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田中泯 場踊りat東京芸術劇場前広場

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田中泯さんの場踊りを東京芸術劇場前広場にて。

序盤の軽快なビッグバンドの米国音楽への享舞いから一転戦闘機の飛行音から飢餓と祈りの戦争の絶望。そして終盤再び鳴らされるアメリカ音楽に狂気を孕んでまた踊る。

「日々刻々と踊りは変わるからこれで『田中泯をみた』とは言わないでください」とのこと。極限状態が舞踏でこんなにも説得されるとは。中盤のエクスペリメンタルな出音の舞踏と灼熱のコンクリートに寝転がる凄味、惹き込まれました。

by wavesll | 2018-06-30 21:49 | 舞台 | Comments(0)

Kaytranada Live at Liquidroom

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「ケイトゥラ!ケイトゥラ!!」Kaytranadaの恵比寿リキッドルームでの公演で音浴びてきました。素晴らしい時間でした!

OPENとSTARTが同じで、会場に入るとケイトラの弟、Lou Phelpsが回していて。低音をがんがん効かせて「This is America」や現行HipHopの大ネタ使いながらフロアを盛り上げてました。

そしてKaytranada! 結構来日するDJ系のActって、音源ではオブスキュアな感じでもライヴだとバッキバキになる感触があったのですが、ケイトラはしっかり熱を入れてフロアをアげながらもドリーミーさやメロウさのある音づくりで”そうそうこういうのが欲しいんだよ”という感覚。

前半はVJの80sな感じも交わりFuturefunk的にも聞こえて。途中でLouが出てきてラップしたりとの共演もあったり。何しろかにしろ楽曲がホント良くて。全編にわたって”名曲だな~”と想う夢見心地な熱にあふるるいいライヴでした。

そしてケイトラ兄弟による煽り引継ぎで登場したのがクロージングのsauce 81。こちらでバッキバキ成分の摂取もばっちり決められて。リキッドの音響はバンドよりクラブの方が上手く鳴る印象。そこからハッピーな選曲へ廻って行って最後は美しいラヴァーズロックなどで〆。楽しい一夜となりました。

Morning Twilight (という表現はあるのかなw? Dawnとは違う朝焼けの光)の中を中目黒まで歩き、始発で帰路に着きました。

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by wavesll | 2018-06-30 10:31 | Sound Gem | Comments(0)

音楽歳時記 Israel Kamakawiwo'ole - Facing Future 梅雨明けにハワイアンの麗歌

Israel Kamakawiwo'ole - Facing Future (Youtube Link)
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平年よりも22日も早い六月の梅雨明けの熱帯夜、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

こんな蒸した夜は何か穏やかで心爽やかに透き通る音が聴きたくて、ハワイ音楽なんかどうかなと想ったときに真っ先に思いついたのがIz。Hawaiiでは知らぬ人はいない超大物のシンガーです。

彼の歌はいわゆる米国化されたハワイアンミュージックというよりもハワイ土着の風合いを色濃く残しているのが特長。このアルバムではカントリーロードやオーバーザレインボウといったカヴァーもあったり、もっと欧米化されたポップスもありますが、やはりその美声が一番映えるのはハワイの歌でしょう。

心地の良い風が吹き抜けるような、穏やかで爽やかな空気感。漣と波濤と共に生きるハワイ古来の自然と人が織り成す麗歌に一服の涼を得て、平成最後の夏の幕開けを愉しむ夜となりました。

by wavesll | 2018-06-29 21:55 | La Musique Mariage | Comments(0)

エヴィルデヴィル展@ヴァニラ画廊にてシリアルキラーのピエロの画やマグノリアのカエルetcをみる

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ヴァニラ画廊にてevil devilエヴィルデヴィル. HN【悪・魔的】コレクションを観てきました。

シリアルキラーの絵は技術的には稚拙なものも多かったのですが殺人ピエロ、ジョン・ウェイン・ゲイシーの道化の画の禍々しさや灰色の背景にピノキオが佇む画の寂寥感が凶で、また高校銃乱射犯ウェイン・ローの顔を刺繍や塗りつぶしで潰す作品は五木田智央さんを超えるような閃光がありました。

どちらかというと映画小道具の展示がさらに凄くて。ティム・バートンによるシザーハンズのドローイングやチャッキーやグレムリンの頭部、MADMAX2のヘルメット、バットマン・リターンズのペンギン、アダムスファミリーの衣服、さらにはマグノリアの蛙やピンク・フラミンゴのDivineのサイン入りポートレートまで。

また水木しげるや楳図かずおの生原稿の展示などもあって。物質の凄さと言うか、醸される情報量の密度はヴンダーカンマーといった趣がありました。好事家の方にはお薦め。7/1(日)迄。

by wavesll | 2018-06-28 22:10 | 展覧会 | Comments(0)

ニッサンR380 (A-II型)@NISSANグローバル本社ギャラリー

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by wavesll | 2018-06-28 19:05 | 展覧会 | Comments(0)

南青山の檜のパイナップルケーキ店

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微熱山丘 SunnyHills。隈研吾氏が手掛けたこの建築は地獄組みという技法によるもの。台湾名物のパイナップルケーキは日本向けに本国以上に材料に気を使ってつくっているのだとか。

by wavesll | 2018-06-27 21:52 | 街角 | Comments(0)

西日暮里の日本最小なイトーヨーカドー

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中はセブンイレブンプラスアルファでそこまで特筆するほどのものではありませんでした。
by wavesll | 2018-06-27 18:43 | 街角 | Comments(0)

礼儀は盾

Webだと無礼がマナーというか、丁寧過ぎる言説よりも暴言ギリギリくらいの煽り合いが”冗談がわかっている”と良しとされることがありますが、切羽詰まっている人にとってはいじりが大きく尊厳を傷つけて恨みを溜め込ませ予期せぬ暴発を招くことがあります。特に死を近くに感じている人には安全地帯に居る”普通の者”は憎悪の対象になってしまう。

人間、いつ一番無礼な物言いになるかと言えば、己が絶対正義になった時。

マスコミがマスゴミ呼ばわりされキャスターやコメンテーターが槍玉に挙げられるのは彼らが澄ました顔で社会正義の高みから指摘を続けることが不愉快に感じられるから。彼ら自体は権力に対して市民の味方で言論を発しているはずなのに、「人にケチをつけてばかりだ」と誹りを受ける。人を批判するというのは全く諸刃の刃なものです。

それでも社会の公器ならば最低限のマナーを(往々にして破るのがマスゴミですが)守るのがマスコミですが、ネットウォッチ界隈は不快な痰壺で、それでいて一種の”正義感”を自認している。いやいや、賎しい行為だと弁えた方がいいと想いますがそれは藪蛇ですね。

人を呪わば穴二つと言います。私自身もこういうエントリを書くのは不遜なのだと想います。

批判する行為において参考になるのはマツコ・デラックス。明らかに異形の怖さとしょうもないヌケ、そして共感を突く意見。”絶対正義”の側ではなく、敢えて穴を開け負けをつくることでヘドロが堪らない塩梅の上手さがマツコさんにはあります。

いじり・いじめ的なコミュニケーションが受容されるのは芸人文化のなした業ですが、弄る側が弄り返されたときに不愉快な態度で圧をかけてしまったらそれは双方が楽しむ仲間のコミュニケーションでなく一方的な殴りつけのハラスメントです。

日本は自殺的な社会だから”それくらい許してやれよ、洒落が分からん奴だ”となりますが、想い出すのは南米に旅行した時のこと。

イグアスの滝壺ボートツアーで客を撮影するスタッフに中指を立てた白人男性は詰問されボートを下ろされました。またリマで世話になったガイドさんは「空手を習っていたので街中で女の子に横暴をふるう輩をとっちめたら、付き合っている彼女から『それで復讐されて刺されでもしたらどうするの?私は大切じゃないの!?』と責められた」と言っていて。

海外では人前で罵倒することは暴力と同等と言うか、他殺的な社会では面子を壊したら明確に怒りを招くもの。シャルリーエブド的な社会の方が特殊と言えるかもしれません。

そう想うとWebでは軽視されがちな”礼儀”というのは、自己防衛のために非常に有効な手段なのだなぁと。特にオンライン上だけで完結するのではなくフェイス2フェイスの場にも繋がる場合は。オフラインだけでなくWeb上でも礼儀をもって相手に相対することは自らの安全のためにも大事なのだなと想うのです。

”礼儀正しくするだけだと相手がつけあがるじゃないか”となるでしょう。変な絡みをしてくる人も出てくるかもしれません。そういう人には伝わるように拒否を示すことは大事だとは想います。

ただ、何もかもがクリーンなだけでも人の匂いが消えるもので。木村充揮さんのニクオンでのライヴでヤジを飛ばし捲ってる五月蝿い客がいて『不快だし消えてくれないかなこいつ』と思ったものですが、彼には寧ろそれがハレの場で、木村さんは上手くあしらいヤジも含めてライヴを鳴らしていて。それはとても人情の深さがある磁場だなぁと感じたのでした。

と同時にあまりに無理をしすぎることも自分を過信しているということかもしれません。特に『過敏で傷つきやすい人たち』は不愉快な人間から出来得る限り身を離すことで心の健全が保たれ破滅をさけられることはあると想います。

自分へのいじりには出来る限り寛容に、けれど他者にはできるかぎり礼節をもって。それはアダム・スミスが『道徳感情論』で示した規範の態度でした。

話している当人は自分等そんな大物でもないただの個人だ、だから強者に対して弱者の代表として幾らでも攻撃できるのだと想っていても、一部の人から見れば非常に巨大な権威にみられ、敵視されることもあります。自己も他者もとるにたらない未熟な存在な場合が多いのに。

口は禍の元。冗談の行間が読まれなくなった時代に言葉はヴァーチャルではいられない。虎穴に入らずんば虎子を得ずといいますが、それは伝家の宝刀の例外的場合で。君子危うきに近寄らず、最も不愉快で蟲のような相手にこそ礼儀をもって盾とするのがリアルとWebが地続きになった時代の基本戦略ではないかと想った處でした。

by wavesll | 2018-06-26 22:01 | 小噺 | Comments(0)

岡本神草の時代展at千葉市美術館 表情燦燦、そして妖しい美人画達

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過日、千葉市美術館に岡本神草の時代展を観に行きました。

明治に生まれ、大正に芸術的才能を開花し、昭和に早世した岡本神草。
彼の代表作で在り、京都市立絵画専門学校の卒制である≪口紅≫に鮮やかなように、その特長は表情の躍動感。

浮世絵の影響を大きく受けながら、浮世絵の時代は澄ましていたり穏やかだったり何を考えているかわからなかった女性の描写をなんとも表情が燦燦と描かれていて。妖艶で官能的でされど陽るい一つの達成を為した名画だなと感じました。

花が零れ落ちるような≪手鞠と追羽根≫の美、ペット?の≪お貞子ちゃん写生≫の愛くるしさ。

この展覧会には草稿も多数展示してあって≪「盆踊」草稿≫のうねり、『NUM-HEAVYMETALIC』のようなエメラルドグリーンがきらっと光る≪花見小路の春宵(未成)≫≪「白河の花売娘」草稿≫のしっとりとした節目と緑のフレッシュさ、≪秋の野≫の白草に朱が入ったNujabesのような風合い、≪「春雨のつまびき」草稿2≫のいやらしくうねる肢体の迫力等、ラフ画だからこその魅力もあって。

そんな中で≪「拳を打てる三人の舞妓」草稿≫は首の部分が五角形の未完な空白であったり、紙での修正が載せられていて、何か寧ろファンタジックな神話性を感じたり、≪拳を打てる三人の舞妓の習作≫は四角のトリミングが寧ろ現代的な風合いを感じさせたりして面白かったです。

≪仮面≫の般若の笑み。≪仮面を持てる女≫の一物在りそうな感じ最高。≪もち花の女≫の花盛りな麗らかさ。≪浴≫の桃肌。≪五女遊戯≫の女の集団関係の妙、≪風船と女≫の色香に≪梳髪の女≫のパリの女性のような格好良さ。

≪追羽根≫の溌溂とした女子感に≪沐浴美人図(行水)≫のちょっと中国的な感じ、≪美人(秋宵)≫の瓜実な朴訥な美、≪化粧≫のうなじの綺麗、≪舞妓≫の肚になんかある感じ、多種多様な美人画達に"神草、今だったら江口寿史先生のさらに格上な感じか?"なんて思ったりw

ここから神草と同時代の画家たちの画が。神草の師匠、菊池契月の≪少女≫のぷっくりとした子どもの美、≪春風払絃≫の中原の美、板倉星光≪はなび線香≫には昔は線香花火はこうして楽しんでいたのかと。木村斯光≪花魁≫の”ニカッ”にはぎょっとしてw木村斯光≪清姫≫の負のアウラも凄かったw

甲斐庄楠音は≪横櫛≫で岡本神草≪口紅≫を破り賞を得た画家。≪桂川の場へ≫は男の役者の顔が好かった。≪如月太夫≫には抑制の美がありました。太夫だと稲垣仲静≪太夫≫も凄かった。

また非常に感銘を受けたのが梶原緋佐子≪唄へる女≫の肉感さ。同じく梶原緋佐子≪曲芸師の少女≫にも女性ならではのリアルなまなざしをみました。

そして梥本武雄≪梳る女≫の透明感に、神草の妻である若松緑の≪壺を持つ女≫にもすっきりした美がありました。

そして最後に飾られていたのが岡本神草≪婦女遊戯≫。紙風船に遊ぶ女性二人の透き通った美しさが本当に印象的でした。

またこの後に千葉市美術館の所蔵作品展「浮世絵黄金期からの展開」が開かれていて、喜多川歌麿≪納涼美人図≫や歌川豊国≪二美人図≫など、なかなかいいのが展示してありました。

岡本神草展は7月8日まで。全国巡回の最後の会場なので是非◎千葉駅のエキナカには松戸富田麺業があったり、千葉そごうJUNNNUには16の小さな専門書店という海外コミックからビジネス書、さらにはミニシアターも揃えたキュレーションの効いた本屋さんもあったり。チーバ君のお茶、おちゃ美人も美味しかったです。そういうのと組み合わせてショートトリップとするのもいいかもしれません◎

by wavesll | 2018-06-25 18:18 | 展覧会 | Comments(0)

錦糸町にある恐らく日本最大級のうまい棒

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by wavesll | 2018-06-25 12:30 | 街角 | Comments(0)