も「久米島」を飲んでいます。

久米島の泡盛というと「久米仙」が有名で、こちらはたった3人でつくられているため中々島外には出回らないのですが、島内ならばスーパーとかで普通に入手できます。

味はまろやかに濃くて、美味しい。今夜はシークヮーサーを搾って爽やかに飲んでみました。エレピやフルートから始まる流麗なVoの調べに泡盛。うだる暑気をいなす乙な夜となりました。

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by wavesll | 2018-07-20 19:58 | La Musique Mariage | Comments(0)

Viking clapping of Iceland fans X 花酒 与那国 与那国米仕込み60度 2007年蒸留 第141回酒と小皿と音楽婚礼



サッカーW杯ロシア大会の熱い一ヶ月が過ぎましたね。幸いW杯ロスにはならなかったのですが、今回のW杯は過去一番に見入った大会となりました。

試合がハイレベルなのは勿論、グループリーグのポルトガル対スペインのようなビッグネームのぶつかりだけでなく、ジャイアントキリングの面白さがあふるる、本当にみていてハラハラする凄い大会でした。我らが日本代表も台風の目となってくれました。

そんな中でアルゼンチンと互角以上の闘いをしたアイスランドもグループリーグの時に耀きを魅せてくれたチームでした。
そして、フィールドレコーディング好きとしては彼らのサポーターが行うヴァイキング・クラップという応援方法の、地鳴りのような拍手にとても心惹かれたのでした。

今ではアイスランドの代名詞ともなっているヴァイキングクラップ、元々は映画『300』の演出をスコットランドのマザーウェルFCのサポーターたちが取り入れ始まった等の諸説があるそうですが、2016年のEUROをきっかけにアイスランドサポがブレイクさせ、フランスやイラン、日本の日産マリノスサポなどにも広まったそうです。小机にフィーレコに行こうかなw

で、YoutubeでW杯の興奮を想い出しながらかけている時に、”そうだ、この音を聴きながらヴァイキングも飲まなかったような強い酒を飲むのも一興か”と封を開けたのが花酒 与那国 60度。
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日本でアルコール度数60度の酒をつくることが認められているのは与那国島のみ。それは、与那国島では埋葬された骨を浄めるために、花酒と呼ばれる酒が使われ、手向けとして呑まれてもいた歴史があったからとも言われています。

そしてこの一本は2007年蒸留の古酒(クース)。時を経るごとに角が取れて芳醇な味になっていくそう。確かに飲むとカーっとくるのですが、鮮烈な味の向こうに甘みがあるというか、上質なテキーラにも似た豊饒の世界が味わえます。

ただ、与那国島の方々は普段は30度の泡盛を水で割って飲まれているらしく、花酒なんかは舐めるものでテキーラのように飲むなんて蛮勇なことはしないそう。

ヴァイキングクラップという新しく形づくられた伝統に、古来から連綿と続く鮮烈な馨りを合わせて。心模様は旅の空のような冒険へ出かけることが出来ました。

by wavesll | 2018-07-18 00:19 | La Musique Mariage | Comments(0)