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Cornelius Mellow Waves Tour 2017 at Studio Coast

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ハイ・センスの塊。無機物や風景に生命をみいだすような音が、バンド演奏で鳴らされるとは…!ギターの迸る様はこれ突き詰めたらアートリンゼイクラスになりそうなくらい。

開演前は波音と音楽が鳴って。Shazamするとアンドリュース・シスターズの『せめて夢で』やSuzanne Cianiの『The Third Wave-Love In The Waves』等でした。

そしてスクリーンに映される4人の影。
一曲目は『いつか / どこか』。映像はMETAFIVEのように歌詞が小気味好く打ち込まれるものでした。

そこから『Drop』『Point of View Point』『Wataridori』等の代表曲ががんがん鳴らされて。映像はPVからのものや、GROOVISIONSなもの。

音が、本当にかっこいい。コンクリート打ちっぱなしの様な、テクノロジーが生命を帯びるような音。小山田さんの歌声がどこかネオテニーさを感じさせ、炸裂するGutarが圧倒的に格好いい音像を鳴らして。

そして『Surfing on Mellow Waves pt 2』が白眉で、映される波の映像が自然の構造物、伽藍としてみえ、電子音のように響く海猫の声、天上に昇るような音にアセンション?しそうになりました。

そして『GUM』から『Star Fruits Surf Rider』からの『あなたがいるなら』。

『Star Fruits Surf Rider』ってこんなにいい曲だったんだって想いました。トロピカルに彩色されるフロアに快く歌が響いて。

そして『あなたがいるなら』。この唄が聴きたかった。ただ、ただ、憧れ、恋しい人への想いを沁みじみと綴った音楽。”あなたがいるならこのよはまだましだな”。

大切な人に出逢える奇跡。その温もりに感謝が湧きいずる、泉のような歌だなと感じました。

ENではアコギをもってラフな感覚でMCなどもあり(本編はMC無しでした)メンバー紹介を。キーボードの女性はバッファロードーターの人だったのですね。

最後は『E』がガツンと。やっぱりこの轟、カッコイイなと。上質なパフォーマンスを楽しんだ夜でした。

Set list

1. いつか / どこか
2. Helix / Spiral
3. Drop
4. Point Of View Point
5. Count Five or Six
6. I Hate Hate
7. Wataridori
8. The Spell of a Vanishing Loveliness
9. Tone Twilight Zone
10. Smoke
11. 未来の人へ
12. Surfing on Mellow Wave pt 2
13. 夢の中で
14. Beep It
15. Fit Song
16. Gum
17. Star Fruits Surf Rider
18. あなたがいるなら

EN
19. Breezin'
20. Chapter 8~Seashore And Horizon~
21. E

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by wavesll | 2017-10-27 07:32 | Sound Gem | Comments(0)

cero MODERN STEPS TOUR at Tokyo Studio Coast

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新木場スタジオコーストでceroをみれる機会に与かってきました。これがとても面白いライヴ体験で!

(I found it)Back Beardで始まり、Yellow Magus、Summer Soulと一気に場を持っていくの刺激を受けながら、数日前にスタジオコーストでみた相対性理論が後期フィッシュマンズの発展形ならばceroは初期フィッシュマンズの発展形に感じて。フィッシュマンズの香りのするグループが自分は好きで、今Tokyoでハイレベルな楽団が音を鳴らしているんだなぁと想ったのでした。

とは言え、ちょっと不安だったのは去年"Obscure Ride" Release TourをZepp Tokyoでみていたことから、単純にその繰り返しや想定の範囲内だったら物凄く傲慢な話"面白味に欠けるな"と想ってしまうかもしれない、と。舌が肥えすぎてしまってる贅沢な話なのですが><

しかし彼らはその期待と不安をすべて昇華してくれる新モードを鳴らしてくれました。
トランペットとボンゴ・パーカスが効いている編成がラテン・モードで。これまでの3曲も”なんかNYっぽい感じがする”と想っていたのですがElephant Ghostにサルサを感じ、"これは新しいフロンティア拓くのをみれるのかもしれない"とわくわくさせられて!

かと想うと新曲「ロープウェイ」の"人生の次のコーナーが来る"という詩が沁みて、沁みて。ceroのメンバーと自分は同世代なので、尚更同時代を生きる人の言葉がすっと入って、心象風景が開ける気がしました。

さっきNYラテン/サルサと書きましたが、このライヴでのceroのモードはラテン以外にもエレクトロな音像にも試みていて。新曲「よきせぬ」や「Exotic Penguin Night」の突き進む感じ、一番想起したのは2015年bandcampで聴いたサイケデリック・サルサのLa Mecánica Popularでした。

電化サルサ。2015年のceroはD'angeloを始めとするブラックミュージックを日本のPOP/ROCKとして咀嚼するという形で一つの時代のテーゼを示して。"シティ・ポップ"という一段の中でも一つ図抜けた作品をドロップし、時代の空気を醸造して。その"J-POPにおけるブラックミュージック"という稲穂は星野源が刈り取った気がしましたが、まるでR&Bブームから颯爽と脱皮したUAのようにシーンに滞らずに"次"を貪欲に模索するceroの姿勢に勇気づけられました。鳥の声のサンプリングなんかはChassolとの対バンからの影響かな?

そして荒内君の新曲がモロに中南米なグルーヴが効いていて!こりゃたまらん!中南米音楽やるにしてもクワイエットミュージック的なものでなくゴリゴリのグルーヴものを嚙み砕くのは格好いい。心躍らせ驚嘆しました。ゴリっとしたまま出すのがFreshで好い!

そして「街の報せ」。どこかXmas Songのような靜な美しさをもった名曲。
さらにアンコールの「Comtemporary Tokyo Cruise」の祝祭!まるで既に新年がやってきたかのような多幸感に手をあげ、祭り拍子に跳ねました!

この美しさと歌心が一本通っているからこそ、ブラックミュージックやラテンで肉付けしてもぶれずに、軽やかに時代を越えていくのだなと。World Happiness 2014で惚れたバンドは現在地でもときめきをもたらしてくれました。TOKYO2020へ向けて"今の東京の音"ってこれだと想います。みれたことに感謝。

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by wavesll | 2016-12-03 08:27 | Sound Gem | Comments(0)

『証明I』 相対性理論×オマール・スレイマン live at Studio Coast

新木場スタジオコーストに相対性理論 presents『証明I』をみにいきました。オマール・スレイマンも相対性理論もほぼ初!
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Sublime Frequencies: Omar Souleyman: Highway To Hassake (Folk And Pop Sounds Of Syria)


オマール・スレイマンえがったー!電化ダブケはシリアンEDM!ずっと生でみてみたかったんです。音も最初は水音の様なSEも入るし、大量の蛇たちが畝ってるかのよな旋律にOmarの歌が。どれもこれもExtended Mixで!こんなに踊りたくなる愉しい生エレクトロは日比谷野音でみたKonono No.1以来!ワールド・ビートにカラダ揺らしました!ずっと気合が入ってるのか入ってないのかみたいな感じで拍手を煽るのも可愛いオッサンだったwクラブでこれでガンガンに踊ったら気持ちいいだろうなー!

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そして相対性理論…!
今の理論ってこんな変貌を遂げていたのか!初っ端の『たまたまニュータウン』と『とあるAround』に度肝抜かれて。真部離脱後そんな追ってなかったからツインドラムになってるのも知らなかった。てかはちみつぱいリユニオンのフィッシュマンズみたいなハイレベルな音像!!ウィキペディアみたらZAKも関わってるのか!?吃驚しました。昔からLIVEはこういう音像だったのかな??いつかRSRでみたときは圧縮がすごくて音を味わうどころではなかったから←相対性理論は初生じゃなかったですね

バンドのサウンドがハイレベルすぎてプログレ版ベビメタというかまるえつの声が浮いてる感がかえって面白かったのですが、『人工衛星』とか『ふしぎデカルト』のような昔の曲の方がしっくり来るというか、最近の曲より歌が入ってくる、まつえつの才は複雑系だからこのシンプルさは今は違うし歌の引きの良さよりプログレッシヴなサウンドで魅せる方向へ進化するのもいいかもなと思っていました。ですが『弁天様はスピリチュア』で“やろうと想えばこれもできる”とみせつけられて。『ウルトラソーダ』も原点回帰的ですものね。地力あんなー!と想いました。

メンバーが登場しても静まり返る会場に“これが噂に聞く理論の聴衆か”と高まったし、MCの「どうだった?シリアの知り合い」は今夜のハイライト。『ケルベロス』のマペット振り付け可愛かったしサイリウム型のテルミン?みたいなのをいじるのが面白かったです。アンコールでチャイナ風からローブ風へ衣装が変わるとさらにライトセーバーっぽかったw ENの『天地創造SOS』も良曲だったけど年末近しと言うことで『GAIAにおねがい』やってくれてたらかなりジーンと来てたなぁ。

鈴木慶一やZAKの間柄を血肉化しめっちゃハイレベルなライヴバンドになっているのも良かったし、何よりオマール・スレイマンと2マンやってくれてありがとう、まるえつ!いい夜だった!
by wavesll | 2016-11-30 06:18 | Comments(0)

Sun Ra Arkestra featuring Marshall Allenを食うくらい日野皓正が良かった@Worldwide Session2016

Gilles Peterson presents WORLDWIDE SESSION 2016へ行ってきました!
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新木場Studio Coastに15:00過ぎに到着。InterFMのTokyo Moonで素晴らしい音楽を届けてくれている松浦俊夫さんのDJ、やっぱいいなぁ。

最初のライヴアクトはThe Miguel Atwood-Ferguson Ensemble。ヴァイオリンがリーダーの大人なスピリチュアルジャズ。上質なイヴェントが始まったなと言う感じ。最後は結構熱く盛り上がりました。

そして松浦さんのDJで高揚感が高まり、いよいよお目当て、Sun Ra Arkestra!
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最初は正直なところ、「まぁ、レジェンドだし、こんな感じか―。ちょっとぬるいけど、金管温泉に浸かってる感じでまぁいいかな。」とか想っていたのですが、ラスト3曲前とラス2で一気に宇宙へ!これだよ!これが聴きたかったんだ!最高のコズモだ★★☆★★!!!!!!

ラストの曲ではホーンセクションがフロアを練り歩く!すっげー楽しい!

そしてマエストロ、Marshall Allen。彼のプレイがまた粋で。ギターをジャカジャカやるみたいにサックスを弾き吹き鳴らすのもかっこいいし、縦笛型のシンセ?のコズミックな音色がまた絶品!後で調べたらなんと91才とのこと!こんなジジイになりてぇーー!やー、来た甲斐ありました。

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ジャイルスの鉄板DJは相変わらず最高!テノーリオジュニオールがかかったときには思わずにっこりしてしまいました。

そして今回嬉しいサプライズだったのが、トリを飾ったSOIL & "PIMP" SESSIONS にゲスト出演した日野皓正!彼と元晴、タブゾンビのトランペットとサックスの音色、まるでレーザー!

最強にトベるトーキョージャズ、魅せてくれました!日野さんの最後の曲は今日1,2を争うほどの感銘でした!

ラストは松浦さんに捧げた"Loud Minority"!!美しい感動がある、いいライヴイヴェントでした。また会いましょう!
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P.S.
今、Tokyo Moonを聴いてます。今夜は風呂浴びたら、Disco 3000を流しながら就寝しようと想います★


by wavesll | 2016-05-04 23:00 | Sound Gem | Comments(0)

バブルサッカーやってきた!

ミズノフットサルプラザBumBにてバブルサッカーをやってきました!
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案外バブルは重くて、10kgだそう。結構固い感じの張りのあるものでした。その中に入って5対5で3分間。これはね、面白かった!

プレーはこんな感じ。もうぶつかるのがデフォ。自分は最初のゲームではごっつぁんゴールを決められたのですが、普段の運動無し生活が祟ってその後はダメダメ。体動かなかったけど、それでも体動かすのは楽しいですね。

ゲームのスタート時とゴールが決まってからリスタート時は、両チームゴールラインに並んで、フィールド中央に置かれるボールへ突進するのですが、その時に相撲の立ち合いみたいにガーン!とぶつかるんですね。それがバブルサッカーの華というか、途中からみんなそれで盛り上がっちゃって、ボールそこのけでクラッシュに夢中になっている感もwこの音とかボールを蹴る音で音楽作ったら結構面白いかもしれませんw

大体みんな数ゲームやると疲れてきてて動きが省エネになるので、団子にならず最初よりもサッカーっぽくなったり、逆に完全に振り切って突進だけする奴とか出てきたり。バブルを使った生身のフットサルもやったんですが、あれはかなりのフリーキーさでしたねw

全然フットサルとかもやらない人間だったので異文化体験が面白かったですが、明日が怖いw明後日も(苦笑 風呂上りにバンテリン塗ったけどどうなるか…頑張ります。まぁ楽しい経験でしたw

なんとなくWANIMAの動画置いときますwこれ聴いてモード入れてトランスカルチャー体験してきましたwなんとなくバブルサッカーのイメージってこんな感じw

WANIMA 1st mini Album" Can Not Behaved!!Trailer


翌朝起きたら、バンテリンを塗ってなかった背中の中央のラインが筋肉痛に。アキレスみたいになってしまったwでも想ったより体楽でした。Vivaバンテリン。

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by wavesll | 2015-11-23 23:43 | 小ネタ | Comments(0)

cero "Obscure Ride" Release Tour 2015/07/12 @Zepp Tokyo

過日、お台場Zepp Tokyoで行われたceroのライヴツアーファイナルへ行ってきました。

ceroのライヴをみるのは今回が3度目で、一度は昨年のワールドハピネスで。そして二度目は今年の六本木ヒルズのJ-WAVEのイベントでした。

ワーハピで初めて生で見た時は、まるでペトリューシュカのような華々しく炸裂する音の波動にめちゃくちゃ昂奮させられ、今までいやに評判良かったけどみてきたYoutubeイマイチだったけど、このライヴは凄まじい!と舌を巻かされたものでした。

ただ、その後過去音源を聴いてもやっぱりなんかピンと来なくてもったいないなーと思っていたのです。そこにGWのイベントで再び見る機会があって、cero好きの子がよくカラオケで歌ってた最新ナンバーを聴けたのは楽しかったけれど、やっぱりあの嵐のワーハピで感じた歓びには届くアクトではなかったんですね。

ちょっとceroへの期待値が下がっていたところにドロップされた3rdアルバム、『Obscure Ride』。こいつが凄まじい名盤だったのです。まず楽曲の良さを伝えるだけの音像クオリティになっているのが今までのスタジオ・ワークとは違ってました。一曲目はあまりにD'angeloフォロワーに感じたけれど、アルバムverのYellow Magusが歌い方が黒くなっていて非常に感銘を受けました。そんなわけで、良くならないはずはないだろうという期待を持ってZepp Tokyoへ赴いたのです。

素晴らしい一夜でした。(セトリはこちらでみれます)

序盤、白熱灯で照らされるメンバー+コーラスの9人の姿は、古代の円形劇場でかがり火に照らされるアクトのような、超自然的な世界への入り口のようにも想えました。

そして音が最高!あのワールドハピネスで感じた炸裂するロック・オーケストラが打ち鳴らされて、やっぱこのバンドはいい音・でかい音で生で鳴らすのが段違いに真価を発揮するなと思いました。

今回、オブスキュアライドを聴きこんでの参加だったのですが(それにしてもアルバム聴きこんでのライヴなんていつ振りだろう?)、3rdはやっぱり1st、2ndとはだいぶ音の触感が変わっているのだなと思いました。黒いソウルなフィーリングが心地よかった。逆に1st、2ndの曲の祝祭性には吃驚するほど歓ばされました。ただ、その間をつなぐような曲があった方がガコン!という段差を感じずに良かったのでは、なんて思ったかな。cero好きの子は1stは親和性があって、2ndがどんと出てしまってたと言ってましたね。

歌詞の中で「天使」とか「神様」とか、「ラァアアヴ(Love)」とか聴くと想わずオザケンを想わされてしまいました。
私が大学生当時、下北のライヴハウスで開かれた一晩でオザケンの曲を全部かける"オザケンナイト"というイベントにいった時、一緒に行った30台後半くらいのブロガーの方が「Eclecticの曲は低音が効きすぎていてバランスがおかしい。不格好だ」と言っていて、自分はエクレク結構好きだったのですが、オンタイムでオザケンを体験してきたファンからするとこの変化は受け入れずらいとこあったのかな、と想ったものでした。

翻ってceroファンは3rdでの変化をどう感じているのかなとちょっと気になったなぁ。ただ、Jディラ、ディアンジェロといった黒さの入ったNeo JPopは、シティポップやら都市インディを構成する重要な潮流の一つだと想うので、ceroが時代の象徴部を走る楽団であることの旗印になっているような気もします。90 sフィッシュマンズに心酔した自分としては、フィッシュマンズフォロワーから脱したことは寧ろ好意的に感じました。

なんか別のミュージシャンでたとえる流れで不味いななんて思うのですが、みていて感じたのは、あぁ、今のceroの自分から見た立ち位置って、大学時代のくるりをみている感じによく似ているなぁ、なんて思いました。心情を乗せられる同時代のバンド。年がタメというのもあるのかもしれませんが、なんか、ほんと"今"を表すバンドだなぁ、なんて思います。音楽好きのバンドの中でも大衆性を持ち得るバンドというのはいいなぁ、なんて感じたなぁ。POPさがある。

なんて、色んな想念があふれ出ながらみたライヴでした。良いライヴをみると自分はなんか想念のフラッシュバックが起きるんですよね。フローに入るというか、脳が音楽であふれて、集中しているんだかしてないんだかわからなく、夢を見る様な、色んな思念のフラッシュバックが起きる。この夜もそんないいライヴ体験でした。

MCの事を話すと、今回のツアーはcero史上最長らしく、ラストのこのZepp Tokyo、完売だったそうです。かーなり混んでましたからね。途中でクラブみたいなライティングの演出もあって、みんなもっと気持ち悪く踊らねーかなとも思いましたが、混んでたし仕方ない。ハンズアップはかなりの人がしていました。

あと、ベースの厚海さんが今回に気合を入れてアフロにしたとか、『Summer Soul』がカラオケに入ったとか。ceroの歌はカラオケ映えしないらしいので、歌うには工夫してくれとの事でしたw

またヴォーカルの高城さんはZepp Tokyoでのナンバガの解散ライヴツアーに観に行ったらしく、そのことを何度もいうものだから、もしかしてSAPPORO OMOIDE IN MY HEADみたいに「今日はアンコールはありません」なんて言い出すんじゃないかと冷や冷やワクワクしていたのですが、なんとダブルアンコールで新曲まで披露してくれました。ただちょっとアンコール無しを期待していた自分は、アンコールはそこまでだったかなw

メンバーが「ceroが好きな人が全国津々浦々こんなにいるとは驚いた」と言っていましたが、それはCDがそこまで数出てないという事なのかなぁ。でも、ライヴは段違いに好いにしても今回のアルバムは十分楽しみきれるくらい音もいいし、後はもしかしたら売れ線なメロディの有無ぐらいかもなぁ、でもそれやっちゃうとセルアウトな感じになっちゃうよなぁ、なんて思います。

ちょっと思い浮かんだのは、フィッシュマンズが後期三部作をあれだけの質にするにあたって、専用スタジオでたっぷりと時間をかけて音作りが出来たからという逸話。どうでしょうか、カクバリズムさん★!
by wavesll | 2015-07-13 21:26 | Sound Gem | Comments(0)

HighApps 10 @Studio Coast感想

雪が降りしきり、電車が何度も止まりながらも新木場スタジオコーストで開かれたhigh apps 10へせっきぃと共に行ってきました。

いやー昨日は風が物凄かった。傘壊れちゃうし、差してても意味ないし。昨日出かけなければならなかった人にはお疲れといいたい。

14:00に中に入り、二階席で丁度真ん中の席を2つ取り、とりあえず長丁場に備える基地を確保。

サカナクション / avengers in sci-fi / LITE / SEBASTIAN X / Predawn / The Flickers / キドリキドリ / 奇妙礼太郎
ゲストアクト:bonobos / アルカラ
オープニングアクト:KANA-BOON / The Oral Cigarettes


という面子で、個人的にはサカナクションを初めてみるのが楽しみだったのと、LITE、奇妙礼太郎、bonobosなんかが楽しみだった。

オープニングアクトのThe Oral Cigarettesは日本的なアクのある節回しのバンド、KANA-BOONはThe Oral Cigarettesよりかは分かりやすいメロディのバンドで『ないものねだり』なんかはいいんじゃないかと思った。次のキドリキドリも含め、関西勢のバンドが場を暖めてくれた。

THE ORAL CIGARETTES『逆恨み小僧/mist...』

ないものねだり(short ver) / KANA-BOON

キドリキドリ / NUKE?

次のSEBASTIAN Xは90年代のガールポップバンドっぽい感じで振り袖姿で楽しいライヴをしてくれたが、どうもPAの具合なのか二階席だと高音が響きすぎて聴きずらい場面が多く、耳をふさぐくらいでちょうどいい音な位だった。

SEBASTIAN X / サディスティック・カシオペア

ここまで聴いてきて、自分の音楽的な趣味が中高生の頃とはだいぶ変わってきたのかなぁと思った。中高生やら大学生の頃は日本のロックバンドを死ぬほど聞いていたが、いわゆる日本的なロックの節回しが普通になってしまった。もっと新しい音を聴きたいなぁなんて思っていた。

そんな中、ギター一本で弾き語った奇妙礼太郎は逆にほんとにスタンダードに、単純にいい歌を届けていて好感が持てた。いい声と、いいメロディと、いい詞。曲中に赤いスイートピーとオーシャンゼリゼのソウルカヴァーも挟みつつ、『君が誰かの彼女になりくさっても』なんか沁みて、邦楽ポップミュージックとしていいなと思った。

奇妙礼太郎 - 君が誰かの彼女になりくさっても

LITEはマスロックバンドで、轟音のインスト曲を立て続けに鳴り鏤めていた。マスロック好きなんで、思わず下に降りて後ろの方で体を揺らしたり、跳ねながら聴いていた。周りの人たちはいまいちノリ方が分からなかったっぽかったが、インテリジェンスを感じさせるロックが非常に心地よかった。

LITE / bond

そして次に出てきたアルカラは何度か名前をみていたバンドだったが、とにかくオーディエンスの乗り方が半端無かった。残念ながらLITEなんか問題じゃなかったw今のキッズはこういうのが好きなんだなぁ。というかやっぱり10代はこういうわかりやすいロケンローが好きなんだなぁと、二階席から見ていた。

アルカラ - キャッチーを科学する

ここでbonobosの到着が雪で遅れているらしく、 avengers in sci-fiが先に出てきた。
下で見ていたのだが、音は面白いんだけど歌メロがイマイチな曲が多いなぁと思っていたのだけれども、『Sonic Fireworks』など最後の2曲はいい曲だなぁと思った。演出も面白く、レーザーで花火が打ちあがったり、星空が左右に動いたりして曲にあっていて良かった。こういうエレクトロニックミュージックとロックを合わせるバンドはそこそこいるけど、このバンドは人気もあるようだし、突き抜けた曲ができれば化けるかなと思った。今日初めて聞いた中では一番良かった。

観終わった後二階席へ戻りせっきぃに「なかなか良かったな」といったらやはり二階席では高音が響きすぎて聴きづらかったらしい。下で聴く分には高音の大きさはそこまで感じなかったから、スピーカーの上部から高音が、下部から低音が出るようになっているのかもしれない。

avengers in sci-fi / Sonic Fireworks
avengers in sci-fi / Yang 2

次に出てきたPredawnは、順番がついてなかった。ほのぼのとしたオシャレな曲調なのだが、avengers in sci-fiの後だとどうしても客が求める音とは違って、ぺちゃくちゃしゃべる声が聞こえてきていた。それでも、『Suddenly』辺りから徐々に自分のペースに持って行って、ふわふわしたMCも含めて客の心をつかんでいったのは流石だった。この子はこれからの子だなと思った。

Predawn / Suddenly

bonobosはいきなり『THANK YOU FOR THE MUSIC』から始まり、金管部隊も含めた編成で圧巻のバンドアンサンブルを聞かせてくれた。これはLITEのときも思ったけど、知らない曲だとオーディエンスが地蔵になっちゃうのは残念だなー。もっと踊れる曲もやってるのにと思っていたが、LIVE後半では横に揺れる客が増えていていい感じだった。あと『あなたは太陽』は成人式にはぴったりな曲だと思った。

THANK YOU FOR THE MUSIC
bonobos / あなたは太陽

ここで座りつかれたので下に降りてThe Flickersを観た。歌メロが念仏みたいな起伏のない感じのエレクトロロックだったけれども、音が若い感じで同世代には受けるのではないかと思った。最後らへんにやった『lovender』なんかはいいなと思った。このバンドもまさにこれからのバンドだし、メディア連中は結構注目してるっぽいからライヴでファンを増やしていってほしいなと思った。

The Flickers / lovender

そしてオオトリ、サカナクション。圧縮に乗ってモッシュピットへ行ってしまい。人並みに揉まれながらみたが、本日一番すごかった。何より、久しぶりにあの汗臭いモッシュピットで跳ねていると昔の感覚というか、あぁライヴに来たんだなぁという気になれた。

いきなり『バッハの旋律を夜に聴いたせいです』からスタートし、その後も『アルクアラウンド』など有名曲を連打する。最前付近だったのでしょうがないのだが、好きに踊れないのとみなで同じようなノリをしなきゃならない圧があるのはイマイチだったが、さすがのアクトだった。できれば一郎のように小躍りしながら聴きたかったがw

曲の繋ぎっていうか、クラブミュージックのようにビートが連続していて、ちょっと普通のロックバンドのライヴを観てる感じじゃないなとワクワクしていたら、途中で暗転し、光が着くとメンバーがサングラスをかけラップトップを並べてダンスミュージック風の『僕と花』が鳴らされて曲が展開し、その流れで『ネイティヴダンサー』が歌われた時は嬉しかった。あの曲好きだったから。ただ、サビの出だしの高音が聴こえなかったのはちょっとなという感じ。下で聴くと低音が大きくて高音が聞こえづらいのはスタジオコーストの仕様なのかなー、ちょっと残念だった。単純に声が出なかったのかもしれないが。

本編は『アイデンティティー』で爆発的に踊った後、「まだ踊れますか」というMCから『夜の踊り子』。これはヤバかった。このイベントは結局8時間近くやったのだけれども、セトリもフェス向けのものだったのかもしれない。シングル級の曲ばかりだった。

『夜の踊り子』で『本編は終了し、アンコール待ちの拍手になったので、一旦外に出て、コーラを飲んだ後後ろの方からみた。レーベルに関してのMCの後、新曲の『ミュージック』を演った。この曲も『夜の踊り子』のように最後に大サビが入る構成だったけれども、それまでがちょっと退屈かな、といった感じだった。これは聴きこめば良くなるかも知れない。

サカナクション - ミュージック (FM音源)

昨日はいろいろトラブルもあったし、色々文句はつけたけれども、やはりライヴは音の圧も違うし、いいもんだなと思えたイベントだったし、知らないバンドもいろいろ見れたので、来てよかった。 どのバンドもみるべきところはあった。

ただ、なんというか俺自身が年取ったんだなぁというのは如実に感じる一日ではあった。特に暑い感じのロックを久々に聴いて思った以上に乗れなかったのは年齢を感じた。とはいえ、今後も面白い音楽を探して聴いていこうとl強く思うライヴだった。
by wavesll | 2013-01-15 23:34 | Sound Gem | Comments(0)