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横浜市立幸ヶ谷小のクジラ壁画

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白楽のGOKURAKUや野毛のCHIGUSAと同じくRocco Satoshiのコラボの壁画。小学校はこの上に建っています。
by wavesll | 2018-04-30 17:46 | 街角 | Comments(0)

Sudan Archives live at Sound Museum Vision

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VisionにてSudan Archivesをみてきました。アフリカンな原色の彩りのビューティーさもスゴかったけれど、あんなにもクラブサウンドだとは!サンプラーで電音を鳴らしスーダン・フィドルを爪弾きそして弾き鳴らしさらに歌う、舞う!

先月のAvalanchesでも想ったけれどVISIONのオーディエンスはちょっと重ためな感じも。もっとガンガンにアンコールとかあっても良かったのになぁ。美味いカクテルが出されているしメインフロアは禁煙だから好い場所だとは思うんですけどね><

とはいえクチュクチュ砕ける電子音にスーダン・フィドルのピチカートがうってつけに合うとは。素晴らしく冴えたアイディア、あれがみれたのは嬉しかったです。惹きつける華があるし、音も洗練と土着のフュージョンが10年代的なHipさになっていて好いステージでした。




by wavesll | 2018-04-29 07:02 | Sound Gem | Comments(0)

ANTIBODIES Collective 「エントロピーの楽園」at 赤レンガ倉庫

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ANTIBODIES Collective 『エントロピーの楽園』をみなとみらい赤レンガ倉庫にてみてきました。

噂に違わぬ異界体験。回遊型で同時多発的に巻き起こる演劇で没入感が凄く、異様な空気に飲まれて危うくアジールと勘違いするような時空。宇宙が乱雑になりながら冷えて行く物理法則をヒトの流転の比喩として燃ゆる舞踏で顕したようにみえました。

上演中は写真はNGなのですが上映後はOKということでぱしゃり。写真の後に内容にも踏み込んだ感想を書きたいと想います。

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会場に入るとノイズとドラム、そして熊の被り物をしたキーボード奏者が強烈な打音を鳴らしながらフロアに設けられた舞台で患者着のようなグレーの服を着た男女が幾何学的なダンスをしています。そこの中にオレンジのつなぎを着たB-BOYっぽい人や、メタリックな防護服?を来た人物がいて。「抗体」と書かれたヘルメットを装着した女性が客の中を渡り抜けていました。

正直このパートが結構長くて「回遊型とはいいながらもメイン舞台を中央に置きその周りを自由に歩けるだけなのかな」と少しダレたのですが、フロアを周りながら見ている内にドラマーのスキンヘッドの男性が詰襟の学生服を着ていることに気づいたときにこの抽象的な舞台パフォーマンスに補助線が引けて。

それは「エントロピー」という熱力学のタームを舞台で顕わす際に、宇宙が極めて熱い状態から冷えていくと同時に乱雑に固体化していく様を、人間そして社会の様相の写し絵としているのではないか。この今の集団によるエネルギッシュなダンスは青少年期のエナジーが爆発しながらも学校制度で画一させられている様を顕わしているのではないか、と。

そうする内にダンサーが解散しステージが解体されていって。と想うと物凄い煽情的な格好をした仮面の女性やチアリーダーの女性が現れ踊っては奥へ消えていって。”あの奥に往けるのかな?そういえば前室も凝った内装だったけど、あそこ今どうなっているのだろう?”と想い向かうとそこでもパフォーマンスが展開されていて。

解放された廊下を通るとメインフロアの奥へ辿り着いて。そこではバーカウンター(実際にビールやワイン等が飲める)やさっきの艶い女性がポールダンスしていて。廊下では首でテルミンを弾く女性や脚を引き摺りながら前進する女性が。

メインフロアに入ると飄と歩いて叫び出す男や女、ゾンビというよりも妖鬼のような演者たち。それぞれに自分だけのコスチュームを身に纏う彼らは、学び舎から社会に飛び出てそれぞれの道を行き、(恐らくは)都市の心理的圧力に精神が軋轢され、まともでいられなくなっていく様なのであろうか、なんて思いました。

回遊型の演劇、音楽フェス的な空間というより、全てを体験できないという意味で人生、或いは世界の写し図としての表現形態にも感じて。メインフロアからバーカウンターへ舞い戻り、気になっていた「水」のパネルを持つ女性に「水お願いします」というと、エロチックに運動してその汗をコップで掬い飲み干すというパフォーマンス、なんかくらくらしてきたw

パフォーマーと客が同じ平面で直接触れながら劇時空が展開されるから本当に一種異常な時空体験というか。無論節度があるからこその悦楽ですが。

メインフロアではクライマックスのダンスが展開し、銀のヴェールが河になり、そこへ小鳥のようなダンスをしていた人間達が入って行って膨らんで芋虫のようなフォルムへ。そこからの孵化。卵から這い出るように人々が這い出て終劇。

エントロピーという自然現象を顕わす概念が、政治経済的なコールと共に社会の中での人間としての遷移や人生に於けるビルグンドゥスロマンとして顕されていたように感じて。轟く炸裂音の罅と激烈な精神表現のダンス、魔の領域まで迫る舞台でした。

by wavesll | 2018-04-28 19:26 | 舞台 | Comments(0)

髙橋瑞稀 ≪渇いた水≫at第44回東京春季創画展 ナミブ砂漠の「奇想天外」という植物が顕す精神の貌

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西武池袋本店で開かれた第44回東京春季創画展を先日観に行きました。中でも最も良いと思ったのが昨年の藝祭でも≪夢の残滓≫という美事な作品を描いた髙橋瑞稀さんの≪渇いた水≫。

あふれる水が時に萎びた葉になり、花になり、渇いていく。エナジーが動的に絡んで。これはナミブ砂漠の奇想天外という生きた化石とも呼ばれる植物に流れる水をモチーフに描いたものだそう。

そのありさまを通して人間の意識が描かれたという本作品、ニューロネットワークが線と点ではなく脳という肉体としての立体的に精神が平面に現れている気がして、その動的な様が焼き付いたアウラが良かったです。日本画の物質性から精神性が伝わって。絵の前で立ち止まる人も多い印象でした。

髙橋さんは来月青山サイトで開かれる悪の建築展 第4章:前衛にも参加されるそう。実物の迫力は格別ですから、また楽しみです◎

by wavesll | 2018-04-27 20:38 | Sound Gem | Comments(0)

Lelo Nazario - Discurso Aos Objetos 奇天烈伯剌西爾電子絵巻、エクスペリメンタルってコレだよ、

Lelo Nazario - Discurso Aos Objetos

やーw日々音楽を聴き続けていると段々刺激に鈍化してくるものなのですけれど、ここ数日”おわ!”っと想う音源にぶち当たることが多くてホクホクで。このEgberto Gismonti文脈でみつけたこの音源も素晴らしい★

エルメート・パスコアールの下で活動したミュージシャン達によって結成された、ブラジリアン・ジャズ・ロック・グループGrupo Umの頭脳であり電子音楽家でもあるLelo Nazarioが残した奇盤。

日本語が鏤められる洋楽電子音というとThe Booksなんかが思い浮かびますが、やっぱり混血文化って魅力が増大するのか、ブラジル的透明な調べに80sのブレードランナー的な日本の引用がなされてVaporwaveの先祖みたいな感覚に。カップリングのBalada Unidimensionalもガットギターの即興的演奏と電子音楽が絡まる珍しみが感ぜられる一曲。こーれはやはり好い盤でした◎

by wavesll | 2018-04-26 22:32 | Sound Gem | Comments(0)

Roger Bunn - Piece Of Mind 適温な深度の多彩なPsychedelic Jazzy Folk Pop Music


Roxy Musicの結成メンバーでもあるSSWにしてギタリストのRoger Bunnによる"Van Dyke Parks meets Donova"と評され、オリジナルはメガレア盤となっている一枚。

何と言っても冒頭の”Road To The Sun”に心奪われます。この名ジャケが音になったような怪奇Jazzといった様相。しかしこのアルバムは一色だけにとどまらずカラフルに流転しながら音が進んで。"3 White Horses"のようなポップな音もあったり、Acid Forkな音世界も展開して。いわゆる”ROCK”が全ての実験的な音を喰らい尽くすように内包した黎明期の光体をみるような趣。

ちょっと怖くて、でもどこかエレガンスを感じるヤバさというか、文科系硬派の不良性を感じる尖がった麗しさを持った一枚に感じました。

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by wavesll | 2018-04-26 01:21 | Sound Gem | Comments(0)

Fernando Falcão - Barracas Barrocas Carmoレーベル発の遊玄なブラジリアン実験ムジカ

Fernando Falcão - Barracas Barrocas (1987) - Completo/Full Album

世の音楽の買い方に「レーベル買い」というのがあって、アーティストで選ぶ、ジャケで選ぶだけではなく、レーベルの個性を信頼して買い集めるという乙なやり方で。

ただ私はまだ初心者だからかレーベル買いを積極的に行うことはあまりなくて。4ADであったりP-VINEであったり買っていたらいつのまにか多いレーベルがあったり渋谷タワレコのECM棚なんて企画は面白いとは思いますが”このレーベルなら先ずチェックする”というのはほとんどありません。

そんな私が唯一”このレーベルの音源は無条件でチェックする”というのがブラジルのCarmoレーベル。このCarmoを主宰しているのはEgberto Gismontiなのです。


彼の音楽にぞっこんな私は、Gismonti主宰のCarmoレーベルの作品もドンピシャで好みが突かれて。折に触れて検索して探し買い求めたりしているのです。

今までもMarco Bosco - Frangmentos da CasaそしてCarioca - 7 Dias 7 Instrumentos Musicaisと宝石のように眩しい作品があったのですが、今回見付けたこの打楽器奏者のアルバムもこの熱帯具合なリズムと快いサウンドが最高にツボでした。

Fernando Falcãoは他にもMemória das Águasという名盤を1981年に制作していて、こちらもやはり実験的でそしてクールな壱枚でした。こうしてレーベルという形でリスニングに一本軸を通すと尚更聴験が樹状に伸びていきますね◎

by wavesll | 2018-04-25 19:38 | Sound Gem | Comments(0)

Ledisi: NPR Music Tiny Desk Concertで心好い陽向を

Ledisi: NPR Music Tiny Desk Concert

日々聴ききれないほどの音楽が生み出され、掘り起こされ、拡散されていく現在。私もYoutubeであったりBandcampであったりSoundcloudであったりSpotifyであったりで、眩い音源にまるで星屑を飛び抜ける宇宙機のように触れ聴いています。

そんな中で「何度も聴き返したくなる音」というものが寧ろ価値が上がっている気がします。CDなんかは幾度も愛聴したいと購入することがほとんどですがそれでも聴き込む盤は昔より割合が減ったし、データという重みのないものになるとどうも一期一会性が増していく気も。

そして、このLedisiのTiny Desk Concertは、折に触れ繰り返し耳に入れたくなる、とっておきの音を聴かせてくれる映像です。

Ledisi、R&Bにうとい私はYoutubeの関連動画のお薦めで初めて知ったのですがグラミーノミネートもされるコンテンポラリーもトラディショナルもいけるシンガーなのですね。確かにオーセンティックさも薫らせながらも高音が一陣の風となって吹捲る陽向の匂いに現行音楽としての強度と朗らかさも感じて。

20分ない再生時間も丁度”もっと聴きたい”位で好い。賑やかで爽やかな音に心躰が整えられるような、そんな好演でした。


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by wavesll | 2018-04-23 23:30 | Sound Gem | Comments(0)

あしかがフラワーパークのあふるる藤の光

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あしかがフラワーパークに日帰りしてきました。
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園へ向かうと花の香りがかぐわしくて。これは来た甲斐あった◎ 駅前にはゆるキャラがいて八木節のステージなんかもやっているみたいでした。

園内は藤の他ツツジや牡丹、ネモフィラや色々な花々が咲き誇っていました。そして勿論藤が素晴らしくて。

紫の光が降ってくるような昼の藤、そしてぼんぼりのような温かみのある薄赤紫色の夜の藤。大藤を心行くまで堪能しました。

意外にも渋谷から電車で2000円かからず来れて。最寄駅は電車は1h1本ですが、都内のラッシュよりかは混んでないし結構良かったです。
昼から夜までいると夕食はどうするという話ですが、食事処も数か所あり、細平打ち麺の佐野ラーメンを食べました。

Superbな花園を楽しめて。今年はひたちなかへネモフィラも観に行けてショートトリップが愉しめた卯月となりました。また黄花藤の頃に訪れたいです。

by wavesll | 2018-04-22 10:12 | 私信 | Comments(0)

Bührle Collection 至上の印象派展@新美 数百年に及び画家たちが営脈した絵画革命のMovement

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国立新美術館に至上の印象派展 ビュールレ・コレクションを観に行きました。

エミール・ゲオルグ・ビュールレという希代のコレクターがその財をもって集めた珠玉の作品達。そのコレクションは印象派を中心に、その百数十年前における印象派的な感性の萌芽から、印象派を経てモダンアートへ至る美術の遷移を顕わしていました。

最初のセクションは「肖像画」。古典的なモチーフに於ける前・印象派の中で、印象派に通じる感性を「未完の完」で顕わします。

フランス・ハルス≪男の肖像≫は、その素早い筆致から当時は「この絵は出来上がっていない」と不評だったのですが、後年「モダン・アートの先駆けだ」という評価になった作品。

当時の肖像画はジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル≪イポリット=フランソワ・ドゥヴィレの肖像≫のように隙なく高精細な輝きが目を奪う流れだったところ。同じくアングルの≪アングル夫人の肖像≫のように服のタッチが粗いのは未完だったのが普通。そこを面白がるというのが印象派以降の感性の為せる技。

ここでは幻想的な精神が描かれたアンリ・ファンタン=ラトゥール≪パレットを持つ自画像≫やピアノからふと振り返った様を描いたエドガー・ドガ≪ピアノの前のカミュ夫人≫も良かったです。

次のセクションは「ヨーロッパの都市」。前・印象派に於いてもフランチェスコ・グァルディ≪サン・マルコ沖、ヴェネツィア≫のように水面や空の瞬きに主眼が置かれる絵画でありました。

そして≪カナル・グランデ、ヴェネツィア≫という超高精細な絵を描いたアントーニオ・カナール(カナレット)がリアルに描いた≪サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂、ヴェネツィア≫と同じトポスをパステルな点描で画いたポール・シニャック≪ジュデッカ運河、ヴェネツィア、朝(サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂)≫を並べることで絵画技法の変遷が鮮やかに示します。

またアンリ・マティス≪雪のサン=ミシェル橋、パリ≫という、パブリックイメージとは異なるマティスに於ける印象派な作品も展示してありました。

そしてセクション3は「19世紀のフランス絵画」。カミーユ・コロー≪読書する少女≫は少女がふと読書しているさりげない瞬間を描いている作品。こうした「ひととき」を捉えたスナップショット的な感性は印象派の一つの支柱となる萌芽でした。

ギュスターヴ・クールベ≪狩人の肖像≫はRPGのステータス画面を想起させるような横顔像。ウジェーヌ・ドナクロワ≪モロッコのスルタン≫は画家本人が訪れたという異国の悠然とした将を描いた作品。ピエール・ピュディス・ド・シャヴァンヌ≪コンコルディア習作≫は後進に大きな影響を与えた画家の初期の成功作。

そしてエドゥアール・マネ。≪オリエンタル風の衣装をまとった若い女≫はだらしない白い肢体の艶、中央の二人が主眼ではなく飛び征く≪燕≫こそが書きたいというのが先進的な感性。≪ワシミミズク≫もスナップ写真的な一枚でした。

そしてセクション4は「印象派の風景」。カミーユ・ピサロ≪ルーヴシエンヌの雪道≫は雪が放つ光を描いたまさしく印象派な一枚。アルフレッド・シスレー≪ハンプトン・コートのレガッタ≫は舟の直線としてのヴィジュアルが面白い一枚。エドゥアール・マネ≪ベルヴの庭の隅≫はマネとしては珍しい印象派的な画風の作品。上に書いたマティスもそうですが、画家の”らしくない逸品”を揃えるところがビュールレのマニアックなツボを突くコレクターとしての美点を感じました。

そしてビュールレにとっても特別な画だったというクロード・モネの≪ヴェトゥイユ近郊のヒゲナシ畑≫が素晴らしくて!荒い筆致で画かれた空と精細な筆致で画かれた赤いヒゲナシ畑の明度のコントラストが大きな印象をもたらします。モネでは≪ジヴェルニーのモネの庭≫も咲き誇る花の華が素敵でした。

第5セクションは「印象派の人物」。ここでは何と言ってもメインヴィジュアルであるピエール・オーギュスト・ルノワールの≪イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)≫。遠目では愛らしい美少女だったのが、近づくほどに内面からクール・ビューティーさが湧き出でて。当時ダンヴェール家には不評だったというこの絵、それは精密な絵画を期待されていたからというのもあったそうですが、子どもに潜む冷たさが画き出されたというのもあるかもしれません。

ルノワールは≪夏の帽子≫でも明るさの中に冷たさのある少女を描いていて、豊潤でふくよかな≪泉≫の大人の女性像とは対照的でした。子供に潜む”怖さ”という点ではエドガー・ドガ≪リュドヴィック・ルピック伯爵とその娘たち≫もそう。ドガは他にも≪出走前≫という競馬の一幕を描いた作品や逆光で体のラインが透ける≪控え室の踊り子たち≫、銅像に本物の服を着せた≪14歳の小さな踊り子≫も展示してありました。

セクション6は「ポール・セザンヌ」。≪聖アントニウスの誘惑≫のダークで肉感的な画面。捻った性格も伝わる≪扇子を持つセザンヌ夫人の肖像≫、同じくメイン・ヴィジュアルにも使われた≪赤いチョッキの少年≫は青い画面なのだけれど、少年にライトが当たったような明るい輝きが感ぜられました。≪パレットを持つ自画像≫はいかにも人が良さそう。晩年に良く取り組んだモチーフである≪庭師ヴァリエ(老庭師)≫は20世紀後半のデザイン性というか、かっこいい渋みのある逸品でした。

セクション7は「フィンセント・ファン・ゴッホ」。彼の十年の画業を初期の≪古い塔≫から魅せていきます。≪自画像≫は頬がこけて悲しそうだけれど内面の焔なオーラが込められた一枚。≪アニエールのセーヌ川にかかる橋≫は新たな印象派といった印象で汽車が好い感じ。

そして≪日没を背に種まく人≫の衝撃。印象派の絵は遠目で観た方が綺麗に見えたりするのですが、ゴッホの絵は近づくほどに迫力が増して。巨大な黄色い太陽の円、浮世絵から影響を受けた中央の林檎の枝幹。人物は黒緑に厚塗りされ、地面は紫、空は黄緑、雲は桃色。圧倒されました。

そして≪二人の農婦≫でさらに飛躍。波打つ畑と空。白く抜かれた二人の農婦。生で観るとこんなにもヴィヴィッドな絵だったのか…!≪花咲くマロニエの枝≫も”これぞゴッホ”という名画でした。

第8セクションは「20世紀初頭のフランス絵画」。アンリ・トゥールーズ=ロートレック≪コンフェッティ≫は広告のための習作。白に明るい差し色が入って好い奴でした。パブロ・ピカソ≪ギュスターヴ・コキオの肖像≫は≪庭師ヴァリエ≫のようなカッコよさを持つピカソによるポスト印象派な一枚。

エドゥアール・ヴュイヤール≪訪問者≫は家に帰ってきて外套も脱がずにちょっと腰かけて休む様子が描かれた一枚。ピエール・ボナール≪アンブロワーズ・ヴォラールの肖像≫はきゅっとすぼんだ表情が面白い一枚。

ポール・ゴーギャンによる≪肘掛け椅子の上のひまわり≫は当時ゴッホと交換したというひまわりのモチーフが南洋の湿度・昏い熱気に在る一枚。ゴーギャン≪贈りもの≫は現地の女性の菩薩のような褐色の肉体性が心に馴染みました。

そして第9セクション「モダン・アート」。アンドレ・ドラン≪室内の情景(テーブル)≫はゴッホとキュビズムの間のような鮮やかな色彩の存在感と、空間存在が起ち上がる一枚。

ジョルジュ・ブラックは≪レスタックの港≫は印象派の点描的な表現の先となる線画。≪ヴァイオリニスト≫でキュビズムを描き、≪果物のある静物≫では切り絵のような静物画に辿り着いていました。

そしてパブロ・ピカソ。≪イタリアの女≫は図画的な筆致の絵画を切り拓く一枚。そして≪花とレモンのある静物≫はまさにピカソな、彼ならではのカクっとした描線の迫力ある一枚でした。

そして最終セクション10ではクロード・モネ≪睡蓮の池、緑の反映≫が。発表当時≪睡蓮≫は世間から評価を受けていなかったのですが、ビュールレはその慧眼から価値を見抜き、購入します。後のジャクソン・ポロックのオールオーヴァーに通じるような筆致。17世紀中盤からみてきたこの絵画の変遷は”その先”を予感させながらここに幕を閉じました。

この一大物語をみて想うのは印象派は一人の天才がすべてをかっさらっていったのではなく、天才達の群体によって営まれた芸術のムーヴメントだったということ。そしてその中からゴッホやピカソのような突然変異な爆発が揺籃されて。革命の歴史叙事詩に於ける様々な人のきらめく熱を感じる、本当に全てに見どころのある名展覧会でした。

by wavesll | 2018-04-21 02:46 | 展覧会 | Comments(0)