Kawai Kenji (川井 憲次) - Cinema Symphony Concert 2007
押井作品など錚々たるアニメーションや実写の劇伴を手掛けられている川井憲次さんが2007年にパシフィコ横浜国立大ホールで開いたシネマシンフォニーコンサート。
これは素晴らしいの一語に尽きるというか、こんなん最高過ぎるでしょ…!
川井さんの音はシンフォニックな音とロックの融合で。こういう壮麗さは中島みゆきのライヴとか、或いはちょっとディヴィジョンは違うけれどNINなんかにも通じる気もしたり。
「ライヴ」というより「コンサート」といえる齢相応の会場の雰囲気と言い、ちょっと私も四十近くになって”こういうのもいい感じかもしれない”と感じて。
ちなみに西田社中の唄は冒頭の「百禽 Hyakkin/めざめの方舟」や「傀儡謡~怨恨みて散る~陽炎は黄泉に待たむと~/イノセンス」で聴く事ができて、これがね、本当に素晴らし過ぎたんですよ!日本の陰陽巫術を現世に蘇らせるこのパフォーマンスはMagnificent!!これみれた方は羨ましいなぁ◎!
劇伴の作曲家がコンサートを演るというと
ハンス・ジマーがCoachella 2017に出たとかもありましたが、フジロックとか平沢進とか招聘してるし、川井さんや鷺巣詩郎さん、植松伸夫さんを招いても素晴らしいことになるのでは…?なんても思ったり。その意味では今年のソニマニの牛尾憲輔(OST Dance Set)はそのようなコンセプトでもありましたね。こういうFabulousで豊饒な音世界、生で体験してみたいなぁ。